日化協 夏休み子ども化学実験ショー、4年ぶりに開催

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2023年7月6日

 日本化学工業協会は5日、小学生を対象とした化学実験体験イベント 「夏休み子ども化学実験ショー2023」(8月5~6日)を東京・科学技術館(東京都千代田区)で4年ぶりに開催すると発表した。

「夏休み子ども化学実験ショー」実験体験イベントの様子

 主催は「夢・化学-21」委員会(日化協、日本化学会、化学工学会、新化学技術推進協会で構成)で、化学企業や団体が出展し、化学を楽しく学べる計16のプログラムを実施する。事前登録制で参加費は無料。インターネットの専用ページから申し込みを受け付ける(今月31日午後5時まで)。なお、定員になり次第締切となる。

 「夏休み子ども化学実験ショー」は、子どもたちに〝化学のふしぎ、おもしろさ、たのしさ〟を体験してもらい、化学に興味をもつきっかけをつくることを目的に1993年から開催しており、今回28回目を迎える。

 実験体験イベントでは、出展する企業の研究者や大学の先生による指導のもと、貼り付けたらすぐにくっつく接着剤、本来は混ざらない水と油を混ぜる実験など、学校の授業では体験できない、自由研究にも生かせるバラエティに富んだ実験を用意する。

 実験には入場後に予約が必要な「当日予約イベント」と、予約なしで参加できる「自由参加イベント」がある。また、ステージイベントでは「なぜナニ化学クイズショー」を1日2回実施。学校や研究所の先生が実験を行いながら、途中でクイズを出題。参加者で答えを考えながら、化学を楽しく学べる。