日本ABS樹脂工業会 ABS樹脂の7月総出荷は9%減

,

2019年8月30日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、7月の総出荷量は前年同月比9%減の3万tとなり、3カ月連続でマイナスとなった。国内出荷は同5%増の2万1300tだったが、輸出が同31%減の8700tと落ち込んだことが響いた。

 国内出荷を用途別で見ると、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

財務省 7月輸入ナフサ価格はCIF3万9200円/kl

,

2019年8月30日

 財務省が29日に発表した貿易統計によると、7月の輸入ナフサ価格は524.13ドル/t、CIF3万9200円/kl(為替レート:108.0円/米ドル)となった。なお、諸チャージ「2000円」を加算した国産試算価格は

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

三菱ケミカル 生分解性ストローを「ミズカフェ」で展開

, ,

2019年8月29日

 三菱ケミカルは今月下旬から、グループ会社が運営するカフェでの生分解性バイオマスプラスチック「BioPBS」を用いたストローの展開を決めた。

菱ケミ用写真 東京・原宿で展開する
東京・原宿で展開する「MIZUcafe(ミズカフェ)」

「BioPBS」は同社が開発し、タイにあるグループ会社・PTT MCC バイオケム社が製造・販売を行う植物由来の生分解性プラスチック。自然界の微生物によって水とCO2に分解されるため、自然環境への負荷が少ないという特長をもつ。

 同生分解性ストローは、今年4月から京急グループ各社が運営する飲食店や百貨店、ホテルなどでの採用を皮切りに、5月からはワシントンホテルのすべてのホテルや飲食店などの施設での使用も始まっている。

 今回、新たに採用を決めた「MIZUcafe PRODUCED BY Cleansui」は、グループ会社で浄水器の販売を行う三菱ケミカル・クリンスイが展開するカフェ。水の魅力を通して「クリンスイ」のブランド価値を直接実感してもらう場として、2013年12月に東京・原宿にオープンした。店内で提供される料理とお冷やに「クリンスイ」の浄水を使用している。

日本スチレン工業会 7月のポリスチレン国内出荷は2カ月ぶりに減少

,

2019年8月28日

 日本スチレン工業会がこのほど発表した需給実績によると、7月のポリスチレン(PS)の国内出荷は、前年同月比4%減の5万5100tで、2カ月ぶりにマイナスとなった。

 用途別では、包装用が同8%減の2万3700t、電機・工業用は

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

フタル酸系可塑剤 7月の国内出荷は2ヵ月連続で減少

, ,

2019年8月28日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、7月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は前年同月比2%減の1万7200tとなり、2カ月連続でマイナスとなった。

 品目別では、DOPは同6%減の8200t、DBPは同13%減の46t、DIDPは

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

丸紅 ベトナムでフロン回収・破壊事業に参画

, , ,

2019年8月28日

 丸紅はこのほど、来年度にベトナム・ハノイでのフロン類の回収・破壊事業への参画を目指し、廃棄家電や大型空調設備などから回収するフロン類の破壊を目的とした専焼炉を途上国で初めて導入し、有効性に関する実証実験を行うと発表した。

フロン類の専焼型破壊設備
フロン類の専焼型破壊設備

 昨年度に続き、環境省の「2国間クレジット制度(JCM)を利用した代替フロンなど(フロン類)の回収・破壊プロジェクト補助事業」の採択を受け、事業費の一部は補助金を充当させる予定。

 フロン類は、地球温暖化係数がCO2の数10倍から1万数千倍で、世界全体でのフロン類の排出量は、CO2に換算すると年間約9億t、将来的には20億t(日本の年間温室効果ガス排出量の1.5倍)を超えると推計されている。

 特に途上国でのフロン類の排出抑制対策を進めることは、世界全体の温室効果ガス排出量削減につながり、地球規模の温暖化対策として極めて重要となる。

 日本では、改正フロン排出抑制法が今年5月に成立。日本には、ライフサイクル全体にわたり、フロン類の排出を抑制する総合的な仕組みがあり、特に回収・破壊については世界に類を見ない画期的な仕組みがある。

 しかし、ベトナムをはじめとする多くの途上国では、フロン類の回収・破壊に関する規制はなく、空調設備や冷蔵庫、自動車などに充填されているフロン類は、最終的には全て大気中に放出されている。

 空調設備や冷蔵庫、自動車などの普及が進む途上国で、現状のままでは将来的に深刻な環境問題に発展することが危惧されている。丸紅は、実証実験を通じて、ベトナムで専焼型破壊設備の有効性を確認し、規制やインセンティブなどを活用したフロン類回収・破壊スキームを確立するために、ベトナム政府などへの政策提言や啓発活動を行っていく。

 実証実験で有効性を確認後、ホーチミン、ダナンにも展開し、将来的にはその他の途上国で事業化を目指す。また丸紅は、JCMの枠組みを通じて事業を実施することで、日本の温室効果ガス削減目標達成にも貢献する考え。

合成ゴム工業会 1-6月の合成ゴム出荷量は3%減

, , , , ,

2019年8月28日

BRは増加も、輸入増や工作機械の不振影響か

 合成ゴム工業会がこのほど発表した需給実績によると、今年上半期(1-6月)の合成ゴム全体の出荷量は、前年同期比2.9%減の71万1300tとなった。

 品目別では、SBRが同4.7%減の26万5200t、NBRは同8.4%減の5万3400t、CRは同3.3%減の6万百t、BRは同4.5%増の15万5100t、EPTは同8.0%減の9万7600t、その他は同0.4%増の7万9900t。BRがプラス、その他がほぼ前年並みとなった以外は振るわなかった。

 合成ゴムの主要需要業界の動向を見てみると、日本自動車タイヤ協会がまとめた自動車タイヤの1-6月の生産は、本数で同0.5%増、ゴム量で

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

アジア石化市況 エチレンは5週連続で上昇

, , , , , , ,

2019年8月27日

ベンゼンは下落傾向、スチレンモノマーも弱含み

 アジア地域の8月第1週の石化市況では、エチレンは5週連続で上昇し、下値が前週比25ドル高、上値が55ドル高となり、875ドル~930ドルでの取引となった。

 上値は5月第5週以来となる900ドル台に回復した。市況を押し上げた要因として、アジア地域では8月に

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について