昭和電工 大分トリニータのユニフォームスポンサーに

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2019年12月24日

 昭和電工は23日、サッカーJリーグ所属の大分フットボールクラブ(大分トリニータ)と、ユニフォーム(鎖骨)スポンサー契約を決定したと発表した。広告掲出は、大分トリニータユニフォーム(鎖骨)や大型ビジョンなどで、契約期間は1年(2020年2月1日~2021年1月31日)となっている。

大分トリニータ榎社長(右)と昭和電工森川社長
大分トリニータ榎社長(右)と昭和電工森川社長

 同社グループは全てのステークホルダーに満足してもらえる「社会貢献企業」の実現を目指し、CSR(企業の社会的責任)を果たすため、さまざまな取り組みを推進。特に国内の各拠点では、子ども向けの化学実験教室や工場見学などを通じ、地域社会との対話を図っている。

 また、中核事業の1つである大分石油化学コンビナートは、1969年にエチレンプラント操業を開始して以来50年にわたり、地域社会との共存共栄を図ってきた。

 大分トリニータもまた地域密着型チームとして、地域の活性化・スポーツ振興に大きく貢献していることから、同チームへの支援が同社CSR活動のさらなる向上につながると考え、本拠地スタジアムの命名権取得に加え、今回、ユニフォームスポンサーとして支援することを決定した。

アジア石化市況 エチレンは余剰感で6週ぶり反落

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2019年12月24日

ベンゼン上昇基調を継続も、ナフサ高で採算悪化

 アジア地域の11月第5週の石化市況では、エチレンは6週ぶりに反落し、下値が20ドル/t安、上値が30ドル/t安の800~820ドルでの取引となった。前週まで上昇基調を続けていたが、誘導品の需要停滞が続いていることで、調整局面となっている。スプレッドも

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太陽石油 マンダリンパイレーツの地域貢献活動に協賛

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2019年12月23日

 太陽石油はこのほど、愛媛マンダリンパイレーツの地域貢献活動に協賛した。四国アイランドリーグ所属の愛媛マンダリンパイレーツの選手は10日、今治市内の同社四国事業所の地元小学校を訪れる「小学校登校見守り隊」活動を行った。

朝の挨拶運動
朝の挨拶運動

 同活動では、マンダリンパイレーツの選手たちが、年間50校を目標に愛媛県内の小学校を訪問し、「交通安全指導」や「声かけ挨拶運動」などの「登校見守り活動」を行う。昨年から実施しており、数年かけて県内約280校全ての小学校を訪問する計画だ。

 訪問活動が行われた全ての小学校に対して、同社ブランドキャラクター「ソラトくん」と、愛媛マンダリンパイレーツキャラクターのマッピーが描かれた横断旗・横断幕を進呈することで、日ごろの登下校時の安全指導に役立ててもらう。さらに同日午後には、同じく四国事業所の地元の保育所で、マンダリンパイレーツ河原監督と選手3人による「モアベースボールプロジェクト」活動が行われ、子どもたちの応援にソラトくんも参加して、活動を盛り上げた。

Tバッティングを行う園児
Tバッティングを行う園児

 この取り組みは、マンダリンパイレーツの監督と選手が、愛媛県内の幼稚園や保育園の園児たちに、ボールの投げ方やボールと触れ合うことの楽しさを教える活動。この日は、Tバッティングやキャッチボールのほか、的当て(ストラックアウト)が行われ、園児が1人ずつボールを的に向けて投げた。見事に当てた園児に大きな歓声があがる一方で、当てられなくて悔しがる園児もいるなど、可愛いらしい姿が見られた。

 また、参加した園児にはオリジナルのカラーボールがプレゼントされた。同社は社会貢献活動の一環として、今後も次世代を担う子どもたちの豊かな心の育成のため、こうした活動をこれからもサポートしていく。

塩ビ樹脂 11月は総出荷減も国内出荷に回復の兆し

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2019年12月23日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、11月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は、2カ月連続のマイナスで推移し前年同月比1%減の14万8500tだった。

 国内出荷は前月に続き減少し同6%減の9万400t、輸出は2カ月ぶりに上昇に転じ同8%増の5万8100tだった。国内出荷を用途別に見ると、電線・その他用は

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クラレ NISSHAと共同で「クラリーノ」の成形技術を開発

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2019年12月23日

 クラレは20日、NISSHA(京都市)と共同で、人工皮革「クラリーノ」を使用した「マテリアルインサート」として、「『マテリアルインサート』with『クラリーノ』」を開発し、両社の販売チャネルを通じて販売を開始すると発表した。

