[大日本住友製薬・人事](12月1日)▽常務執行役員経営企画、データデザイン、IT&デジタル革新推進、フロンティア事業推進担当馬場博之【本社】▽シニアストラテジックオフィサーRoivant戦略的提携担当春山裕一郎▽データデザイン室長土屋悟【開発本部】▽データサイエンス部長兼生物統計グループマネージャー竹内久朗【営業本部】▽マーテック戦略推進室長横田京一。
大日本住友製薬 人事(12月1日)
2019年11月28日
2019年11月28日
2019年11月28日
2019年11月28日
2019年11月28日
ソルベイの新製品「ヘイラーECTFE」液体コーティングシステムが、米国の特殊コーティング会社サウスウエスト・インプレグロン(SWI)に採用された。SWIは同システムを使うことで、複雑な形状のシリコンウエハー加工装置のコーティングが行えるようになった。
SWIはこれまで、「ヘイラーECTFE」パウダーコーティングを使用してきた。しかし、形状の複雑化に伴って、静電粉体塗装では塗膜の厚みを均等にするのが難しくなった。パウダーコーティング後に機械加工してコーティング層を薄くすることはできるが、それでは追加の工程が発生するなど、時間やコストが余計にかかる。液体コーティングシステムは、アルミニウム合金基板にも強力で均等な密着性を実現することで、この問題を解決した。5000Vの直流電流によるスパークテストにも合格し、ピンホール孔が無いことが証明された。
液体コーティングシステムは、静電粉体塗装には適さない複雑な部材でも、質の高い防食を可能にするため、ピンホールのない、滑らかで均質な平面を実現。苛酷な化学プロセス環境で使用される複雑な形状の部品や不整表面、大型容器、管内部、タンク、コンテナなどの塗装に適している。
また、長期間持続する機能、優れた耐薬品性と耐透過性、抜群の表面特性、高純度など、パウダーコーティングと同様に、比類の無い特性を発揮する。
高密着性のプライマーとトップコートで構成されるこのシステムは、他の類似品に比べて塗装膜を薄くすることも可能なため、加工時間の短縮にも有益だ。標準的な液体噴霧器を使い、多種多様な金属基板に簡単に塗布することができる。超低揮発性有機化合物 を採用しているため、持続可能性に優れ、有害性大気汚染物質を含有しない配合は厳しい規制基準に対応する。
2019年11月28日
2019年11月28日
旭化成は、幕張メッセで開催される「第10回高機能フィルム展」(12月4~6日)に出展する。
同社の繊維事業では「ベンベルグ」「ベンリーゼ」「ラムース」といったユニークな独自素材を幅広く提供しているが、今回は不織布素材を活用した高性能フィルターシステム「ユーテック」を展示する。
「ユーテック」は独自の極細繊径MB不織布、柱状流不織布などを組み合わせた高性能フィルターシステム。用途は、セラミックコンデンサー、カラーレジストなどの電子材料製造プロセスや、石油化学・燃料・ファインケミカルの製造プロセスのほか、船舶ビルジ、自動車そのほか各種洗浄などと多岐にわたっている。
今回の展示では、微小ゲル除去、分級、高粘度対応特性をもつマイクロフィルター「ユーテック ナノ」に加えて、ロングセラー商品である油水分離フィルター「ユーテック」FSをデモ機と共に紹介する。なお、ブース№は34‐35。
2019年11月28日
ダウ・ケミカル日本は26日、東京アメリカンクラブで「2019年度パッケージングイノベーションアワード(Packaging Innovation Awards)」の表彰式を開催した。
同賞は、包装デザインや材料、技術、生産プロセスについて包装業界の革新的でもっとも優れた業績を表彰するもの。これまで「デュポンパッケージアワード」として知られていたが、現在はダウが主催を引き継いでおり、今年で31回目を迎える。
ダウ・パッケージング・アンド・スペシャルティ・プラスチック事業部アジア太平洋地区コマーシャル・バイス・プレジデントのバンバン・キャンドラ氏は、「近年のエントリー作品は、より良いユーザー体験だけではなく、サステナビリティにも貢献している」とし、「今回の受賞企業とその製品は、日本のイノベーション、そして包装業界における持続可能性への関心をまさに反映するものだ」と挨拶した。
