三菱ケミカル 海外拠点従業員向けの研修プログラムを開始

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2019年4月23日

 三菱ケミカルは22日、同社グループの海外拠点で勤務する外国人従業員を対象に、新しい研修プログラム「Experience Japan」を開始したと発表した。

 同研修プログラムは、各事業部門の海外拠点や米国・欧州・中国・アジアの地域統括会社から推薦を受けた外国人従業員が、日本国内各地の事業拠点で仕事を通じて日本文化や日本企業の特質、同社について学ぶことを目的としている。

 また、各職場でも外国人従業員を受け入れることにより、相互理解が促進され、日本人従業員にとっても異文化を経験するよい機会となることが期待されている。

第1期生として、今年4月から来年3月までの約1年間、インドネシア・トルコ・ベトナム・英国・ベルギー・スイス・中国などから合計14人が参加。全体での導入研修や語学研修を終了後、東京本社をはじめ、愛知・滋賀・岡山などの各事業拠点に配属され業務経験を積む予定となっている。

 同社は、全従業員に占める外国人従業員の割合が3割を超えており、国籍や文化など多種多様なバックグラウンドをもつ人材が各国で勤務している。これまで海外留学制度やビジネスチャレンジ制度など海外で研鑽を積むための種々の研修プログラムを実施してきたが、主として日本人従業員を対象としたものであり、海外で勤務する従業員が系統立てて日本を学ぶ機会は、必ずしも十分ではなかったという。

 同社は今後もさまざまなプログラムを通じて、人材育成を図っていく考えだ。

NEDOなど 石炭ガス化燃料電池複合発電の事業に着手

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2019年4月22日

 NEDOと大崎クールジェンはこのほど、CO2分離・回収型石炭ガス化複合発電(IGCC)設備に燃料電池を組み込んだCO2分離・回収型IGFCの実証事業に着手した。

瀬戸内にある実証試験設備(中国電力大崎発電所構内)
瀬戸内にある実証試験設備(中国電力大崎発電所構内)

 IGFCは、石炭をガス化し、ガスタービンと蒸気タービン、さらに燃料電池の3つのステップで行う発電システム。両者は、石炭火力発電の高効率化と、排出されるCO2の大幅な削減の両立を目的に、「大崎クールジェンプロジェクト」を2012年度から進めている。

 17日に都内で開催された記者会見で、NEDO環境部の田中秀明部長は「今回、同プロジェクトの第3段階に着手した。石炭ガス化と燃料電池を複合した発電システム、IGFCの実証は、世界初の試みとなる」と説明。

 第3段階では、2019年度中に完成予定の第2段階で建設するCO2分離・回収型酸素吹IGCC実証設備に燃料電池を組み合わせて、石炭ガス化ガスの燃料電池への適用性を確認し、最適なCO2分離・回収型IGFCシステムの実現に向けた実証を行う。500MW級の商業機に適用した場合に、

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昭和電工 人事(4月16日)

2019年4月22日

[昭和電工・人事](4月16日)▽解兼アルミ缶事業部営業統括部長昭和アルミニウム缶業務部長、同社常務取締役小櫻啓一▽同事業部同部長小関照雄。

コスモエネルギー・丸善石化 千葉県市原市で清掃活動を実施

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2019年4月22日

 コスモエネルギーホールディングスと丸善石油化学は、両社の製造拠点がある千葉県市原市で13日、「クリーン・キャンペーン in 市原~千葉の恵みスペシャル~」を開催した。

203人が参加し、116袋分、5,220リットルのゴミを回収した
203人が参加し、116袋分、5,220リットルのゴミを回収した

   好天に恵まれ桜の花が残る市原緑地運動公園や国道16号線沿いなどで、総勢203人が清掃活動に参加。45ℓのゴミ袋で116袋分、計5220ℓのゴミを回収した。

 清掃活動終了後は、クイズ大会やラジオパーソナリティLOVEさんによるトークショーとミニライブ、地元千葉の野菜詰め放題チャレンジが催され、家族連れなど多くの参加者が疲れを癒しながら楽しんだ。

 同イベントは、コスモエネルギーグループが東京FMと全国FM放送協議会(JFN)加盟局とともに、地球環境の保護と保全を呼び掛けていく活動「コスモアースコンシャスアクト」の中で行っている「クリーン・キャンペーン」の一環として実施。

 コスモエネルギーグループの中核石油化学会社である丸善石油化学が加わることで、グループ全体としての活動の輪をさらにひろげ、今後もポイ捨てや不法投棄ゴミなど、社会的課題の解決に取り組んでいく。

セキスイハイム中四国 蓄電システム住宅の販売を開始

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2019年4月22日

 セキスイハイム中四国は、「スマートハイムTB(スマートハイム ティービー)」シリーズの販売強化を図るため、広島県内と愛媛県内にて「スマートハイムTB」シリーズの機能を搭載し、実際にその機能を体験できるモデルハウスを4月27日から公開する。

 同シリーズは、再生可能エネルギーの普及と来たる電気自動車(EV)社会を見据え、太陽光発電システム(PV)と蓄電池、EVを接続するV2H(Vehicle to Home)スタンドの3機器を1つのシステムとして連携できるトライブリッドパワコンを標準採用。

 従来、PV、蓄電池、V2Hスタンドそれぞれにパワコンが必要だったが、同シリーズでは、トライブリッドパワコン1台で対応でき、導入コストの低減、操作性の向上を実現した。

 また、トライブリッドパワコンとPVに、蓄電池、V2Hスタンドの有無による組み合わせ方の計4パターンから、暮らしに合わせて選べるため、より多くのユーザーにV2Hシステムの環境性、経済性、停電時の安心メリットをご提案できるようになった。

