三菱ケミカル 管理職を対象としたキャリア支援施策を実施

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2020年11月5日

 三菱ケミカルは4日、管理職社員および管理職再雇用社員を対象としたキャリア支援施策であるキャリアチェンジ・サポート・プログラムを行うことを決定したと発表した。

 同社は、科学技術の発展や深刻化する様々な社会課題により産業構造が劇的に変化していく環境にあって、中長期の持続可能な成長の実現に向け、ポートフォリオトランスフォーメーションを進めている。現在、新たな事業ポートフォリオに相応しい体制とするため、組織および機能の再編を検討しており、また、人材の多様化・流動化やグローバル競争の激化などの環境変化を踏まえ、従業員一人ひとりの職責と成果の適正な評価や主体的なキャリア形成を主眼とした新たな人事制度についても、今後全社に導入していくことを予定。

 このように従来の組織体制や人事制度が大きく変わろうとする中、管理職および管理職再雇用社員であって、この機会に自身の専門性や強みを当社グループ外で発揮することを希望する社員について、自律的キャリアを支援するために、同プログラムを実施する。

 対象は、2021年3月末時点で満50歳以上かつ勤続10年以上の管理職社員および管理職再雇用社員で、募集人数は特に定めていない。支援内容は、退職一時金に特別加算を行うとともに特別賞与を支給。また希望者に対しては、キャリア支援会社によるサポートを実施する。

 

三菱ケミカルホールディングスの4-9月期 ヘルスケアの減損響き損失に

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2020年11月5日

 三菱ケミカルホールディングスは4日、2021年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比18%減の1兆5048億円、コア営業利益58%減の546億円、営業損失281億円(1587億円の悪化)、純損失497億円(1310億円の悪化)となった。

 同日開催された電話会見の中で、伊達英文執行役常務最高財務責任者は、「売上収益は、コロナ影響により全てのセグメントで販売数量が減少し、素材分野を中心に価格が下落したことで減収となった。コア営業利益は減益となったが、

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三菱ケミカルホールディングス ヘルスケアセグメントで減損損失を計上

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2020年11月5日

 三菱ケミカルホールディングスは4日、ヘルスケアセグメントについて減損損失を計上したと発表した。

 連結子会社であるニューロダーム社(イスラエル)が開発を進めているパーキンソン病の治療薬に関し、事業環境の変化に伴い収益性が低下する見込みとなった。そのため市場調査を踏まえ計画を見直した結果、当該技術に係る無形資産(仕掛研究開発費)について845億円の減損損失を計上した。

三菱ケミカルホールディングス 米でのMMAモノマーとMAA生産を終了 

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2020年11月5日

 三菱ケミカルホールディングス(MCHC)は4日、三菱ケミカルの米国子会社ルーサイト社のテキサス州にあるボーモント工場でのMMA(メタクリル酸メチル)モノマーとMAA(メタクリル酸)の生産を終了し同工場を閉鎖すると発表した。生産終了予定日は、来年2月28日。ボーモント工場は1992年に操業を開始、MMAモノマーやMAAの製造を担い年産13.5万tの生産能力をもつ。

 MCHCはMMA事業のリーディングカンパニーとして、世界各地域に3製法の生産拠点をもち、需給や原料動向に応じたサプライチェーンの強化を行っている。事業競争力の強化と供給体制の最適化を図るため、今回、ボーモント工場での生産終了と工場閉鎖を決定した。

 MMAモノマーは、自動車のランプカバーや看板、水族館の水槽、建材、塗料などに使われるアクリル樹脂の原料で、MAAは塗料や接着剤、合成ゴム、コンクリート混和剤などの原料として使用されている。

 なお、同日に発表した2021年3月期第2四半期連結業績の通期業績予想の中で、同工場設備の減損損失や停止関連費用として、約240億円を織り込んでいる。

クラレ 来年1月に社長交代、川原常務が昇格へ

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2020年11月5日

伊藤社長「次期中期計画の策定と実行は新社長に」

 クラレはこのほど社長交代人事を発表した。来年1月1日付で川原仁取締役・常務執行役員が新社長に就任し、伊藤正明社長は会長となる。28日に本社で開催された記者会見で伊藤社長は、「次期中計の策定と実行を新社長の下で進めるために決断した」と社長交代の理由を述べた。

社長交代(伊藤、川原)
伊藤正明社長(右)、川原仁取締役・常務執行役員

 同社は今年度、中期経営計画「PROUD 2020」(2018~2020年度)が終了するが、コロナ禍を踏まえて次期中計のスタートを2022年に変更した。創業100周年となる2026年に向けて、来年1年かけて策定する予定となっている。川原常務については、

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ENEOS 組織改正(12月1日)

2020年11月4日

[ENEOS/組織改正](12月1日)▽リソーシズ&パワーカンパニーRPC企画部「清水プロジェクトグループ」を設置する(静岡市清水区における次世代型エネルギー供給プラットフォーム事業を推進するため)。