インドの5月の汎用樹脂輸入

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2018年10月4日

 インドの5月のポリプロピレン(PP)輸入は前年同月比10.9%増の5万2200tとなった。国別ではシンガポールの同60.1%増の9600t、UAEの同42.7%増の9500t、サウジアラビアの

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ウレタン原料MDI 中国スポット市況は弱含み

2018年10月4日

 ウレタン原料であるMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)は、供給量の増加により中国スポット市況は弱含んでいる模様だ。足元では、ポリメリックは2000ドル程度、モノメリックは

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新第一塩ビ 塩ビ樹脂を22日出荷分から値上げ

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2018年10月4日

 新第一塩ビは3日、汎用・ペースト用など全ての塩化ビニル樹脂の売価格を、10月22日出荷分から一律15円/kg以上値上げすると発表した。

 同社は、原油・原料ナフサ価格の高騰により、今年4月に価格修正を実施した。しかし、その後も原料ナフサ価格の上昇基調は継続し、さらにはユーティリティや物流コストの上昇も続いており、事業収支は厳しい状況に置かれている。

 こうした中で、同社は引き続き全社をあげて合理化に取り組んでいるが、製品の安定供給体制を維持するため、採算是正を目的とした価格修正が必須と判断した。

日化協 7月の「日化協インデックス」をHPで公開

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2018年10月4日

 日本化学工業協会は化学産業全体を示す新たな指標となる「日化協インデックス」の公開を、3日から同協会の専用ウェブサイト(https://www.nikkakyo.org/basic/page/nikkakyo_index)で開始した。

 今回公表されたのは7月の指数で①「主要化学製品出荷指数」②「需要産業生産指数」③「企業業績指数」の3つの指数と、参考資料の「主要化学製品分野別出荷指数」。今までになかった化学産業全体を指し示すデータとして、化学製品の動向、顧客産業の状況、化学企業の業績の見地から、日化協が独自に関連公表データを集約して作成している。

 各月の指数は、季節変動などを考慮した3カ月の平均値(7月の数値は、5~7月の平均値を表したもの)で、2010年の平均値(全体を12で割ったもの)=「100」を基準に示されている。

 公開された指数を見ると、プラスチック、可塑剤、合繊原料、合成ゴムなど主要化学製品9分野33品目の動向を示す①では、7月は前月比0.3ポイント減の95.2となった。需要産業の季節変動を受けて出荷は2カ月連続のマイナスとなったが、振れを伴いながらも引き続き堅調に推移した。

 分野別では、合成染料、可塑剤、無機、塗料が前月から上昇し、化学肥料、合繊原料、界面活性剤のEO(エチレンオキサイド)、プラスチックが前月から低下した。一方、顧客産業の状況を示す②では、7月は同0.7ポイント増の99.5となり、4カ月ぶりにプラスに転じた。回復基調にはあるものの、わずかに前年を下回り頭打ちが感じられる。

 産業別では全分野で前月を上回り、特に電気、プラスチック、自動車、合成ゴムが好調を継続している。

 また、日化協会員企業30社の連結売上で見る化学企業の業績③によると、2Q(4-6月期)は汎用化学、特殊化学ともに1Q(1-3月期)を下回ったものの、指数は120近辺で推移。業績は国内外の堅調な市況に支えられ、頭打ち感はあるが好調を維持している。

 汎用化学は引き続き利益をけん引、原料高を売り値に転化しつつ、高稼働率も寄与して高収益を維持。1Qに大きく落ち込んだ特殊化学も、ほぼ前年並みに持ち直した。

 なお、「日化協インデックス」を閲覧するには、前出の専用ウェブサイトのURLを直接入力するか、日化協ホームページの上部にあるメニューバーから「日本の化学工業」→「その他経済指標」→「日化協インデックス」の順に選択すれは専用サイトにアクセスできる。

三井化学 3製品でグッドデザイン賞を初受賞

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2018年10月4日

 三井化学は3日、日本デザイン振興会が主催する「2018年度グッドデザイン賞」を、同社の3製品が受賞したと発表した。同社がグッドデザイン賞を受賞するのは初めて。

NAGORI樹脂製のビアタンブラー
NAGORI樹脂製のビアタンブラー

 受賞したのは、海のミネラルから生まれたイノベーティブ・プラスチック「NAGORI樹脂」、次世代アイウエア「TouchFocus」、体験型デジタルショーケース「Touch The TouchFocus」の3製品。このうちNAGORI樹脂とTouchFocusの2点は、今年度のグッドデザイン賞の中でも特に優れた100件のみが選ばれる「グッドデザイン・ベスト100」にも選出された。

 製品の独自性、提案性、審美性、完成度などを基準に、今年度のグッドデザイン賞は、全1353件が受賞した。なかでも「ベスト100」に選ばれるのは、今日のデザイン水準を高めるに相応しく、これからのモデルとなるデザインとして位置づけられるもの。同社2製品のデザインが高く評価された。なお、受賞した同社製品は、東京・大阪・神戸で展示される。

 ▼「私の選んだ1品2018-2018年度グッドデザイン賞審査委員セレクション」、日時:10月3日~11月4日、午前11時~午後7時、会場:GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区)、同社展示品:NAGORI樹脂とTouchFocus。

