[日本ゼオン・人事](6月27日)▽原料統括部門長、取締役常務執行役員基盤事業本部長兼物流統括部門長平川宏之▽取締役管理本部長兼人事統括部門長兼人事部長兼中国事業管理室長、執行役員松浦一慶▽ラテックス事業部長兼ラテックス販売部長、同役員江口勉▽CSR推進本部長、同役員CSR統括部門長兼CSR推進室長渡辺えりさ▽東京材料社長今井廣史▽ゴム事業部長大井喜信。
日本ゼオン 人事(6月27日)
2019年6月28日
2019年6月28日
2019年6月28日
2019年6月11日
日本ゼオンは10日、オープンイノベーションプロジェクトとして展開する「project LNES」が、ソーラーカード式ランプ(開発品名:「LNES SL‐01」)を製品化したと発表した。
「LNES SL‐01」は、独自開発したソーラーカードによる蓄電で発光するランプで、「軽さ」と「デザイン」を徹底的に追求した。日中は景観になじむ近未来的フォルム、夜間はゆらぐ灯りが心の安らぎを提供する。快晴時2~3時間の充電で、約8時間の点灯が可能。販売は超想工房(東京・六本木)が行う。
プラスチックソーラーの可能性を追求する「project LNES」は、ナノカーボン技術を応用したソーラーカードをコアテクノロジーとして、さまざまな商品開発を進めている。
その第1弾としての「LNES SL‐01」は、日中の太陽光で充電し、ソーラーカードに接続されたランプが夜間に灯る、テクノロジーと人間らしい心地よさが融合した照明デバイス。
クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING by T‐SITE」で、支援希望者を募集している。
2019年5月23日
2019年5月7日
2019年4月4日
国内外に目を向けると、昨年まで好況を謳歌した世界経済は減速し、その影響で「いざなみ景気」を抜いて戦後最長といわれていた日本の景気も後退局面に入ったことは否定できない。
しかしその一方、これから先には東京オリンピックや大阪万博などの明るい話題も控えている。
さて、本日は新元号の発表だが、改元という記念すべき年にゼオンに入社する皆さんに3つのお願いがある。是非覚えて今日から実践してほしい。
①夢を持つこと:先ほど、皆さんから「ゼオンで叶えたい夢」を宣言してもらった。若者らしくチャレンジ精神に富んだすばらしい夢であり、大変頼もしく思った。
私は、「夢やありたい姿を真剣に追い求めるとすべてが変わる」と信じているし、自分自身実行している。夢の実現に向け、真剣にチャレンジを続けてほしい。
②会社を変える、ゼオンを変える:ゼオンを取り巻く環境は大変厳しく、凄まじい勢いで変化している。お客様のニーズや価値観は多様化し、社会で求められているものを的確に把握することが難しい世の中になってきた。
そのような中で新しい価値を生み出す土台として、ダイバーシテイ推進に取り組み、先を読み、仕事のやり方や考え方を大きく変え、イノベーションを起こしていかないとゼオンも生き残っていけない。
皆さんは新入社員なので、まずは配属先の上司や先輩から仕事を教わることがスタートですが、ゼロベースで「本当にその仕事が必要なのか」、「こうやった方がいいのではないか」、「もっと効率的にできるのではないか」という視点を持ち、ゼオンを変えるという気持ちをもって挑んでもらいたい。
③健康であり続ける:健康は当たり前と思われているかも知れないが、会社にとって非常に大事なことだ。ぜひこれから病気にならない、怪我をしないと決心し、全員が現状より一歩でも健康になるよう取り組んでいただき、定年まで元気に仕事をしてほしい。
最後になるが、皆さんは本日から日本ゼオンの社員だ。我々と共に2020年のありたい姿と、その後の将来に向けて、ゼオングループを大きく発展させていこう。
2019年4月2日
日本ゼオンは1日、シクロオレフィンポリマー(COP)の加工品製造子会社であるオプテスから、射出成形加工を行う佐野工場を分社化し、新たにゼオンオプトバイオラボを設立したと発表した。成長が見込まれる光学・医療・バイオ市場の試作事業を強化し、さらなる事業拡大を目指す。
多様化する医療・バイオ市場分野で、高品質かつ手軽な分析・検査診断用チップのニーズが高まる中、同社は2017年より、COPを使用した樹脂製マイクロ流路チップなどの試作品成形の受託事業を展開。今回の分社化により、国内外の大学・研究機関にこれまで以上に寄り添い、より積極的かつスピーディーな新製品・新サービスの提供に努めていく。
なお新会社は、これまで通り、COP成形品の射出成形も行ない、試作後の量産加工にも万全の体制で対応する考えだ。
2019年3月11日
日本ゼオンはこのほど、経済産業省が主催する「健康経営アワード2019」で、「健康経営優良法人2019(大規模法人部門)~ホワイト500~」に認定された。
同制度は健康経営に取り組む企業を顕彰するもの。その取り組みが特に優良な法人を「見える化」し、従業員や求職者、各機関などから「健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として、社会的評価が受けられる環境づくりを目標としている。経産省が普及促進に向けた制度設計を担い、日本健康会議が認定を行っている。
同社は今回、「ゼオングループ全員の成長と力の発揮は、一人ひとりの健康がベース」というトップ方針の下、全社で取り組む健康経営の施策が高く評価された。今後も継続的な認定取得を目指し、よりいっそう健康経営の質向上を図っていく姿勢を明らかにした。
2019年2月19日
日本ゼオンはこのほど、液晶ディスプレイ用位相差フィルムの生産技術開発による産業発展への功績が評価され、大河内記念会から大河内記念技術賞を受賞することが決まったと発表した。3月26日に、東京都千代田区の日本工業倶楽部で開催される贈賞式で表彰される予定。
同社が開発した液晶ディスプレイ用位相差フィルム「ゼオノアフィルム」は、熱可塑性プラスチック(シクロオレフィンポリマー)を原料とする光学用フィルム。液晶ディスプレイはさまざまな機能を持った各種フィルムの集合体だが、ゼオノアフィルムは主に位相差フィルムなど、偏光板の部材として使われる。
今回の評価対象となったのは、独自の加工技術でシクロオレフィンポリマーをフィルム化する「溶融押出法」と、フィルムの分子を一定方向に配向させる「逐次2軸延伸」「斜め延伸」などの延伸技術。
光学用フィルムは厚み精度への要求が一般のフィルムに比べ厳しく、従来は溶液キャスト法によって製造されてきた。この製法は厚み精度に優れるものの、生産性を上げることが難しく、設備も大規模なものが必要とされ、光学用フィルムの高コストの要因となっていた。
同社は生産性向上と設備のコンパクト化を目指し、溶融押出法の開発を進め、溶液キャストを凌駕する厚み精度を得ることに成功した。これにより、品質は同等以上で圧倒的なコスト競争力を持つフィルムの生産が可能になった。
大型液晶ディスプレイ用の視野角を拡大するためには、業界初のプロセスとして縦と横に段階的に延伸させる逐次2軸延伸、スマートフォンなどの中小型ディスプレイには、世界初のプロセスとして任意の角度に分子を配向させる斜め延伸の技術が用いられている。膜厚や分子配向、光学物性などの制御には多くの課題があったが、同社が開発した新たな製法は諸性状の制御を可能とし、産業の発展にとっても大きな後押しとなった。
2019年2月6日