【2020年 夏季特集】 三井化学代表取締役社長 橋本修氏

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2020年8月10日

新事業開発センターが始動、新体制で事業創出を加速

 ━事業環境の悪化で、業績に影響が出始めています。

 三井化学 橋本社長2019年度は、営業利益ベースでは、2年連続で1000億円を割り込む716億円という残念な結果に終わった。新型コロナウイルスの影響はまだそれほど大きくなく、米中貿易摩擦によるマーケット自体の潮目が変わったことが主な要因だ。

  2020年度に入ってからはコロナ禍に加え、原油・ナフサ価格下落の影響も出始めている。石化・基礎化学品を中心とする基盤素材事業では

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