 ▼「『Living&Design』住まいと暮らしのリノベーション TOTAL INTERIOR」、日時:10月10~12日、午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで)、会場:大阪・南港ATCホール、展示品:NAGORI樹脂。

 ▼「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018-2018年度グッドデザイン賞受賞展」、日時:10月31日~11月4日、午前11時~午後7時、会場:東京ミッドタウン(東京都港区)、展示品:受賞3製品。

 ▼「GOOD DESIGN AWARD 神戸展」、日時:11月23日~12月24日、会場:神戸ファッション美術館(兵庫県神戸市東灘区)、展示品:NAGORI樹脂とTouchFocus。

ソルベイ PARA樹脂が頸椎前方固定術用器具に採用

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2018年10月4日

 特殊ポリマーの世界的サプライヤーであるソルベイはこのほど、同社の「Ixefポリアリールアミド(PARA)樹脂」により、頸椎前方固定術用の新しい単回使用器具キットが開発されたと発表した。

 脊椎手術機器に特化した医療機器メーカーのインテリジェント・インプラント・システムズ社が開発した「MEDIANTアンテリア・サービカル・プランティング・システム」に採用された。

 IxefPARAは、高い剛性と強度を持ち、耐ガンマ線滅菌、生体適合性が特長。同製品を採用したMEDIANTシステムは、手術室の機能性を高め、現場での滅菌処理を不要にし、感染リスクを低減させる。

 インテリジェント・インプラント・システムズ社のマーク・リチェルソフ社長兼CEOは「『Ixef GS-1022PARA』の優れた剛性と成形性が、器具の製造には不可欠だった」と述べている。

 Ixef GS-1022PARAでは、オウルとピンスクリュードライバーハンドル、測定キャリパー、ロッキングプライヤーハンドルが、インテリジェント・インプラント・システムズ社のキットに組み込まれている。

 この樹脂は耐衝撃性に優れているため、初期のオウルでの設計で使われる予定だった、金属受座も不要になった。これによりコストが削減され、器具の製造と組み立てが簡素化されることで、単回使用器具の経済性がさらに向上した。

クラレ 企業広告キャンペーンCMの第2弾を放映

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2018年10月4日

 クラレは企業広告キャンペーンの一環として、新テレビCMを10月1日からオンエアした。今年スタートした「クラレの真ん中(ハート)を知る時が来た」をメインコピーとする、企業広告の第2弾。引き続き、米国人女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんが同社の社員役を演じる。

 CMでは、クラレという会社の真ん中、つまり社員1人1人の心(ハート)の中にある「自分たちが生み出した素材のチカラで地球、人間、社会に貢献したい」という熱い思いを、シャーロットさんが他の社員と触れ合う過程で見つけていく。

 今回は「食品ロス」編。会社帰りにクラレ社員のシャーロットさんと松本麻衣さんが焼肉店で食事をする。松本さんは、「食品ロスを素材のチカラでなくしたい」という仕事にかける熱い思いをシャーロットさんに打ち明ける。それが松本さんの「真ん中」だと気づいたシャーロットさんは「クラレハート」を手に、「それが麻衣の真ん中なのね」と笑顔で応える。

 このキャンペーンでは、クラレグループが事業を通じて環境・社会問題の解決に貢献していることを理解してもらうとともに、グループ全体が、そんな熱い思いを持った「人」の集まりであると知ってもらえることを願っている。

 第1弾では、クラレ社員になったシャーロットさんが、自分が入社した会社がいちばん大切にしているものを知るために、岡山県倉敷市にある同社の「くらしき研究センター」を訪れるという内容だった。

OPPフィルム 8月の国内出荷は2カ月連続で増加

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2018年10月4日

 日本ポリプロピレンフィルム工業会がこのほど発表した需給実績によると、8月のOPP(延伸ポリプロピレン)フィルムの国内出荷は前年同月比6%増の1万9000tとなり、2カ月連続でプラスとなった。

 用途別では、

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宇部興産 組織改正(10月1日)

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2018年10月4日

 [宇部興産/組織改正](10月1日)【化学カンパニー】▽化学生産本部①宇部ケミカル工場▽「化成品製造部」の「工薬製造グループ」を「ファイン・工薬グループ」に改称する▽「化成品製造部」 の「ラクタム・工薬生産技術グループ」を「ケミカル生産技術グループ」に改称する▽「機能品・ファイン製造部」を「機能品製造部」に改称する▽「機能品・ファイン製造部」の「ファイン・高純度製造グループ」を「高純度製造グループ」に改称する▽「機能品・ファイン製造部」の「ファイン・高純度生産技術グループ」を「高純度生産技術グループ」に改称する②千葉石油化学工場 ▽「品質管理グループ」を新設する【エネルギー・環境事業部】①「企画管理部」の「西沖石炭火力推進プロジェクト」を廃止し、「技術・環境安全部」に「コールセンター事業再編プロジェクト」を新設する②「技術・環境安全部」のバイオマスグループを廃止し、「再生エネルギー事業推進プロジェクト」を新設する。