財務省 4Q国産ナフサ6万700円と6期連続上昇

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2022年1月31日

中東リスク背景に上昇継続、1Qはさらに一段高

 財務省が28日に発表した貿易統計によると、昨年4Q(10-12月期)の国産ナフサ価格は、6万700円/klとなった。3Q(7-9月期)比7200円高の大幅高で推移したほか、6四半期連続で上昇し、2014年4Q(6万6000円)に次ぐ高値を付けた。単月では、

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アジア石化市況 エチレンは前週並み1065ドル

2022年1月25日

芳香族3製品は反発、スチレンモノマーも強含み

 アジア地域の昨年12月第2週の石化市況は、川下の需要が盛り上がらない反面、原油・ナフサ価格が持ち直したこともあり、膠着した状況となっている。

 エチレンは前週並みの1065ドル/tでの取引となった。原料価格を誘導品に転嫁しづらい展開が続いていることから、需要家の購買意欲が高まっていない。スプレッドも

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アジア石化市況 エチレン50ドル安の大幅下落

2022年1月18日

芳香族3製品とも軟化、スチレンモノマーは反転

 アジア地域の昨年12月第1週の石化市況は、引き続き、川下の需要の弱さや原油・ナフサ安の影響などを背景に、需要家が様子見の姿勢を強めた。エチレンは前週比50ドル安の1065ドル/tでの取引となり、9月以来3カ月ぶりに1100ドル台を下回っている。

 スプレッドについては、

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アジア石化市況 エチレン需給緩和で下落基調に

2022年1月11日

ベンゼン4月以来の900ドル割れ、SMも連れ安

 アジア地域の2021年11月第4週の石化市況は、川下の需要の弱さや原油・ナフサ安の影響などにより、全般的に弱含みの展開となった。エチレンは前週比5ドル安の1115ドル/tでの取引となり、10月第4週の1200ドル/tをピークに、これで

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塩ビ 1月のインド向け輸出価格、2カ月連続で下落

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2022年1月7日

需要期も高値では契約せず、安価な中国品も影響

 塩ビ樹脂(PVC)の1月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比200ドル安の1700ドル/t、中国・その他向けは同130ドル安の1360ドル/tで決着した。台湾大手メーカーも、インド向け同120ドル安の1590ドル/t(ボリュームディスカウントなし)、中国向け同130ドル安の1360ドル/t(同なし)で決着している。

 世界的な塩ビの需給タイトが継続する中、電力規制で中国カーバイド法塩ビの生産が減少したことや、石炭価格が高騰したこともあり、昨秋にアジア地域の塩ビ市況が高騰。それに伴い輸出価格も11月まで上昇基調を強めていた。しかし、

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ENEOS 1月のベンゼンACPは前月比40ドル高

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2022年1月6日

 ENEOSはこのほど、1月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を955ドル/tで決着したと発表した。2021年12月のアジアベンゼン市況は、原油価格の上昇と欧米ベンゼン市況上昇に伴う域外向け輸出需要の高まりを受けて堅調に推移した。こうした市場環境を反映し、1月ACPは前月比40ドル/t高で決着した。

 なお国内価格換算想定値は、114.9円/kgとなる。

アジア石化市況 エチレン先安観で4週連続下落

2021年12月28日

原油・ナフサが軟化、芳香族は3製品とも弱含み

 アジア地域の11月第3週の石化市況では、エチレンは前週比30ドル安の1120ドル/tでの取引となった。これで4週連続の下落となる。中国景気に減速感が強まる中、需要減少と供給増により、先安観から需要家の間で買い控えが続いている。スプレッドについても、

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宇部興産 CPLの12月価格、前月比140ドル安

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2021年12月24日

中国が需給悪化で大幅安、アジア市況に影響及ぶ

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、12月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比140ドル安の2070ドルで決着した。9月以来、3カ月ぶりの下落となる。この背景として、中国がアジア市場向けに安価なナイロンチップを輸出し、競合品である台湾チップの価格が押し下げられたことや、ベンゼン価格が弱含みとなったことが挙げられる。台湾メーカーがCPLメーカーに対し値下げ要求を強めたため、12月の契約価格は大幅な下落となった。

 もともと中国のラクタムチェーン(CPL、ナイロン、紡糸)の各製品は、

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アジア石化市況 エチレン下落基調継続で採算悪化

2021年12月21日

ベンゼンは再び下落、スチレンモノマーも弱含み

 アジア地域の11月第2週の石化市況では、エチレンは前週比5ドル安の1150ドル/tでの取引となった。マイナス幅が縮小したものの、これで3週連続の下落となっている。誘導品の需要が強くない中、これまで電力規制の影響を受けていた中国メーカーが稼働率を上げており、供給増から市場に先安観が出ている。

 スプレッドについても、

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