日鉄ケミカル&マテリアル 人事(4月1日)

2019年3月14日

[日鉄ケミカル&マテリアル・人事](4月1日)▽人事部長菊本信治▽同部人事グループリーダー浅沼道雄▽経営企画部長前川晋▽同部ゼネラルマネジャー平戸靖浩▽知的財産部長小林朗▽プロセス技術部広畑勤務堀部和義▽コールケミカル事業部ガス部長大村晋▽化学品事業部副事業部長同事業部化学品第二部長兼務斉藤摂▽同事業部化学品第一部長兼務東京勤務、出向NSスチレンモノマー落合哲二▽機能材料事業部機能材料事業企画第一部長荒井昭平▽機能材料事業企画第二部長戸早孝之▽マイクロン事業部担当部長中村幸弘▽同事業部製造部長矢木克昌▽コンポジット事業部コンポジット部長杉山哲也▽同事業部担当部長樋田俊一▽総合研究所副所長同研究所研究企画部長兼務上村賢一▽同研究所基盤技術センター長木更津勤務清水健博▽同研究所回路基板材料センター長同勤務松下祐之▽同研究所プロセス開発センター長戸畑勤務吉田智昭▽同研究所同センター同勤務竹内玄樹▽九州製造所総務部長守田和彦▽広畑製造所長長嶋一郎▽出向西部タンカー東京勤務小早川俊雄。

ダイセル 組織改正(4月1日)

2019年3月14日

[ダイセル/組織改正](4月1日)▽新事業開発室製剤ソリューションズグループに「販売チーム」と「テクニカルマーケティングチーム」を新設する。

日本化学工業協会 「価値協創ガイダンス」に関する勉強会を開催

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2019年3月14日

 日本化学工業協会のSDGs部会は8日、都内において「価値協創ガイダンス」についての勉強会を開催し、関係者約90名が参加した。

 「価値協創ガイダンス」とは、企業と投資家を繋ぐ〝共通言語〟であり、経済産業省に設置された「持続的成長に向けた長期投資(ESG・無形資産投資)研究会」における検討に基づいて策定された。

 企業(企業経営者)にとっては、経営理念やビジネスモデル、戦略、ガバナンスなどを統合的に投資家に伝えるための手引となり、投資家にとっては、中長期的な観点から企業を評価し、投資判断やスチュワードシップ活動に役立てるための手引となる。

 経済産業省経済産業政策局産業資金課の中野真吾総括補佐が「企業と投資家の建設的な対話の促進に向けて」をテーマに講演。中野総括補佐は「日本政府はインベストメント・チェーン(投資の連鎖)にフォーカスし全体最適化を図っている」とし、ガイダンスの内容などについて説明した。

 ガイダンスには6つの要素として、①価値観②ビジネスモデル③持続可能性・成長性④戦略⑤成果と重要な成果指標⑥ガバナンスがある。

 中野総括補佐は、「重要なことは、

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旭化成 2019年キャンペーンモデルに17歳の谷口さんを起用

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2019年3月14日

 旭化成は13日、「2019年旭化成グループキャンペーンモデル」に、谷口桃香(たにぐち・ももか)さんを起用することを決定したと発表した。

 谷口さんは滋賀県出身の17歳。身長162㎝、バスト74.5㎝、ウエスト56㎝、ヒップ86㎝。特技はスケート、好きな食べ物はうどん、肉、ジンジャエール。

旭化成 キャンペーンガール
谷口桃香さん

 同社は1976年から毎年キャンペーンモデルを起用し、初代のアグネス・ラムさんをはじめ、松嶋菜々子さん、片瀬那奈さん、久慈暁子さんなどを輩出してきた。谷口さんは第44代となる。選考ではスタイルの良さはもとより、フレッシュな明るい笑顔で審査員を魅了した。まだ10代という将来性も高く評価された。

 今後は旭化成グループが手掛ける製品・サービスのプロモーション活動や、全国の拠点で開催される社内イベントへの参加、地域貢献活動など、社内外に向けたコミュニケーションの場を通じて、同社グループのイメージ向上につながる活動を行っていく。

