三井化学 体温を感知する新素材、帽子のパーツに採用

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2022年10月5日

 三井化学は4日、ヒトの体温を感知して触れたカラダをやさしく包み込む新素材「HUMOFIT(ヒューモフィット)」が、帽子の製造・販売などを行うオーロラ(東京都渋谷区)の製品に採用されたと発表した。

 今回採用されたのは、オーロラが「Tokio hat(トーキョーハット)」ブランドで展開するバケットハットとキャップのスベリ部分。スベリとは、帽子内側のかぶり口にある、汗を吸収するように設計された帯状の部位のこと。体温で柔軟になりカラダの形状にフィットする「ヒューモフィット」を使用することで、スベリに温度調整機能を付与した。サイズのある帽子の革命的なパーツとして、利用者の頭に合わせてジャストフィットする帽子を実現した。採用製品は先月から全国の主要百貨店などで販売されている。

 トーキョーハットは、1892年に「日本人の頭に合わせたかぶり心地のよい帽子を作りたい」という渋沢栄一の理念の下に創業された日本初の製帽会社、「東京帽子株式会社」のブランドとして、日本の帽子文化の礎を築いてきた。オーロラが2007年、東京帽子の後身のオーベクスから同事業を継承した。