ジェイ・プラス フタル酸系可塑剤を来月から値上げ

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2021年6月23日

 ジェイ・プラスは22日、フタル酸系可塑剤(DOP、DINP、その他フタレート)について、7月16日以降納入分から値上げすると発表した。改定幅は「10円/kg以上」。

 原油・ナフサ価格が騰勢を強めており、今年第3四半期(7-9月期)の国産ナフサ基準価格は5万2000円/klを超える水準が見込まれている。加えて鋼材価格の上昇による包装材料費などの諸経費も上昇している。こうした中、同社は、今後とも現状の供給を維持していくためには、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

ランクセス 無機顔料を値上げ、コスト高に対応

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2021年6月22日

 ランクセスはこのほど、無機顔料について6月14日以降の出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「150ユーロ/t(または相当する現地通貨)」。

 なお、製品および地域よって状況が異なることから、具体的な内容についてはユーザーとの個別対応になる。同社は今回の値上げについて、原材料やエネルギーコストの継続的な上昇と輸送コストの大幅な上昇に起因するものとしている。

 

 

サン・トックス OPPとCPPの各フィルムを再値上げ

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2021年6月22日

 サン・トックスは21日、OPPフィルムとCPPフィルムの全製品を7月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、「500㎡当たり250円(厚み20μ相当品)」。

 同社は3月22日に値上げを実施したが、購入しているポリオレフィン樹脂価格が上昇しており、さらに樹脂メーカー各社から原料価格の追加値上げを強く要請されている。加えて、副資材価格、物流費、用役費なども上昇している。こうした中、同社は、生産性改善や営業効率向上といったコストダウンを実施しているが、原料価格の値上げなどコスト上昇は自助努力の範囲をはるかに超えるもとなっており、フィルム製品の採算是正を図るため再度の値上げを決定した。

クレハ 塩酸を来月1日から値上げ、コスト増に対応

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2021年6月22日

 クレハは21日、塩酸について7月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「5円/kg以上」。

 同社の塩酸事業は、製造・保管・出荷設備の維持・更新のための費用や物流費の増大により、収益が大幅に悪化している。こうした中、同社は、今後も安定供給体制の維持とコスト削減に努めていくものの、自助努力のみでは現状の厳しい事業採算水準を脱することは困難であると判断し、今回の値上げを決定した。

クラレ イソプレンケミカル関連製品を来月から値上げ

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2021年6月22日

 クラレは21日、イソプレンケミカル関連製品を7月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は現行価格から「10~30%アップ」。

 対象製品の各種コストの上昇は自助努力によるコスト吸収の範囲を超えるものとなっており、同社の事業収益は一段と悪化が進んでいる。このような状況下、採算改善を行い、安定供給を維持するために今回、価格改定の実施を決定した。

プライムポリマー PEとPPを値上げ、ナフサ高に対応

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2021年6月22日

 プライムポリマーは21日、ポリエチレン(HDPE、L-LDPE)とポリプロピレン(PP)を7月15日納入分から値上げすると発表した。改定幅はいずれも「10円/kg以上」。

 原油価格は、新型コロナワクチン普及による欧米での行動制限緩和などによる景気回復への期待を背景に上昇に転じている。これを受け、主原料である国産ナフサ価格も第3四半期(7-9月期)の基準価格は5万2000円/klを超える水準で推移すると見込まれている。厳しい環境下、同社はあらゆるコストダウンに懸命に取り組んでいるものの、こうしたコストの高騰は自助努力により吸収できる水準を超えるものとなっているため、値上げせざるを得ないと判断した。

 なお、想定したナフサ基準価格が大きく変動する場合は、修正もあるとしている。

クラレ 面ファスナーなど値上げ、原材料など高騰で

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2021年6月21日

 クラレグループのクラレファスニングは18日、面ファスナーなどを7月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品は面ファスナー「マジックテープ」「マジロック」「マジックバンド」と関連小売商品全般。改定幅は現行価格から「15%以上のアップ」。

 主要原材料やユーティリティ・物流費用などのコスト上昇は、自助努力で吸収できる範囲を超えているため、値上げの実施を決めた。

旭化成 硝酸を値上げ、国内での安定供給維持を図る

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2021年6月21日

 旭化成は18日、硝酸を7月1日出荷分から「10/kg円」値上げすると発表した。ここ数年で国内の環境が大きく変化しており、特に供給面では事業の撤退、能力縮小などが相次ぎ、需給のひっ迫感が非常に強まっている。また、硝酸の主原料であるアンモニア価格は旺盛な需要を背景に大幅に上昇しており、加えて物流費用や設備の維持更新費などのコストも増加。国内で事業を継続していくためのコストが大幅に上昇している。

 こうした環境下、同社は徹底した合理化や効率化に懸命に取り組んできたが、自助努力の範囲を大きく超える状況にあることから、今後、国内で安定供給を維持するためには今回の価格改定が不可避と判断した。

旭化成 PE全製品を値上げ、ナフサ高・コスト高に対応

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2021年6月21日

 旭化成は18日、ポリエチレン(PE)製品を7月1日出荷分から「15円/kg以上」値上げすると発表した。対象製品は、「サンテック-LD」「サンテック-HD」「サンテック-EVA」と「クレオレックス」。

 同4製品については、4月1日からの「20円/kg以上」の値上げを打ち出したが、今年第3四半期(7-9月期)以降のさらなるナフサ価格上昇が予想されている。同社はコストダウンに取り組んできたものの、自助努力によるコスト吸収が極めて困難なことから、再度、値上げせざるを得ないと判断した。

三菱ケミカル 無水マレイン酸を値上げ、採算是正を図る

2021年6月18日

 三菱ケミカルは17日、無水マレイン酸について、7月1日出荷分から値上げすることを決定し、取引先との交渉を開始すると発表した。改定幅は「30円/kg」。

 昨今の無水マレイン酸および誘導品の堅調な需要により、国内の需給バランスがタイト化している。また、製造設備の維持費や物流費なども高騰している。こうした状況の中、同社は、採算是正と安定供給維持のため、同製品を値上げせざるを得ないと判断した。