WTI原油価格は29日、
7月29日のWTI、ブレント、ドバイ原油価格
2021年8月2日
2021年8月2日
2021年7月30日
2021年7月30日
三井化学は29日、アセトン(AC)、メチルイソブチルケトン(MIBK)、MIBK類、イソプロピルアルコール(IPA)を、8月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、ACが「16円/kg」、MIBKとMIBK類が「21円/kg」、IPAが「13円/kg」。
同製品については今年3月にも値上げを発表しているが、それ以降も主原料であるナフサ価格は騰勢を強め、2Q(4-6月期)は4万8000円/kl近くにまで上昇、/kl3Q(7-9月期)も5万5000円/kl程度と大幅な上昇が見込まれている。
こうしたナフサ価格高騰は自助努力の範囲を超えるものであり、安定供給体制の維持を図るためにも価格改定せざるを得ないと判断した。なお、想定したナフサ水準が変動する場合は、改定幅を修正する場合もあるとしている。
2021年7月30日
2021年7月29日
コロナ規制の緩和で需要改善、市場に底打ち感も
塩ビ樹脂(PVC)の8月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月並みのCFR1450ドル/t、中国・その他向けは前月比30ドル安の1210ドル/tで決着した。台湾大手メーカーは、インド向け同60ドル安の1330ドル/t(ボリュームディスカウントなし)、中国向け同30ドル安の1210ドル/t(同なし)で決着している。
PVCは、設備トラブルや米国寒波による出荷停止などにより、春先まで需給がひっ迫し市況が高騰していたが、トラブル解消に伴い需給バランスが緩和したことで、6月以降は大幅な調整局面となっている。ただ、市況が軟化したことで
2021年7月29日
昭和電工は28日、合成樹脂エマルジョンと溶液系樹脂について、8月16日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、合成樹脂エマルジョン「ポリゾール」では、エチレン-酢酸ビニル系エマルジョンが「25円/kg」、酢酸ビニル系エマルジョンが「20円/kg」、アクリル系エマルジョンが「30円/kg」、スチレン‐アクリル系エマルジョンが「21円/kg」となり、溶液系樹脂「コーガム」「ビニロール」「ポリフィックス」が「47円/kg」となっている。
昨今、原油市況や原料需給のタイト化により、原料であるエチレンや酢酸ビニル、アクリル酸エステルやスチレンの価格が上昇しており、また包材、副資材、物流費なども値上がりしている。同社はこれまでも製造や物流の工程の合理化を進めてコストダウンに努めてきたが、原燃料コストの上昇が続き非常に厳しい状況にあることから、製品の安定供給体制を維持するために、値上げせざるを得ないと判断した。
2021年7月29日
2021年7月28日
2021年7月27日
2021年7月27日
KHネオケムは26日、各種化学品について、8月1日納入分から値上げすると発表した。
対象製品と改定幅は、オキソ系(オクタノール、オキソコール900、ノナノール、ブタノール、イソブタノール、酢酸イソブチル、オクチル酸、キョーワノイック-N(イソノナン酸)、ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、キョーワゾールC-800、キョーワゾールC600M、キョーワノール‐M、トリデカノール)が「20円/kg以上」、
アセトン系(アセトン、アセトン-P)が「16円/kg以上」、
ダイアセトンアルコール(DAA)およびメチルイソブチルケトン(MIBK)が「21円/kg以上」、
ブチセルアセテート系(ブチセルアセテート、ブチセルノール20アセテート)が「76円/kg以上」、
ジオール(オクタンジオール、ブチルエチルプロパンジオール〈BEPG〉、キョーワジオールPD-9)が「20%以上」となっている。
なお、これら以外の少量販売品目も個別に値上げを実施する予定だ。第3四半期(7-9月期)の国産ナフサ価格は5万5000円水準が見込まれている。同社は、現在の急激な原燃料価格の上昇を自助努力で吸収するのは限界を超えており、国内安定供給を維持・確保するためにも、値上げが必要と判断した。