BASF 堆肥化可能な食品用紙製トレーを共同開発

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2022年7月25日

 BASFはこのほど、食品パッケージメーカーのコンフォイル社(オーストラリア)と、堆肥化可能な認証済みの、電子レンジ・オーブン対応の紙製食品トレーを共同開発したと発表した。紙トレーの内側をコーティングしているBASFの「エコバイオ PS 1606」は、紙や厚紙製の食品パッケージ用に開発されたもので、部分的にバイオベースで、堆肥化可能な認証を受けている。

共同開発した紙製トレー「デュアルパックエコ」

 今回共同開発したトレー「デュアルパックエコ」は、

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ダイセル 世界最小径のナノダイヤモンド温度計測に成功

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2022年7月25日

 ダイセルおよび京都大学はこのほど、独自に開発したシリコン‐空孔(SiV)中心を含む爆轟ナノダイヤモンドを用いて温度感度測定の実証に成功したと発表した。

SiV中心爆轟ナノダイヤモンド 発光スペクトルを測定し、発光の中心波長の温度依存性を調べる

 今回用いたナノダイヤモンドの粒径は20で、

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三井化学 海水由来のミネラル含む新素材、食器に採用

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2022年7月25日

 三井化学が開発した、海水から抽出したミネラル成分を配合する新規複合材「NAGORI(波残:なごり)」が、石川樹脂工業(石川県加賀市)の食器ブランド「ARAS(エイラス)」に採用された。同ブランドのサステナブルコレクションとして、「深皿スクープ 海水」と「大皿ウェーブ 海水」の2種類が、今月20日から同ブランド公式オンラインショップで販売されている。価格はどちらも5500円(税込)。

「NAGORI」樹脂で作った「深皿スクープ 海水」(左)と「大皿ウェーブ 海水」。海水由来のミネラル成分を50%以上配合した

 「NAGORI」の開発は、

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日本ゼオン リーフアルコールの能増が完了、竣工式を開催

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2022年7月25日

 日本ゼオンは22日、水島工場(岡山県倉敷市)で進めていた合成香料の主力製品であるリーフアルコールの能力増強工事が完工し、同日竣工式を開催したと発表した。今後、試運転を行い9月からの本格生産を予定。同製品の年間生産能力は1600tに拡大することになる。

 リーフアルコール(シス‐3‐ヘキセノール)は、

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ダウ日本 パトリック・マクラウド氏が社長に就任

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2022年7月25日

ダウ・東レCEOと兼務、ワンチームで成長促進

 ダウ・ケミカル日本は20日、7月1日付でダウ・東レの会長兼CEOと兼務する形で就任した、パトリック・マクラウド社長の会見を開催した。マクラウド氏は1987年に英国ダウコーニングに入社。以来シリコーンビジネスに関わり、2016年にダウ・コンシューマーソリューションズ事業部ビジネスディレクター、2020年から東レ・ダウ会長兼CEOを兼務してきた。

マクラウド社長(左)と桜井前社長

 マクラウド社長は、

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東ソー ペースト塩ビ樹脂を値上げ、安定供給を維持

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2022年7月25日

 東ソーは22日、ペースト塩ビ樹脂について8月22日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、ホモポリマーが「40円/kg以上」、コポリマーが「50円/kg以上」。

 ロシアのウクライナ侵攻以降、燃料価格の上昇によりユーティリティコストの高騰・高止まりが続き、またコポリマーの原料である酢酸ビニルの価格も上昇しており、事業採算の確保が極めて困難な状況が続いている。

 同社は、こうしたコストの増大がこれまでの価格改定後の水準を遥かに超越したものとなっていることから、安定供給継続のために、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

三井化学 ハイドロキノン値上げ、国内市場へ安定供給

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2022年7月25日

 三井化学は22日、ハイドロキノン(HQ)の国内向け販売価格を8月1日出荷分から「370円/kg」値上げすると発表した。HQはアクリル酸やMMAモノマー、アクリロニトリルの重合禁止剤やゴムの添加剤などの需要が着実に伸長している。

 一方、供給面ではカテコール需要の低迷によりカテコール併産法メーカーの供給が伸びず、需給バランスがタイト化し、アジア市況は上昇している。需給のタイト感は当面継続する見込みであることから、同社は国内市場への安定供給を継続するため、価格改定に踏み切った。

ダイセル 人事(2022年9月1日)

2022年7月25日

[ダイセル・人事](9月1日)▽事業支援本部総務・秘書グループ主任部員木林宏之▽同本部人事グループ人財開発・労政チーム主席部員寺田圭司▽チェーンプロダクションカンパニー姫路製造所網干工場総務部主任部員兼マルチプルプロダクションカンパニー姫路製造所広畑工場総務・安全環境グループ主任部員伊藤善智。

三井化学 メタ・パラクレゾール値上げ、ナフサなど高騰 

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2022年7月25日

 三井化学は22日、メタ・パラクレゾール(MPCR)を8月1日出荷分から「キロ55~210円/kg」値上げすると発表した。

 MPCRの主原料であるナフサ価格は、2Q(4-6月期)は8万6500円/klに上昇することが確実視されており、その後も高止まりが見込まれている。また、重油や液化天然ガス(LNG)の価格も高騰しており、用役費や副原料価格も大幅に上昇している。加えて、労働力不足・働き方改革などに起因する修繕費・物流関連費用の上昇、鋼板価格の上昇に起因する包材価格の高騰などもあり、コスト上昇が著しい。これらのコストアップは同社の合理化などによる自助努力だけでは吸収できないことから、製品の安定生産・安定供給継続のために、価格改定せざるを得ないと判断した。

旭化成 人事(2022年8月1日)

2022年7月25日

[旭化成・人事](8月1日)▽延岡支社環境安全部長竹本欣弘【環境ソリューション事業本部】▽セパレータ事業統括部セパレータ事業企画部事業開発室長西本淳▽解兼(同)、同事業統括部同部長兼同事業統括部同部業務室長兼同事業統括部同部連携推進室長小野寺隆浩【モビリティ&インダストリアル事業本部】▽機能性コーティング事業部新規事業開発グループ長東孝一郎▽解兼(同)、同事業部長狭間洋▽同事業部日向化学品工場長宮元重昭【ライフイノベーション事業本部】▽ロイカ事業部ロイカNEXT50プロジェクト長、同事業部長神山剛啓▽企画管理部繊維企画管理室長北江京子▽同部長付渡部孝広▽技術開発総部サステナビリティ推進部長丸山睦弘▽解兼(同)、企画管理部サステナビリティ統括室長津端敏男▽生産基盤統括部環境安全第一部長大野茂▽同統括部同部付山口正夫▽同統括部製造技術推進第一部長、製造統括本部製造企画部製造第二グループ長佐橋康也▽生産基盤統括部製造技術推進第一部金子靖(1日)【旭化成アドバンスベトナム】▽社長山崎博▽退任(同)小原和幸。