日本触媒 組織改正(4月1日)

2019年3月13日

[日本触媒/組織改正](4月1日)▽開発部を事業部門管掌直轄とする▽健康・医療事業開発室に企画グループと中分子研究グループを新設する▽化粧品事業準備室を化粧品事業室に改称する▽IR」・広報部を総務人事本部に編入する▽経理部に経理グループと査業グループを新設する▽ERP推進プロジェクトを新設する▽AI導入推進チーム(吹田)を新設する▽本拠地表示変更 健康・医療事業開発室を吹田とする▽本拠地表示変更 エンジニアリング本部を大阪とする【姫路製造所】▽業務部を新設し、業務課を置く▽触媒製造部製造第一課第一係を廃止する。

 

日鉄ケミカル&マテリアル 組織改正(4月1日)

2019年3月13日

[日鉄ケミカル&マテリアル/組織改正](4月1日)①「化学品第二部」の新設とフェノール部の廃止▽化学品事業部に「化学品第二部」を新設するとともに、「化学品第二部」の下部組織として「BPAグループ」を新設、フェノール部のソウル支店を除く機能を同部へ移管し、フェノール部を廃止する②化学品部の「化学品第一部」への改称▽化学品事業部化学品部を「化学品第一部」へ改称する③化学品事業部フェノール部ソウル支店のエポキシ事業部事業企画部への移管▽化学品事業部フェノール部の廃止に伴い、その下部組織であるソウル支店を、エポキシ事業部事業企画部へ移管する。

三井化学 パリ・複合材料展で初のコンセプトカーを展示 

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2019年3月13日

 三井化学は、フランス・パリで14日まで開催中の世界最大規模の複合材料展「JECワールド2019」に出展しており、同社初となるコンセプトカーを展示している(展示ブース:ホール6、H52)。

 今回、グローバル開発支援を行う子会社・アークとのコラボレーションで、コンセプトカー〝hour‘s Pod〟を製作した。「洗練された素材の融合により、時空間の新しい価値を生み出す」「素材で移動環境をMAKEする」をコンセプトに、三井化学グループのさまざまな新素材・新技術を搭載し、素材の融合で実現する新しい移動環境・時空間の価値を提案する。コンセプトカーの骨格や床材には、「タフネックス」をテープやパイプ状に成形したものを搭載した。

 同製品は、炭素繊維とポリプロピレンによるUD材料で、軽量・低吸水・リサイクル性・高い加工性をもつ。ウインドウ表面には、曇りにくく汚れが付きにくい、UV(紫外線)硬化コート剤「ノストラ」を使用。シートやテーブルのクッション材には、新規イソシアネートを用いたポリウレタンエラストマー材料「フォルティモ」を採用し、高弾性・高耐熱性、無黄変性、耐久性を高めた。また、シートやテーブルの表層には、「フォルティモ」とリアルカーボンを組み合わせた複合材料を搭載。耐久性や耐衝撃性、高弾性などの特性を保ちつつ、柔らかで滑らかな心地良い手触りを実現した。

三井化学 新潟・三条にデザイン&ソリューションセンター開設

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2019年3月13日

 三井化学は12日、新潟県三条市に「デザイン&ソリューションセンター」を開設したと発表した。敷地面積は2700㎡。同社グループの保有する設計、解析、成形、試作、評価などの開発機能を兼ね備えた新拠点で、グループ間のシナジー発現と、ものづくりの加速化を図る。

 主に、同社が強化を進めるモビリティ、ヘルスケア、フード&パッケージングの成長3領域への活用を想定。モビリティで言えば、同施設にある「恒温恒湿槽」を使い、車輌状態(まるごと1台)での評価が可能になった。

 三井化学グループは、顧客へのトータルソリューション提案力を強化し、新たな顧客価値を創出していく考えだ。

住友化学 新中計策定、コア営業利益は2800億円目指す

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2019年3月13日

 住友化学は12日、2019~21年度の中期経営計画を策定したと発表した。スローガン「Change and Innovation 3.0 ~For A Sustainable Future~」の下、経営目標達成のため、基本方針で掲げた6つの重要経営課題に取り組む。

