塩ビ樹脂(PVC)の7月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR940ドル/tで決着。前月から50ドル高と大幅な上昇となった。中国・その他向けも同880ドル/tと前月から40ドル高の一段高になっている。
今回、輸出価格が上昇した要因として、南米メーカーのトラブルが挙げられる。これにより、アジアや欧米などの玉が南米市場に回り世界的に需給バランスがタイトとなった。
台湾大手メーカーも、インド向け
2019年7月8日
2019年7月3日
2019年7月2日
2019年7月1日
C&Fジャパン・スポットナフサ価格は、6月に入り軟化傾向にあったが、中東情勢の緊迫化による原油高を背景に今月21日には500ドル/t台を回復。その後、500ドル/t超で推移している。3万7000円台まで下落していた国産ナフサ価格も、為替が円高に振れているにもかかわらず、足元では一段高の4万2000円超となっている状況だ。
ナフサ価格が上昇した要因として、中東リスクの高まりによる原油価格の高騰に連動したことが挙げられる。米国とイランの対立が激化する中、ホルムズ海峡でタンカーが攻撃を受けたことで供給不安が拡大し、WTIはわずか1日で
2019年6月25日
2019年6月24日
貿易統計によると、米国の1Q(1-3月期)のポリエチレン(PE)輸出は、前年同期比50.0%増の205万1000tと大幅な伸びとなった。米国においてシェール由来の大型エタンクラッカーやPE設備が相次ぎ立ち上がり、世界各地に向けて輸出が加速している。
アジアではベトナム(同12.8倍)やマレーシア(同12.5倍)、韓国(2.7倍)、またインド(同2.1倍)向けに増加が目立っており、今年もその動きが継続しそうだ。
1Qの主な輸出先は、1位がメキシコ(29万1000t)、2位がベルギー(21万1000t)、3位がカナダ(19万4000t)、4位が中国(13万5000t)、5位はブラジル(13万1000t)となった。中国向けは、貿易摩擦の影響もあり、同37.0%減となっているが、昨年11月を底に数量は反転しており、今後の動向が注目される。
一方、1QのPE輸出を品目別にみると、HDPEが
2019年6月20日
2019年6月18日
2019年6月6日
塩ビ樹脂(PVC)の6月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR890ドル/tで決着。前月から10ドル高と3カ月ぶりの上昇となった。中国・その他向けも同840ドル/tと前月から20ドル高となり、4カ月ぶりに上昇に転じている。
台湾大手メーカーも、インド向け “塩ビ樹脂 6月インド向け輸出は前月比10ドル高” の続きを読む
2019年6月4日