ESG経営推進部長 西山宏喜氏/ESG経営推進部担当部長 三浦仁美氏
環境中期計画は前倒しで進捗、次世代の環境技術を社会実装へ
積水化学工業は2020年に「ビジョン2030」を策定し、環境や社会の課題解決に貢献することで収益を上げ、サステナブルな会社になることを掲げた。また、カーボンニュートラル(CN)に貢献する新技術として、次世代エネルギーでは「ペロブスカイト太陽電池(PSC)」、資源循環では「BR(バイオリファイナリー)技術」が注目を集める。いずれも2025年度の事業化に向けた取り組みが順調に進捗しており、同社が目指す2030年の業容倍増に寄与することが期待されている。ESG経営推進部の西山宏喜部長と三浦仁美担当部長に、環境中期計画(2020~2022年度)の進捗や、今後の展望などについて話を聞いた。
西山 こうした問題が発生したことで、欧州を中心に