ENEOSの4-12月期 エネ事業黒字化で大幅増益

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2024年2月13日

 ENEOSホールディングスが9日に発表した、2024年3月期第3四半期(4―12月期)の連結業績(IFRS)によると、売上高は前年同期比10%減の10兆2453億円、営業利益55%増の3863億円、純利益2.2倍の2068億円だった。在庫影響(507億円)を除いた実質の営業利益は、96%増の3356億円と大幅な増益となった。

田中聡一郎常務執行役員=2月9日、決算説明会

 同日に開催した決算説明会で、田中聡一郎常務執行役員は増益要因について、

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旭化成 日本エラストマーがサステナ調査でプラチナ評価

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2024年2月13日

 旭化成はこのほど、レゾナックとの合弁会社である日本エラストマーの大分工場(大分県大分市)が、仏エコバディス社のサステナビリティ調査において、最高位となる「プラチナ」評価を獲得したと発表した。プラチナ評価は、評価対象企業のうち上位1%に入る企業に与えられており、旭化成グループ内の組織においてプラチナ評価の獲得は初となる。

日本エラストマーが獲得したプラチナ賞

 同調査は

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三井化学 マイクロ波によるCF実証設備が完工

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2024年2月13日

エネルギーとCO2を削減、来年度サンプル提供

 三井化学とマイクロ波化学は8日、マイクロ波を活用した環境負荷の低い革新的な炭素繊維(CF)製造について、実証設備が昨年12月に三井化学名古屋工場内(愛知県名古屋市)に完工し、1月から試運転を開始したと発表した。引き続き両社で量産化技術の確立に向けた検討を進め、2024年度内を目標にCFサンプルの供給開始を目指していく。

炭素繊維(CF)をマイクロ波を活用して製造する実証設備=三井化学名古屋工場内

 CFは軽量、高強度と

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ENEOS あわら温泉でEVシェア、旅館などで展開

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2024年2月13日

 ENEOSはこのほど、福井県あわら市と包括連携協定を締結し、同地域でのEV(電気自動車)のカーシェア展開を決定した。

調印式の様子。ENEOSの小池泰弘執行役員プラットフォーマー事業部長(写真中央左)と前川嘉宏あわら市副市長。左右のキャラクターは、ENEOSのエネゴリくんと、あわら市おわらおもてなしキャラクターの湯巡権三(ゆめぐりごんぞう)

 同協定は、両者が相互連携し、脱炭素化の

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積水化学工業 ケミカルルーピング技術、NEDO事業開始

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2024年2月13日

 積水化学工業は9日、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託を受け、「実証要件適合性等調査/鉄鋼分野のカーボンニュートラルを実現するためのCO2→CO変換ケミカルルーピング技術実証研究(EU)」を2023年11月から開始したと発表した。期間は2023年11月~2024年3月を予定している。

実証要件適合性等調査の概要

 同社はこれまで、CO2を

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三菱ケミカルグループ 生分解性バイオポリエステル樹脂を新規開発

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2024年2月13日

 三菱ケミカルグループは9日、高いバイオマス度と柔軟性などの特長をもつ新たな生分解性バイオポリエステル樹脂「SA916N」および「SA916F」を開発したと発表した。

生分解性バイオポリエステル樹脂 用途展開のイメージ

 同社グループ独自の

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NEDO CO2を112%削減したテトラポッドを開発

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2024年2月9日

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)はこのほど、鹿島建設と不動テトラが、カーボンネガティブコンクリートを市中の生コン工場で製造・出荷し、設置場所となる熱海ビーチライン(静岡県熱海市)の屋外製造ヤードで打設から脱型、炭酸化養生まで一連の作業を行い、消波ブロック「CUCO‐SUICOMテトラポッド」を製造したと発表した。

CUCOテトラ

 なお、今回のプロジェクトは

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AGC 新中期経営計画を策定、両利き経営を進化

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2024年2月9日

ポートフォリオ変革加速、営利2300億円目標

 AGCは8日、新中期経営計画「AGC plus‐2026」(2024~2026年度)を発表した。長期経営戦略「2030年のありたい姿」に向けて、「コーポレート・トランスフォーメ―ション第2章:フェーズ2」と位置づける。最終年度の財務KPIとして売上高2兆4000億円、営業利益2300億円、ROE8%以上を掲げた。成長分野の新事業群である「戦略事業」については売上高7000億円、営業利益1300億円に設定した。

 平井良典社長は、

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