今回のアワードでは世界33カ国から、過去最高となる約270作品がエントリー。日本企業は10社が応募し、そのうち大日本印刷の「DNP機能性フィルム複合型PETボトル」が最優秀賞となるダイヤモンド賞を受賞。他にも、川上産業(浮世絵プチプチ)、タキロンシーアイ(サンジップ「Sensory」)、明治(ザ・チョコレート6コレクション アソーテッドパッケージ)の3社がゴールド賞を受賞するなど、好成績を収める結果となった。
受賞企業を代表して、大日本印刷包装事業部副事業部長の鈴木康仁氏は、「この技術は、従来のPETボトルリサイクル適性を維持しながら、バリア機能を付与し高級感も演出できる。すでに、環境に配慮したガラス製ボトルの代替品で、日本酒などで活用されている。持続可能な包装がますます求められる中、今回の受賞を励みに次世代の包装技術に注力していきたい」と受賞の喜びを語った。
続いて、受賞企業3社(DNP、川上産業、タキロンシーアイ)によるプレゼンテーションが行われ、製品の特長や開発経緯などを紹介。表彰式では、バンバン・キャンドラ氏が受賞企業にそれぞれ記念品を授与した。
なお、2020年度のパッケージングイノベーションアワードは、来年初頭に募集を開始する予定となっている。
2019年11月28日
2019年11月27日
BASF子会社のBASFニュービジネスと日本ガイシは、6月に発表した日本ガイシのNAS電池に関する販売提携契約に続き、 次世代ナトリウム硫黄電池の共同研究契約を締結した。
BASFがもつ広範な化学技術と、日本ガイシが持つ電池のシステム設計・製造技術を活用して、次世代のナトリウム硫黄電池を開発することが目標。さらなる性能向上を図った次世代のナトリウム硫黄電池の実現により、新たな蓄電池市場の開拓を目指す。
NAS電池は日本ガイシが世界で初めて実用化したメガワット級の大容量蓄電池。天候により発電量が左右される、風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーの出力変動を、緩和・安定化することができる。
これにより再生可能エネルギーの出力抑制や、電力系統への接続保留問題を解決し、導入量拡大に貢献する。また、送電線の空き容量に応じて送電することが可能なため、既存系統を最大限活用することができ、系統設備への投資を抑制する。
NAS電池は大容量・高エネルギー密度・長寿命を特徴としているため、短時間・高出力を特徴とするリチウムイオン電池など他の蓄電池に比べて、長時間にわたり 高出力の電力を安定して供給する定置用蓄電池に適している。全世界で約200カ所、総出力57万㎾(570㎿)、総容量400万㎾時(4000㎿時)以上の設置実績を持つ。
再生可能エネルギーの出力抑制回避・出力安定化用途に加え、大口需要家向けの電力負荷平準化用途や非常電源用途、マイクログリッド・離島での電力供給の安定化など、さまざまな用途で節電対策やエネルギーコスト削減、環境負荷低減に貢献している。
2019年11月27日
太陽石油は愛媛県今治市玉川町龍岡で「今治市太陽が育む森」第11回森林ボランティア活動を行った。実施した16日は天候に恵まれ、午前中に複層林造成のため広葉樹(クヌギ)を160本植え、シカによる食害を防ぐための防護資材を設置した。
午後の体験学習では、木製ベンチづくり、曼荼羅アート、ピザ窯づくりとピザ焼き体験のコースを用意。木製ベンチづくりでは、公共施設に設置する木製ベンチを、極力金具を使わない手法で制作した。曼荼羅アートでは落ち葉や木の実を使った、森のセラピー効果を活かした癒しのアートを体験。ピザ窯づくりとピザ焼き体験では、耐熱窯を組み上げ、地元特産のブルーベリーを使ったデザートピザを料理した。
参加した同社の社員と家族、OBの計36人(子ども7人含む)は、これらの活動を通して森林に関する知識を深めることができた。同社では今後も引き続き、森林を守り育て、共に暮らすための活動を実施していく。