代表取締役社長 室園康博氏
長期ビジョンでは利益を追求、CR設備や環境製品開発に投資
━足元の状況について。
昨年は、全体的に景気が回復したことに加え、巣ごもり需要もあり、PSの国内需要はコロナ禍前の2019年を上回る結果となった。しかし、今年に入ってから内需は前年割れが続いている。その要因として、食品包材以外の用途が落ちてきており、中でも半導体不足や部品不足により電気・工業用途の減少したことが大きい。日本家電協会の発表より、下期に家電需要が回復してくると予想しているが、足元では半導体や部品不足の解消も見られている。この分野が回復してくることにより、