[東海カーボン/1-9月期決算](4日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高144,623(▲27.2%)、営業利益7,404(▲84.8%)、経常利益6,157(▲87.2%)、純利益1,018(▲96.7%)。
2020年11月5日
2020年11月5日
日本ソーダ工業会はこのほど、わが国ソーダ工業の現状を解説した「ソーダ工業ガイドブック 2020」(A4版、2色刷り、25ページ仕様)を発行した。同ガイドブックは、2003年より毎年発行しており、今回が17度目の改訂版となる。
ソーダ工業に関する諸項目について、最近10年間の推移とともに2019年度の状況を、項目ごとに、「グラフ」「統計表」「概略説明」の3点で1ページとなるように構成し、よりわかりやすくコンパクトにまとめ、ソーダ工業に関する最新のデータ集および最良の解説書として利用できるよう編集されている。
諸項目の内容は、「ソーダ工業の概要」「カセイソーダの用途」、「カセイソーダの需給・内需・輸出推移」、「塩素の用途」「塩素の消費および塩化物の生産推移」、「塩素の需要推移」「塩化物の需要内訳」、「インバランスと塩素の輸出入」、「インバランス推移」「塩素誘導品の輸入推移」、「電解製造工程」、「塩の需給」「原料塩の輸入推移」、「電力消費量、買電・自家発電比率、電力原単位の推移」、「ソーダ工場の製品フロー」。このほかに、ソーダ工場の所在地、ソーダ工場別製品一覧、最後に会員会社一覧を掲載している。
業界関係者はもちろん、各業種の企業人、一般の利用者にとっても、この1冊でわが国のソーダ工業の現状を理解することができる。なお、希望者には実費(300円/部+送料)にて配布。申し込みは同工業会のホームページ(https://www.jsia.gr.jp)で受け付けている。日本ソーダ工業会 総務グループ TEL:03―3297―0311、FAX:03―3297―0315まで。
2020年11月5日
東亞合成は4日、同社広野工場(福島県双葉郡広野町)が仏エコバディス(EcoVadis)社のサステナビリティ評価で、今年から新たに設けられた、対象企業の上位1%以内の企業に付与されるプラチナ評価を取得したと発表した。昨年の最高評価で、同上位5%以内に付与されるゴールド評価に続き、2年連続での最高評価取得となった。
広野工場は、医薬・化粧品・トイレタリーなどの用途に特長のあるアクリルポリマー製品を生産・供給している。東亞合成グループは、「未来の子供たちに幸せが届くよう、新しい価値創造に挑戦します」とのサステナビリティ方針の下、今後も持続可能な社会の実現に貢献できる高付加価値製品の提供を続けていく方針だ。
なお、エコバディス社は、4つのテーマ(環境・労働と人権・倫理・持続可能な資材調達)に分類された21項目のサステナビリティ分析を行うグローバルな評価機関であり、世界160カ国、200業種、6万5000以上の団体・企業の評価を行っている。
2020年11月5日
旭化成アドバンスは4日、「ECOSENSOR(エコセンサー)WEB総合展」を今月10~12日に開催すると発表した。展示会のテーマは「一人ひとりの意識は快適な環境のために、快適な環境は自身の暮らしのために」~自然環境を意識することは自分の心身の環境を整えることに繋がる~。新型コロナウイルスの影響により、前回と同様にインターネットを活用したバーチャル展示会となる。
コロナ禍では、「楽しい時間や空間を共有し、人と人がつながること」を実現する方法は、オフラインのリアル空間からオンラインのバーチャル空間へと一気にシフトしている。また、機能や品質が均質化され、消費者に重要視されるのは「価値」や「体験」と言われるようになって久しく、そこにコロナ禍による「ニューノーマル」が加わったことで、消費者が必要とする「何か」を発見しなくては、新たな需要をつくり出すことは難しい時代となっている。
ウィズコロナ下で、旭化成のグループビジョンである「健康で快適な生活」と「環境との共生」を通じて、「新たな価値を提供する」ため、機能性とサステナビリティを兼ね備えた「エコセンサー」を進化させ、様々なニーズに応えていく。
