ダイセルの3月期 市況と価格是正で計画超える増収増益

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2022年5月12日

 ダイセルは11日、2022年3月期の連結業績を発表した。売上高は前年比19%増の4679億円、営業利益は同60%増の507億円、経常利益は同65%増の573億円、純利益は同59%増の313億円だった。

 決算会見で杉本幸太郎代表取締役専務執行役員は「需要回復に

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デンカの3月期 スペシャリティー事業成長で過去最高益

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2022年5月12日

 デンカは11日、2022年3月期の連結業績を発表した。売上高は前年比9%増の3848億円、営業利益は同16%増の401億円、経常利益は同14%増の365億円、純利益は同14%増の260億円となり、それぞれ最高益を更新した。

 同日開催した決算会見で、今井俊夫社長は「全般的な

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昭和電工の1-3月期 原材料価格の高騰などで減益に

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2022年5月12日

 昭和電工は11日、2022年12月期第1四半期(1-3月期)の連結業績を発表した。売上高は前年比9%減の3080億円、営業利益26%減の154億円、経常利益21%減の199億円、純利益63%増の84億円となった。

 決算会見において染宮秀樹常務執行役員CFOは「売上高は、

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日本プラ板協会 2月の出荷、硬質PVC平板が好調

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2022年5月12日

 日本プラスチック板協会はこのほど、ポリカーボネート(PC)と硬質塩化ビニル(PVC)の平板・波板の2月の需給実績を発表した。それによると、2月の生産はいずれも前年同月を1割弱から2割程度下回った。出荷は、

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クボタケミックス 塩ビ管とポリオレフィン管類を値上げ

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2022年5月12日

 クボタケミックスは11日、塩化ビニル管およびポリオレフィン管類について、6月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、塩ビパイプ類、ポリオレフィンパイプ類が「20%以上」、継手類全般、その他樹脂関連製品が「10%以上」。

 ウクライナ問題を契機に原油・ナフサ価格が一段と騰勢を強めていることに加え、エネルギーコストや運賃の上昇も続いている。こうした中、国内樹脂メーカー各社は、昨年来4度目となる樹脂の値上げを打ち出した。

 同社は、今年2月の価格改定に続き、短期間で再値上げすることは市場や顧客への影響が大きすぎると考え、樹脂値上げの回避に向けメーカーと交渉を続けてきた。しかし、原料調達面に支障が出始めたことから、製品の安定供給を優先し、やむなく値上げを受諾した。さらに、その他の素材価格や物流費なども引き続き上昇が続いている。同社は、こうしたコスト上昇が自助努力で対応できる限界を遥かに超えていることから、価格改定を決定した。

DIC 6月1日からPSとスチレン系製品を値上げ

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2022年5月12日

 DICは11日、ポリスチレン(PS)製品およびスチレン系製品について、6月1日納入分から値上げすると発表した。対象製品は、「ディックスチレンGPPS」「ハイブランチ」「ディックスチレンHIPS」「エラスチレン」で、改定幅は各製品とも「45円/kg以上」となっている。

 昨今の原油価格の上昇に伴い、国産ナフサ、ベンゼン、原燃料の価格高騰が進み、PSの原料調達価格と生産コストが上昇している。同社は、引き続き自助努力による吸収を続けてきたが、原材料価格などの上昇を吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給と事業継続を図るために価格改定が避けられないと判断した。

昭和電工 アンモニアを値上げ、コスト上昇に対応

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2022年5月12日

 昭和電工は11日、アンモニアの国内販売価格について、5月20日納入分から値上げすると発表した。対象製品および改定幅は、液化アンモニア(タンクローリー)、液化アンモニア(ボンベ)が「48円/kg以上」、アンモニア水(25%濃度)が「12円/kg以上」。

 アンモニアを取り巻く事業環境は、昨今の原燃料高を背景とした原材料や電力コストなどの高騰により、厳しい状況が続いている。同社は、製造原価の低減、経費の削減や物流の効率化などのコスト削減に努めてきたが、今後も安定生産と安定供給を維持するためには、値上げせざるを得ないと判断した。