立体的な造形にも対応できる
立体的な造形にも対応できる

 「クラリーノ」は高級感がありながら、機能性やメンテナンス性に優れたクラレの人工皮革。「マテリアルインサート」は布や木など素材の持つ触感や特性を、そのまま活用することが可能な、NISSHAのインサート成形技術である。光透過やタッチスイッチなどの機能付加にも対応できる。

 NISSHAの持つ高度な印刷・成形技術と、「クラリーノ」の持つ素材特性のコラボレーションにより、高い質感と信頼性、美しさを兼ね備えた「『マテリアルインサート』with『クラリーノ』」が生まれた。これにより、「クラリーノ」を自由な形状にインサート成形することができる。

 複雑で立体的な造形や機能付加にも対応し、シームレスかつスタイリッシュなデザインと設計に貢献する。主な対象市場として、CASEの潮流の中で、シームレスな内装や新たなユーザーインターフェースへの需要が高まっている、自動車などのモビリティ、ライフスタイルに調和する外装が求められている、コンシューマー・エレクトロニクスなどを想定している。

経産省 化学企業経営者との懇談会を開催し意見を交換

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2019年12月23日

 経済産業省は20日、都内ホテルで化学企業経営者との懇談会=写真=を開催した。初めに化学業界を代表して、日本化学工業協会の淡輪敏会長(三井化学社長)が開会の挨拶を行った。

経産省と化学業界の懇談会 淡輪会長は「先行き不透明感が増す世界経済の中、化学業界の経営環境は予断を許さない状況にある。政府の諸政策に呼応し、事業基盤

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中国汎用樹脂輸入 10月は4品目で前年比マイナス

2019年12月23日

PE、PPは増加傾向、米国PEは全てプラスに

 貿易統計によると、中国の10月の汎用樹脂輸入はポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)が前月に引き続き前年を上回ったものの、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS)、ABS樹脂、EPSは前年を下回る結果となった。

 10月の輸入を品目別で見ると、PEは、低密度(LD)が前年同月比

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東レ 5G回路基板向け革新的なPPSフィルムを開発

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2019年12月20日

 東レは19日、従来に比べて40℃以上耐熱性を高め、融点に近い温度でも変形しにくい寸法安定性を持つPPSフィルムを創出したと発表した。

PPSフィルムを使用したロールサンプル(右)とFPCケーブル
PPSフィルムを使用したロールサンプル(右)とFPCケーブル

 同開発品を5Gなどに用いられる高速伝送用のフレキシブルプリント基板(FPC)に適用することで、通信デバイスの高周波での伝送ロスを低減し、高温・高湿度などの幅広い環境での高速通信を安定させることが期待できる。すでにパイロットスケールでの技術確立が完了。今後、2020年度中に量産体制を整え、急拡大する5G向け通信機器の早期普及に貢献していく。

 5Gは、高速・大容量・多数の同時アクセス、低遅延を可能にする次世代の通信技術として注目が高まっている。ただ、FPCを構成する基板材料には、高周波数帯域で伝送ロスを少なくする誘電特性と、回路基板加工時のはんだに対する耐熱性などの特性が要求される。すでに、液晶ポリマー(LCP)フィルムが実用化されているものの、高コストに加え加工性に課題があった。

 こうした中、同社はオンリーワン製品である二軸延伸PPSフィルム「トレリナ」の特性を維持しつつ、5Gに対応する製品開発に注力。PPSフィルムは、優れた難燃性・耐薬品性に加え、高周波数でも伝送損失が小さく、特に温度や湿度の影響を受けにくいといった性質を持つ一方、高温域ではフィルム自体が変形しやすく、回路基板への加工時のはんだ耐熱性が不足していた。

 そこで同社は、PPSフィルムの結晶構造を制御する独自技術を開発し、耐熱性を大幅に高めることに成功。開発品は、250℃の加熱テストでフィルムが変形しないことを確認しており、耐熱性を高めたことで既存の加工設備が使用できるようになった。

 一方、長年蓄積してきたフィルム内の分子鎖の配向を制御する技術により、低い厚み方向の熱膨張係数98ppm/℃も実現。これにより回路基板の多層化による小型化設計が可能となった。これらの特長を生かし、5G用の伝送ケーブルやアンテナなど幅広い用途への展開が期待できる。

 同社は、開発品の高い熱寸法安定性とコスト競争力のメリットを生かし、まずは5Gスマートフォンを中心としたFPC市場での採用を進める。すでにサンプルワークを開始しており、顧客からは高い評価を得ているもよう。さらに車載用途や基地局用途など、5Gの普及に合わせ用途展開に注力し、5、6年後には同製品の売上規模20億~30億円を目指していく考えだ。

石化協 MMAモノマーの11月国内出荷は9%減

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2019年12月20日

 石油化学工業協会が19日に発表した11月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比9%減の1万612t。

 ポリマーの国内出荷は、

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