アジア石化市況 エチレン3週連続960ドル/t

2019年6月4日

 アジア地域の石化市況では、エチレンは下値が前週並み、上値が20ドル高となり、5月第2週は960~990ドル/tでの取引となった。需要は強くないものの、トラブルや定修などで供給が絞られていることが価格を下支えする要因となった。

 ナフサとのスプレッドも

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日本スチレン工業会 4月のPS国内出荷が2カ月ぶりに増加

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2019年6月3日

 日本スチレン工業会がこのほど発表した需給実績によると、4月のポリスチレン(PS)の国内出荷は、前年同月比13%増の6万200tで、2カ月ぶりにプラスとなった。

 用途別では、包装用が

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【アジア石化特集・カントリーレポート】タイ 2018年エチレン生産は5%増、EECでは官民連携を強化

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2019年5月31日

 2018年のGDP成長率は、主に個人消費と公共投資が活発化したことで4.1%(前年比0.1ポイント増)となり、ここ6年間で最も急成長を記録した。2019年は、世界的な変動リスクに直面する可能性があるが、引き続き好調な内需とインフラ計画進行による公共投資の加速に支えられ、GDPは

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【PPE特集2】旭化成 アロイ技術活かし事業展開

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2019年5月31日

 電気自動車など成長市場を開拓

 旭化成は1979年から「ザイロン」のブランド名でポリフェニレンエーテル(PPE)を展開している。

井上部長本文用 当初は千葉工場で生産していたが、2002年にシンガポールにPPEプラントを建設したこともあり、11年に千葉工場での生産を終了した。現在はシンガポール工場で モノマーからポリマーまでの一貫生産を行い、世界の各拠点で、変性PPE(コンパウンド)にして顧客に供給している。

 変性PPEベースの生産能力は年産6万2千t。世界シェアの約20%を占める。同社の変性PPEの特長は、顧客の求める性能要求に応じて、多様なポリマーアロイを合成できること。特に同社のポリマーアロイは、

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旭化成 新中計始動、2025年に営業利益3000億円目標

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2019年5月30日

 旭化成は29日、今年度からスタートした中期経営計画「Cs+(プラス) for Tomorrow 2021」(2019~021年度)を発表した。

小堀社長
小堀社長

 同日開催した説明会において小堀秀毅社長は、「前中計では多様なC(コネクト、コミュニケーション、チャレンジ、コンプライアンス)をキーワードに、将来への飛躍の基盤づくりを推進した。全社挙げて信頼回復に努め、利益目標の達成を実現した」とし、「新中計では、

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【アジア石化特集・カントリーレポート】台湾 エチレン生産回復、2019年は需給バランス悪化を懸念

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2019年5月30日

 台湾の2018年のGDP成長率は、2.7%と前年比0.2ポイント悪化した。台湾区石油化学同業公会(PIAT)の統計によると、2018年の6つの基礎原料と主要25石化中間製品の生産は4.0%増の3189万4000t、輸入は3.4%増の

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