東洋紡 アクリル繊維・機能材を値上げ、来月から実施
2024年5月10日
2024年5月10日
2024年5月9日
2024年5月8日
2024年5月7日
2024年4月25日
2024年4月25日
DICの子会社であるDICグラフィックスは24日、パッケージ印刷向けのグラビア・フレキソインキや接着剤製品、食品用金属容器などの塗料やインキ製品について、5月20日納入分から値上げすると発表した。
対象製品と改定幅は、グラビア・フレキソインキが「50円/kg以上」、接着剤が「30円/kg以上」、製缶用塗料が「50円/kg以上」、金属インキが「70円/kg以上」。なお、大幅に原料価格が上昇している一部製品は改定幅が異なる。
同社は昨年、当該製品の値上げを行ったが、その後も酸化チタンとはじめとする対象製品の主原料は、粗原料、副資材、製造コストの増加や採算是正を理由とした価格の上昇が続く。加えて、「2024年問題」に伴う物流コストの増加など、今後の事業継続への圧迫要因が発生している。
同社は、様々なコスト削減施策を講じ自助努力による吸収を進めてきたが、これらのコスト増加分を吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給と事業継続を図るため、価格改定が避けられないと判断した。
2024年4月24日
2024年4月24日
2024年4月24日
シージーエスターはこのほど、フタル酸系可塑剤を5月7日納入分から値上げすることを決め、需要家との交渉を開始した。対象製品と値上げ幅は、DOP、DINP、DBPはいずれも「37円/kg」、PL‐200は「39円/kg」。なお、荷姿がドラム缶および石油缶の場合は同改定幅に加え、個別に交渉を行うとしている。
対象製品を取り巻く事業環境は、資材の高騰や人手不足による設備修繕費などの大幅な上昇に加えて、国産ナフサ価格は騰勢を強めている。また物流費用や包材価格の上昇も継続する。同社はコストの削減努力を継続してきたが、これらのコスト上昇は自助努力で吸収できる限界を超えていることから、今後も安定供給を維持するためには価格改定せざるを得ないと判断した。
2024年4月23日