 今回、広島県内(春日野分譲地)と愛媛県内(スマートハイムシティ松前)の分譲地にて、計5棟の同シリーズのモデルハウスを公開する。

 

豊田通商 福島県で水酸化リチウム製造事業、新会社を設立

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2019年4月22日

 豊田通商はこのほど、炭酸リチウム生産のパートナーである豪リチウム資源開発会社オロコブレと、福島県双葉郡楢葉町で水酸化リチウムの製造事業を行うことを決定し、合弁で新会社「豊通リチウム」を設立したと発表した。着工は今年上半期中を予定し、2021年上半期中の生産開始を目指す。

 豊田通商は、2014年末からオロコブレとともにアルゼンチン・オラロス塩湖での炭酸リチウム生産を開始し、2018年11月に拡張を決定。需要が伸びている車載二次電池用炭酸リチウムの供給だけでなく、リチウム電池の技術革新に伴い二次電池の高容量化も見込まれることから、原料となる水酸化リチウムの生産・供給体制を構築する。

 生産する水酸化リチウムの原料(炭酸リチウム)は、アルゼンチンのリチウム生産拠点サレス・デ・フフイ(SDJ)から調達し、生産能力は年間1万tを目指す。販売は、グループ会社である豊通マテリアルが100%を請け負い、車載二次電池用だけでなく他の工業製品用にも販売する予定。

 また、同事業は東日本大震災の復興支援である経済産業省の自立帰還支援雇用創出企業立地補助金の対象で、豊通リチウムでは50人以上の新規雇用を予定しており、地域経済の活性化や復興の加速化に貢献する。なお、総事業費は90億円程度を見込んでいる。

 豊田通商は、2018年の炭酸リチウム生産能力拡張と今回の件を通じて、自動車の電動化シフトに伴うリチウム需要の増加に対応していく考えだ。

化繊協 不織布の勉強会を開催、ユニチカの松山氏が講演

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2019年4月22日

 日本化学繊維協会は18日、プレスを対象とした「化学繊維に関する勉強会」を開催し、ユニチカ広報グループの松山裕グループ長が「繊維産業における不織布のポジションとユニチカの不織布事業の特長について」をテーマに講演を行った。

 松山グループ長によると、不織布の国内生産はほぼ33万~34万tで推移し、輸出量も5万t台で推移しているが、輸入量は右肩上がりで増加し、

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王子HD バリア性持つ新素材のサンプル提供を開始

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2019年4月19日

 王子ホールディングスはこのほど、廃棄プラスチック削減に貢献する、地球環境に優しいバリア性紙素材「SILBIO BARRIER(シルビオ バリア)」のサンプル提供を開始すると発表した。

王子HD バリア性を有する包装材料 
バリア性を有する包装材料

 同製品は、紙素材でありながら、外部からの酸素や水蒸気などの侵入を防ぎ、内容物の劣化を抑える高い酸素バリア性・水蒸気バリア性を有し、バリアフィルムの代替として使用できる。

 食品から産業資材まで、バリア性が求められる幅広い包装用途に使用できるよう、原材料を厳選して設計。食品接触用途では、日本製紙連合会の自主基準に沿って開発を進めており、さらに、米国食品医薬局(FDA)の使用認可リストに収載された物質のみを使用した銘柄も準備している。

 また、内容物の香りや水分を保つ機能に加え、再離解性(再度パルプへ戻る性能)をもつため、古紙として再利用することも可能だ。

 王子グループは、イノベーション推進本部パッケージング推進センターを中心に、プラスチックに替わる、さらなる機能を備えた紙素材の開発を進めている。

 

旭化成グループ 人事②(4月1日)

2019年4月19日

[旭化成関連・人事②](4月1日)【旭化成ホームズ】▽神奈川営業本部神奈川総合支店長坪居良一▽同本部同支店丹野光裕▽同本部横浜支店長豊永祐司▽同本部湘南支店長鈴木鉄也▽同本部川崎支店長西村英介▽集合住宅営業本部神奈川支店長佐藤友亮▽同本部同支店付畠中俊一▽同本部西湘支店長鈴木健太郎▽同本部厚木支店長高羅真人▽関西・西日本営業本部技術部長大西悟▽神奈川営業本部技術部長小島雄三▽旭化成ライフライン須永伸吾▽中部営業本部総務部長園部修▽関西・西日本営業本部総務部長八島洋一郎▽同本部同部付八木正洋▽同本部和歌山支店長栗栖一博▽同本部兵庫西支店長出口達也▽同本部京滋支店荒木隆史▽シニア・中高層事業推進本部シニア事業推進部竹中弘一▽集合住宅営業本部関西支店長玉置東生▽宅地開発営業部長、旭化成不動産レジデンス塚田誠▽解兼同、同社後藤祐次▽旭化成住宅建設三枝伸示▽森組米山肇【旭化成ファーマ】▽医薬生産センター長兼大仁統括センター長、医薬生産センター医薬生産管理部長兼医薬生産センターART生産プロジェクト長重松弘樹▽社長付宮田和成▽経営統括総部長海外事業推進部長、海外事業推進部長柏木雅人▽同部IT業革部長、同部経営企画部長松尾大輔▽同部医薬情報監査部長柳川悟▽臨床開発センター臨床計画部長、同センター長兼海外ARTプロジェクト長鶴田一壽▽旭化成医薬科技(北京)有限公司有本達▽臨床開発センター臨床推進部長草川元一▽薬事・信頼性保証センター薬事部長通筋雄治▽同センター医薬品開発監査部長石川香江。