 経営目標では、2021年度の売上収益を2兆9500億円(2018年度予想は2兆4100億円)、コア営業利益は2800億円(同2200億円)、営業利益は2600億円(同1900億円)、純利益については1500億円(同1200億円)とした。

 また、中長期的に目指す財務指標として、ROEを10%以上、ROIは7%以上、D/Eレシオは0.7倍程度、配当性向は30%程度、利益成長は年7%以上を掲げた。中計期間の設備投資・投融資の総額は約7000億円、研究開発費は約5400億円、このうちスペシャリティケミカルの構成比はそれぞれ約70%、約90%を見込んでいる。

 これらの経営目標を達成するための6つの重要経営課題は「次世代事業の創出加速」「デジタル革新による生産性の向上」「事業ポートフォリオの高度化」「強靭な財務体質の実現」「持続的成長を支える人材の確保と育成・活用」「コンプライアンスの徹底と安全・安定操業の継続」。

 このうち、次世代事業では、同社グループが持つ技術を活用でき、重大な社会課題の解決、またはQuality of Lifeの向上に不可欠な「ヘルスケア」「環境負荷低減」「食糧」「ICT」の4つを重点分野とする。非保有技術はスタートアップ、アカデミアなどと連携することで獲得し、イノベーション・エコシステムを構築することで、自律的・持続的なイノベーションと事業の創出を加速させる。

 デジタル革新による生産性の向上では、AI・IoTの活用により、研究開発・製造・サプライチェーン・営業・間接業務で飛躍的な効率化と質の向上を実現。また、マテリアルズインフォマティクスを積極的に活用し、研究開発のスピードアップと効率化・高度化を図る。

 

BASF 「フリーフレックス」繊維を消費財用途で拡販

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2019年3月13日

 ドイツの大手化学メーカーのBASFは、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)「エラストラン」を素材とする、「フリーフレックス」繊維の消費財用途での拡販を図っている。その一環として、このほど開催された2019年秋冬ニューヨークファッションウィークで、米国のファッションブランド「セブン・クラッシュ」が「フリーフレックス」繊維を使った「クァンタス」コレクションを発表した。

 「フリーフレックス」繊維は、同社と台湾のテキスタイルメーカー三芳化学工業が共同で開発し、生地まで製造している。コットンTシャツのような見た目と手触り、手入れが簡単でソフトな吸湿性を特徴としており、高い伸縮性によって体にフィットする。さらに、複雑なテキスタイルデザインでも、色や見た目を変化させることができるため、「クァンタス」コレクションでは未来的なイメージを与えつつ、発汗性の高いウェアを実現した。

 「セブン・クラッシュ」のジェイソン・ヤオCEOとエンチ・シェン・クリエイティブディレクターは「セブン・クラッシュ」を「最先端の素材を使って異なるファッション様式と文化を模索しながら、フューチャリスティックなワークウェアとファンションストリートの常識を覆すことを目指す、革新的なブランド」と定義している。このコンセプトに基づき発表した「クァンタス」コレクションの制作に当たっては、「フリーフレックス」繊維と、やはりBASFの合成皮革用ポリウレタン素材「ハプテックス」が不可欠だったという。

 なお、「フリーフレックス」繊維については、低温設定の製造により乾きやすい生地を実現し、製造過程と製品の日常的な使用でのエネルギー節約を可能にした。また、「ハプテックス」では製造過程で有機溶剤を使用せず、揮発性有機化合物(VOC)の厳しい基準に適合するなど、環境を意識した製造技術を採用している。「エラストラン」は、これまでも産業用途だけでなく、ゴルフボールやスポーツシューズの靴底、時計バンド、肘当てなど。消費財としても使われてきた。

 同社では「エラストラン」から紡いだ「フリーフレックス」繊維を数多くの消費財に使用してもらいたいと考えており、今回採用されたファッション用途もその1つ。今後は「日本のマーケットも視野に入れ、提案していく」(BASFジャパン)方針だ。