・当時の原文のまま掲載しています。ご了承ください。(2006年7月28日掲載)
テーマ:PS業界の現状と問題点
2024年10月30日
2024年10月29日
2024年10月28日
2024年10月25日
2024年10月23日
2024年8月9日
2024年8月9日
2024年8月9日
石化とヘルスケアの収益性を向上、ROEも高み目指す
三井化学は、事業環境の変化を踏まえ、長期経営計画「VISION 2030」(2021~2030年度)の戦略見直しに取り組む。マイルストーンの2025年度コア営業利益目標2000億円に対し、2024年度は1250億円を見込んでいるものの、達成が難しく見直しが必要な状況にある。中でも、石油化学事業は製品市況の悪化を受けて2023年度は赤字に転落し、期待するオーラルケア事業も米国市場の開拓が遅れるなど、各領域で収益改善が急務。加えて、長計目標の達成に不可欠な次世代ビジネスの創出についても、ドライブをかける必要がある。橋本修社長に、成長軌道への回帰に向けた方策について話を聞いた。
2023年度は非常に厳しい環境だった。特に石油化学事業を中心とするベーシック&グリーン・マテリアルズ(B&GM)は、中国のオーバーサプライ問題で需給が緩み、市況悪化が長期化している。ここまで中国での増設が続くことは誤算であり、石化事業は不可逆的な構造変化が起こった前提に立ち、戦略を変更していく必要がある。また、
2024年8月9日
2024年8月9日
原料転換とリサイクルで環境に貢献、PSの可能性を追求
PSジャパン(旭化成62.07%、出光興産37.93%)は、ポリスチレン(PS)のリーディングカンパニーとして、4つのナンバーワン(シェア、品質、技術開発、環境対応)を掲げる。PSは食品包材向けに底堅い需要があるものの、コロナ禍明けの物価高を背景に内需の縮小が進み、国内出荷は減少傾向にある。また、環境対応も求められており、リサイクル技術の確立や原料のバイオマス化が急務となっている。事業環境が厳しくなる中、いかに生き残りを図っていくのか、顕谷一平社長に話を聞いた。
2023年度を振り返ると、