なお、アクセスは専用サイト(https://www.asahi-kasei.co.jp/advance/jp/ecosensor-webexhibition)まで。
2020年11月5日
三菱ケミカルは4日、管理職社員および管理職再雇用社員を対象としたキャリア支援施策であるキャリアチェンジ・サポート・プログラムを行うことを決定したと発表した。
同社は、科学技術の発展や深刻化する様々な社会課題により産業構造が劇的に変化していく環境にあって、中長期の持続可能な成長の実現に向け、ポートフォリオトランスフォーメーションを進めている。現在、新たな事業ポートフォリオに相応しい体制とするため、組織および機能の再編を検討しており、また、人材の多様化・流動化やグローバル競争の激化などの環境変化を踏まえ、従業員一人ひとりの職責と成果の適正な評価や主体的なキャリア形成を主眼とした新たな人事制度についても、今後全社に導入していくことを予定。
このように従来の組織体制や人事制度が大きく変わろうとする中、管理職および管理職再雇用社員であって、この機会に自身の専門性や強みを当社グループ外で発揮することを希望する社員について、自律的キャリアを支援するために、同プログラムを実施する。
対象は、2021年3月末時点で満50歳以上かつ勤続10年以上の管理職社員および管理職再雇用社員で、募集人数は特に定めていない。支援内容は、退職一時金に特別加算を行うとともに特別賞与を支給。また希望者に対しては、キャリア支援会社によるサポートを実施する。
2020年11月5日
三菱ケミカルホールディングスは4日、2021年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比18%減の1兆5048億円、コア営業利益58%減の546億円、営業損失281億円(1587億円の悪化)、純損失497億円(1310億円の悪化)となった。
同日開催された電話会見の中で、伊達英文執行役常務最高財務責任者は、「売上収益は、コロナ影響により全てのセグメントで販売数量が減少し、素材分野を中心に価格が下落したことで減収となった。コア営業利益は減益となったが、
2020年11月5日
2020年11月5日
三菱ケミカルホールディングス(MCHC)は4日、三菱ケミカルの米国子会社ルーサイト社のテキサス州にあるボーモント工場でのMMA(メタクリル酸メチル)モノマーとMAA(メタクリル酸)の生産を終了し同工場を閉鎖すると発表した。生産終了予定日は、来年2月28日。ボーモント工場は1992年に操業を開始、MMAモノマーやMAAの製造を担い年産13.5万tの生産能力をもつ。
MCHCはMMA事業のリーディングカンパニーとして、世界各地域に3製法の生産拠点をもち、需給や原料動向に応じたサプライチェーンの強化を行っている。事業競争力の強化と供給体制の最適化を図るため、今回、ボーモント工場での生産終了と工場閉鎖を決定した。
MMAモノマーは、自動車のランプカバーや看板、水族館の水槽、建材、塗料などに使われるアクリル樹脂の原料で、MAAは塗料や接着剤、合成ゴム、コンクリート混和剤などの原料として使用されている。
なお、同日に発表した2021年3月期第2四半期連結業績の通期業績予想の中で、同工場設備の減損損失や停止関連費用として、約240億円を織り込んでいる。
2020年11月5日
伊藤社長「次期中期計画の策定と実行は新社長に」
クラレはこのほど社長交代人事を発表した。来年1月1日付で川原仁取締役・常務執行役員が新社長に就任し、伊藤正明社長は会長となる。28日に本社で開催された記者会見で伊藤社長は、「次期中計の策定と実行を新社長の下で進めるために決断した」と社長交代の理由を述べた。
同社は今年度、中期経営計画「PROUD 2020」(2018~2020年度)が終了するが、コロナ禍を踏まえて次期中計のスタートを2022年に変更した。創業100周年となる2026年に向けて、来年1年かけて策定する予定となっている。川原常務については、
2020年11月4日