ブラジルの4月の主要化学品の輸出は、ポリプロピレン(PP)の4万6585t(前年同月比12.7%増)、低密度ポリエチレン(LDPE)が4万1520t(同25.6%増)で、次いで高密度ポリエチレン(HDPE)の
ブラジル4月の主要化学品輸出入実績
2019年10月3日
2019年10月3日
2019年10月3日
2019年10月3日
国内で救命救急医療事業を手掛ける旭化成グループの旭化成ゾールメディカルは2日、成人/小児の胸骨圧迫ヘルプ機能を搭載した医療従事者向け自動体外式除細動器(AED)の「ZOLL AED 3 BLS」=写真=を発表した。
新製品は米国・ゾール社独自の「Real CPR Help」機能が大きく進化し、従来の成人に加え小児に対しても適用可能になった。
同機能は、傷病者に対する救助者の胸骨圧迫のテンポと深度をリアルタイムで計測・表示し、的確に救助者にフィードバックを行うことで、有効な胸骨圧迫を支援する機能だ。
さらに、心電図解析から電気ショックまでの胸骨圧迫中断時間を大幅に短縮する新機能「RapidShock」(成人のみ適用)を搭載。傷病者がショックを必要とするか否かの判断に要する解析時間を、同社従来製品の半分にし、最短3秒間の高速解析を実現した。
同社は、これらの新機能により、傷病者の蘇生率向上を図り、1つでも多くの〝いのち〟を救うことを目指していく。なお同社は、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催中の、第47回日本救急医学会総会・学術集会で、「ZOLL AED 3 BLS」の国内初展示を行っている。4日まで。
2019年10月3日
帝人は家庭向け新商品「スーパー大麦のちから」を開発し、自社製品として初めてスーパーマーケットでの販売を開始した。2日に行った新商品発表会で、ヘルスケア新事業部門機能性食品素材事業推進班の北薗英一班長は、新商品について「全国のスーパーマーケット1万1000店舗への導入を目指す」との目標を示した。
同社は2016年7月にスーパー大麦「バーリーマックス」を使った自社商品としてグラノーラなどを販売し、ECサイトで販売してきたが、ECサイトだけでは消費者との接点が限定されるという課題があった。
そこで、「バーリーマックス」のさらなる普及には、実際の店舗で商品を手に取ってもらう機会を増やすことが必要との判断から、スーパーマーケットへの小売展開を開始することにした。
一方、同社は、スーパー大麦を使った地域密着型健康プロジェクトを推進している。新商品発表会では山口県岩国市と愛媛県松山市の松山東雲大学・松山東雲短期大学の活動を紹介した。
岩国市については、福田良彦市長が
2019年10月2日
EPTなど増加、品目により明暗が分かれる
合成ゴム工業会がこのほど発表した需給実績によると、7月の合成ゴム全体の出荷量は、前年同期比1.4%減の11万8100tとなり、6カ月連続でマイナスとなった。
品目別では、SBRが同0.1%増の4万4200tで5カ月ぶり、BRは同0.8%増の2万6700tで5カ月連続、EPTが同4.3%増の1万7100tで4カ月ぶりにプラスとなったが、NBRは同10.4%減の8500tで3カ月連続、CRは同7.4%減の9200tで4カ月連続、その他は同6.9%減の1万2500tで2カ月連続のマイナスと、品目によって明暗が分かれた。
合成ゴムの主要需要業界の動向を見てみると、日本自動車タイヤ協会がまとめた自動車タイヤの7月の生産は、本数で同1.7%増、ゴム量で
2019年10月1日
2019年9月30日
太陽石油は系列サービスステーション(SS)向けの潤滑油販売プログラム「SOLATO オイルプログラム」の一環として、今月、全国6会場(東京都、京都府、広島県、愛媛県、香川県、熊本県)で「第2回集合研修」を開催し、97人が参加した。
同研修のメインテーマは、第1回のアンケート結果で特に要望の多かった「駆動系オイル」。苦手意識を克服し自信をもって駆動系オイルを販売できるようになるため、座学研修だけでなく実技研修=写真=も実施し、基礎知識から交換作業の方法までを体系的に学ぶ研修を行った。
受講者からは「駆動系オイルの交換は想像していたよりもずっと簡単だった」「明日から積極的に声掛けしていきたい」といった声が寄せられ、SS従業員の知識・技術の向上と店頭販売増加につながる研修会となった。
同社は、今後も同プログラムを通じ様々な販売施策を展開するとともに、オイルの販売促進につながる知識・技術の向上をサポートする研修を実施し、SSでのオイル販売をトータルサポートしていく。
2019年9月30日
2019年9月30日
2019年9月30日
帝人の鈴木純社長は27日、記者会見を行い、米国テキサス州セギーン市に事業用地を取得し、工場を新設すると発表した。
帝人グループで、軽量複合材料部品の生産・販売・技術開発を手がけるコンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス(CSP社)が、自動車向け複合材料部品として、SMC(熱硬化性樹脂を繊維に含浸させシート状にした成形材料)の成形を行う工場となる。
投資額は約7000万ドル(約75億円)。工場面積は約1万9000㎡で、従業員数は200人規模。今週着工し、2021年度中の稼働を目指す。北米で14ヵ所目、グローバルでは先日買収したチェコのベネット・オートモーティブ社に続く、25ヵ所目の複合材料部品の生産拠点となるが、テキサス州に工場を設けるのは初めて。
鈴木社長は同州を選んだ理由について