米国WTI原油価格は24日、
24日のWTI価格
2018年8月28日
2018年8月28日
2018年8月28日
2018年8月28日
昭和電工は27日、次亜塩素酸ソーダの国内販売価格を、10月1日納入分から6円/kg以上値上げすることを決定し、ユーザーと交渉を開始したと発表した。
次亜塩素酸ソーダは、水道水・プールの殺菌消毒や紙・パルプの漂白などに使用される、ライフラインには必要不可欠な工業薬品。同社のソーダ電解事業は、原料価格、エネルギー・電力コストの上昇により、長期にわたり厳しい状況が続いている。
さらに、安全・安定供給の実現に不可欠な物流面でも人件費・燃料価格上昇に伴い収益が悪化している。こうした中で、今後も同製品を安全・安定に供給するとともに事業の維持継続を行うには、自助努力によるコスト削減に加えて、コストアップ分の一部を価格転嫁せざるを得ないとの結論に至り、今回の価格改定を実施する。
2018年8月28日
星光PMCの滝沢智社長は、27日に開催した2018年1―6月期の決算説明会で、今年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画「CS VISION‐Ⅱ」について、売上高・営業利益ともに目標が未達になる見通しを示した。
その要因として、滝沢社長は「足元の厳しい原料動向に加え、計画通りの拡販ができなかった」ことを挙げた。その一方で、前中計の業績に比べると「営業利益水準については、大幅なレベルアップができた」と手応えを口にした。
現中計の最終年度の売上高目標は272億円、営業利益目標は22億円。これに対し、通期の売上高見通しは前年比4%増の259億円、営業利益は10%減の20億円を見込む。
一方、1―6月期は売上高が前年同期比7%増の126億円、営業利益は同3%減の10億円。営業利益は金額では前年同期に比べ3400万円の減益となった。
増益要因として
2018年8月28日
コベストロジャパンは、東京都千代田区の科学技術館で22日に開催した、夏休みの子ども向けイベント「学びのフェス2018夏」に出展し、科学実験教室「身の回りの化学を見つけよう」を実施した。
体験授業は、化学結合の話に始まり、ポリウレタンの断熱性や柔軟性、軽量などの特性を体感する三つの実験を行った。断熱性を比べる実験では、温めたホットプレートの上にポリウレタンと他の素材を置き、それぞれの上に氷を載せて、どちらが早く溶けるかを観察。ポリウレタンの上の氷が全く溶けないなど、子どもたちはポリウレタンの特性を体感した。
同社は2010年から、生産工程でのマイクロプラスチック流出防止を目標とした社内キャンペーンを始めている。この活動の一環として、海洋ごみ問題に関する絵本「Bright Minds for a Brighter World(豊かな心で世界を明るくより良い場所に」を作成した。
わかりやすい内容で、子どもたちに海洋ごみの現状を伝え、3R(リユース、リデュース、リサイクル)の実施を促すことが目的。6月に完成した日本語版を、今回のフェスで子どもたちに配布した。
また今月4~5日には、川崎市のかながわサイエンスパークで開催した、子どもたちのための体験型科学・ものづくりイベント「第15回かわさきサイエンスチャレンジ」に、同社グループが会員となっている日本ウレタン工業協会が協賛した。
体験教室では、未就学児も遊べるスポンジプールや、ウレタンフォームを使ったマイスタンプとマイコースター作りのコーナーを提供し、ウレタンフォームを広くアピールした。
2018年8月28日
2018年8月28日
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はこのほど、AIの社会実装を進めることを目的に、優れたAIベンチャー企業の研究テーマ6件を採択したと発表した。
全国から応募のあった30件の研究テーマの中から、書面による一次審査と、プレゼンとデモンストレーションによるコンテスト方式の二次審査を行い、2件の共同研究を含む6件(7社1大学)の研究テーマを選定した。今後、各者はマテリアルズ・インフォマティクス、ロボット、細胞診断といった、AIを活用した各々の研究テーマの完成・実現に向け、二年間を上限とした研究開発に取り掛かる。
同事業は政府の「人工知能技術戦略」を踏まえたもの。NEDOは、同戦略の重点3分野「生産性」「健康、医療・介護」「空間の移動」でのAI社会実装を加速し、AIベンチャー企業の市場参入を促進するため、ベンチャー企業が参入しやすい公募事業の実施に取り組んでいる。
2回目の公募となった今年度は、「生産性分野」から最優秀賞1件と審査委員特別賞3件、「健康、医療・介護分野」から最優秀賞1件と審査員特別賞1件の研究テーマを採択した。
昨年度の実施では、委託企業が東京圏内に偏るという課題が浮かび上がってきた。「日本全体の産業力向上を考えると、全国さまざまなところからベンチャーが立ち上がってほしい」(NEDOロボット・AI部の渡邊恒文プロジェクトマネージャー)との思いから、今年度は仙台、名古屋、大阪、福岡の地方都市でも応募促進イベントを開催。今回は東京圏内に加え、愛知県と島根県のベンチャー企業も選ばれることとなった。
NEDOは同支援事業以外にも多くのベンチャー委託事業を手掛ける。渡邊プロジェクトマネージャーによると、地方都市としては福岡市でのベンチャー企業がかなり活性化している印象があり、また大学周辺でいえば、金沢工業大学や奈良先端科学技術大学院大学を中心とする地域で、ベンチャー企業の動きが盛んだという。
今年度の研究テーマが採択された企業は、「DeepX」(東京都)、「PuRECおよび名古屋大学」(島根県・愛知県)、「MICIN」(東京都)、「IDECファクトリーソリューションズおよびRapyuta Robotics」(愛知県・東京都)、「MI‐6」(東京都)、「ロックガレッジ」(茨城県)の7社1大学。
2年間の研究開発の後、各者の成果を踏まえた上で、NEDOはベンチャー企業間のマッチング、さらには他業種企業とのマッチングまで支援していく。
2018年8月28日
2018年8月27日
2018年8月27日