WTI原油価格は22日、
1月22日のWTI、ブレント、ドバイ原油価格
2021年1月26日
2021年1月26日
2021年1月25日
2021年1月22日
2021年1月21日
ポリプラスチックスは20日、ポリブチレンテレフタレート(PBT)「ジュラネックス」、および液晶ポリマー(LCP)「ラぺロス」を2月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、PTB「ジュラネックス」全グレートが、国内「50円/kg」、海外「0.5USドル/kg」。LCP「ラぺロス」全グレードが、国内「80円/kg」、海外「0.8USドル/kg」。
同社はエンジニアリング・プラスチックのリーディングカンパニーとして、これまで製品の安定供給、品質向上に注力するとともに、徹底した生産性の効率化に努めてきた。しかし、昨今の原料価格の高騰による製造コストの上昇と物流諸経費の高騰は、同社の自助努力だけでは吸収できない状況にあることから、両製品の値上げ実施を決定した。
2021年1月21日
2021年1月21日
2021年1月21日
アジア地域で需給タイト、中国も厳冬で玉確保に
宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、1月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比190ドル高の1600ドル/tで決着した。昨年9月以降から上昇基調を強めていたが、1月はさらに大幅上昇となり、2019年6月以降で最高値を記録する結果となった。
中国では自動車の生産が本格的に回復し、ナイロンが使用されるタイヤコードや高機能部材の需要が旺盛となっている。こうした中、原料メーカーのトラブルで一部のCPLメーカーの生産が低迷し需給バランスがタイト化したことが、価格を押し上げる要因となった。これに加え、世界的な製油所の稼働低下により原料であるベンゼン価格が高騰していることも、先高観につながっている。スプレッドについても、 “宇部興産 カプロラクタム(CPL)の1月価格は前月比190ドル高” の続きを読む
2021年1月21日
2021年1月20日
減産で原油価格上昇、1Q国産ナフサも一段高に
C&Fジャパン・スポットナフサ価格は、今月7日には506ドルを記録。昨年2月以来、約11カ月ぶりに500ドル台を回復し、足元では530ドルを下回る水準で推移している。また、試算した国産ナフサ価格も8日に4万円台を突破し、その後は4万1000円前後の値動きとなっている状況だ。
昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響や、OPECプラスの協調減産の混乱などで春先に原油・ナフサ価格が暴落。その後、協調減産が再開されたことや、中国の経済活動が回復したこともあり、原油・ナフサ市況は次第に値を戻す展開となった。
スポット・ナフサ価格を月別の平均で見ると、4月の200ドル割れを底に上昇基調となり、8月には400ドルを回復。ただ、コロナの再拡大が懸念されたこともあり、11月までの平均価格は400ドルを下回る結果となった。また、原油相場も6月以降は40ドル前後の動きを継続。しかし、コロナワクチンの承認が進んだことや、OPECプラス総会で減産幅の縮小を決定したことを材料に、12月以降には一気に騰勢を強めた。さらに、年明けには、サウジアラビアが単独で日量100万バレルの減産を表明。WTI価格は今月6日に50ドルを突破し、スポット・ナフサ価格も翌7日以降500ドルを上回る水準で推移している。
一方、スポット・ナフサ価格の上昇の要因として、アジア地域で需要バランスがタイトとなっていることも大きい。11月に入り、クラッカーのトラブルが発生したことでエチレン市況が上昇し、ナフサとのスプレッドは500ドル以上に拡大。センター各社は良好なスプレッドを確保できることからクラッカーは高稼働となりナフサを調達する動きが強まった。それに対し、市場へのナフサの供給は抑えられている。石油製品の需要低迷により製油所の稼働率が低下していることや、欧州などの域外品の流入が減少していることが背景にある。
こうした中、国産ナフサ価格も水準を切り上げてきた。試算した4Q(10-12月期)の国産ナフサ価格は3万2000~3万3000円程度と、3Q(7-9月期)から2、3000円程度の上昇となる見通し。仮に足元の状況が続けば、1Q(1-3月期)は3万7000~3万8000円の一段高になるとの見方が強まっている。すでにポリオレフィンメーカー各社は値上げを打ち出し始めており、今後、こうした動きがさらに本格化すると見られる。
2021年1月20日