JXTGホールディングス 関係会社2社が吸収合併

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2018年12月25日

 JXTGホールディングスはこのほど、JXエンジニアリング(横浜市中区)と新興プランテック(横浜市磯子区)の経営統合について、最終的な合意に達したと発表した。

 同社が主要株主の新興プランテックを吸収合併存続会社、子会社のJXエンジニアリングを吸収合併消滅会社とする吸収合併により、両社を経営統合する。

 JXエンジニアリングの普通株式をもつ株主には、同社の普通株式一株に対し、新興プランテックの普通株式9.2株を割り当てる。合併により交付する株式数は、794万1072株の予定。

 同日開催の各社の取締役会決議に基づき、3社間で経営統合契約を、JXエンジニアリングと新興プランテックとの間で吸収合併契約をそれぞれ締結した。

 新会社は7月1日に発足する予定で、名称は「レイズネクスト」。本社は新興プランテックの所在地とし、社長には同社の吉川善治社長が就任する予定。

 統合新会社は経営統合後、JXエンジニアリングの技術力と新興プランテックの営業チャンネル、施工管理能力、協力会社ネットワークを統合することによる競争力の向上などを通じて、事業規模の拡大とスケールメリットによる利益率の改善を図る。これにより、2025年3月までの累計で、統合効果として売上高200億円以上、経常利益20億円以上の実現を目指す。

 3社は9月28日に「経営統合に関する基本合意書」を締結し、協議を進めてきた。今後はJXエンジニアリングと新興プランテックの臨時株主総会での承認と、関係当局からの許認可の取得を経て、経営統合となる。

 なお、同日付のプレスリリースでは、統合期日(効力発生日)を2019年4月1日の予定としていたが、統合に向けた準備期間を確保することが望ましいと判断し、各社の取締役会の決議によって、同年7月1日になった。

三菱ケミカル 子会社2社を合併し樹脂加工の事業基盤を強化

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2018年12月25日

 三菱ケミカルはこのほど、グループ会社の油化電子(東京都中央区)とダイアモールディング(滋賀県長浜市)が来年4月1日付で合併し、「MCCアドバンスドモールディングス」として発足すると発表した。合併後の本社は油化電子の所在地とする。

 油化電子はカーボンナノチューブ応用部品などの精密電子機構部品、歯科・医療検査容器などの成形部品、カラープリンター中間転写ベルトなどを含めた機能フィルム、LEDモジュールを中心とした光学部品など、幅広い事業を展開している。

 一方、ダイアモールディングは自動車・車載分野と家電分野で、射出成形部品を金型開発から成形・塗装・組み立てまで一貫した生産体制のもと、加飾技術を強みとして高品質な製品を製造している。

 両社の事業を統合することで、油化電子の強みである高分子複合技術・精密加工技術・高機能化技術に、ダイアモールディングが強みとする製造管理技術・加飾技術を融合し、プラスチック加工業界で確固たる地位を確立する。

 さらに顧客の要望に応えるソリューションを提供し、三菱ケミカルグループのフォーカスマーケットであるモビリティやメディカルなどの分野で、付加価値の高い製品を中心に事業基盤のさらなる強化を図る。

 

三菱ケミカル 人事(2019年2月1日)

2018年12月25日

[三菱ケミカル・人事](2019年2月1日)▽高機能成形材料部門炭素繊維複合材料本部本部長付佐々木晋▽三菱ケミカル・カーボンファイバーアンドコンポジッツ社社長尾関正芳▽高機能成形材料部門炭素繊維複合材料本部炭素繊維複合材料事業部長伊吹努(2019年3月1日)▽高機能成形材料部門炭素繊維複合材料本部戦略調整室長奥野雅哉▽解兼同部門同本部同室長、同部門同本部コンポジット製品事業部長宮北憲治。

 

積水化学 東京工場跡地で進めるまちづくりの名称を決定

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2018年12月25日

 積水化学工業は21日、同社の東京工場跡地(埼玉県朝霞市)で進めるまちづくりについて、まち全体の名称を「あさかリードタウン」、戸建て街区を「スマートハイムシティ朝霞」に決定したと発表した。

 同社は今年5月に、「SEKISUI Safe & Sound Project」を公表し、住宅ブランド「セキスイハイム」による約130戸の戸建て住宅分譲、集合住宅、商業施設などからなるまちづくりに取り組んでいる。

 来年春に戸建て住宅の分譲を開始し、2020年度を目途に同まちづくり全体の完工・まちびらきを予定している。

 名称の「リードタウン(Leadtown」とは、「~へ導く」を意味する「Lead to」と「town」を掛け合わせた造語。地域や居住者の暮らしを今よりも一歩リードできる街を目指したいとの思いから、「あさかリードタウン」と命名した。

 また、「Lead」は、同まちづくりの4つの特長を表すキーワード「Leaf:緑と暮らせるまち」「enjoy:愉しく過ごせるまち」「always:いつまでも安心を目指すまち」「days:毎日守られたまち」の頭文字でもある。

 朝霞市は第5次朝霞市総合計画で、「自然・環境に恵まれたまち」「子育てがしやすいまち」「安心・安全なまち」「つながりのある元気なまち」という4つの基本概念を掲げている。

 積水化学は、4つのキーワードにそって、緑被率25%以上の確保、3つの公園を設置、大型商業施設を誘致、保育所の設置、災害に強い地下インフラの整備、タウン&ホームセキュリティへのIoT先端技術導入などを行い、朝霞市の基本概念の実現を目指す。

 なお、今回の発表に合わせ、「あさかリードタウン」専用ウェブサイト(http://www.bunjou816.jp/file/asaka/)の公開をはじめた。

 

チッソ 後藤社長が退任し新社長に木庭竜一氏を選任

2018年12月25日

 チッソは21日、同日開催した取締役会において、後藤舜吉社長から同日付をもって一身上の理由により代表取締役社長及び取締役を辞任したい旨の申し出を受理し、木庭竜一代表取締役の社長職選任を決議したと発表した。

アジア石化市況 エチレン続落で840ドルに

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2018年12月25日

 アジア地域の石化市況では、エチレンが2週連続で下落し、12月第1週は840~900ドル/tでの取引となった。前週から下値で60ドル安、上値で100ドル安と、下値は2016年2月以来となる800ドル台となった。

 米中貿易摩擦による中国の経済減速に加え、世界景気も不安視されており、需要家の購買意欲が萎んでいる状況だ。ナフサとのスプレッドも

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