可塑剤大手3社 値上げ交渉が本格化、採算是正が急務に

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2018年10月29日

 可塑剤大手3社の値上げが今月11日までに出揃い、早期決着に向けた関係ユーザーとの交渉が一段と本格化している。8月下旬から騰勢を強める原油・ナフサ価格や、為替レートの円安基調を背景に、各社はフタル酸系可塑剤の値上げを相次いで打ち出した。

 2社に先駆けて最大手のジェイ・プラスが、9月28日にDOP・INP・その他フタレートの16円/kg以上の価格改定を表明した。10月4日には新日本理化がDOP・DINP・DBP・その他フタレートの24円/kg以上を発表。11日にはシージーエスターが、DOP・DINP・DBPの25円/kg、PL-200の15円/kgを打ち出した。

 フタル酸系の主要製品であるDOP・DINPで言えば、

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宇部興産 カプロラクタムの10月価格は前月比70ドル高に

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2018年10月29日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)の10月の韓国・台湾大手向け契約価格を2240ドル/tで決着。9月の価格(2170ドル/t)に比べ、10月は70ドル高と大幅に上昇した。8、9月は

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アジア石化市況 エチレン続落で1130ドル/t

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2018年10月23日

 アジア地域の石化市況ではエチレンが続落し、10月第1週は1130~1200ドル/tと前週から下値で68ドル安、上値で65ドル安での取引となった。前週は中国・国慶節休暇(10月1~7日)を前に引き合いが弱く

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ニードルコークス 需給が逼迫し市況高騰が継続

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2018年10月22日

 黒鉛電極の原料として使用されるニードルコークスは、昨年以降、電炉鋼向けの需要増加に加え、リチウムイオン二次電池(LIB)負極材向けにも需要が強い。生産が限られていることから需給バランスが逼迫しており、市況の高騰が今後も続く見通しだ。

 中国では昨年、地条鋼と呼ばれる粗悪鉄が撲滅されたことや、環境規制により石炭を使用する高炉の稼働が低下したことで、電炉鋼への需要が急激に高まった。そのため、

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アジア石化市況 エチレン再下落で1200ドル割れ

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2018年10月16日

 アジア地域の石化市況では、エチレンが再び下落し、9月第4週は1198~1265ドル/tと前週から下値で67ドル安、上値で35ドル安での取引となった。域内でエチレンセンター数社が秋の定修期に入り、

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米国のポリエチレン輸出 7月は前年同月比56%増

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2018年10月15日

 貿易統計によると、米国の7月のポリエチレン(PE)輸出は約55万5000tとなった。昨年同月は35万5000t程度だったことから、前年同月比で56%増と大幅に増加した。

 その背景として、シェール由来のエタンクラッカーが昨年後半から立ち上がり始め、誘導品であるPEの生産量が増加し、需要が旺盛な地域に向けて輸出が活発化してきたことが挙げられる。

 1-7月期で見ても、前年同期比31%増の345万4000tとなっており、このペースを維持すれば今年年は600万t前後(昨年は442万1000t)の輸出量になる見込みだ。

 7月の主な輸出先は、

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塩ビ樹脂 10月インド向け輸出は60ドル安で決着

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2018年10月11日

 塩ビ樹脂(PVC)の10月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR950ドル/tで前月比60ドル安、中国・その他向けは870ドル/tで同90ドル安と前月から大幅に下落して決着した。

 アジア地域の需要は

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ウレタン原料MDI 中国スポット市況は弱含み

2018年10月4日

 ウレタン原料であるMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)は、供給量の増加により中国スポット市況は弱含んでいる模様だ。足元では、ポリメリックは2000ドル程度、モノメリックは

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ポリスチレン 10月の価格改定は3Q並みで決着

2018年10月3日

 ポリスチレン(PS)の各メーカーは、原料のベンゼンやナフサ、また為替などを前提に四半期ごとの価格改定を行っているが、10月の価格改定では3Q(7‐9月期)並みの価格で決着した模様だ。

 9月のベンゼンACP(アジア契約価格)は

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