【夏季特集】昭和電工

, ,

2022年8月10日

代表取締役社長  髙橋秀仁氏

来年1月に統合新会社が発足、新社名と新体制で共創を実現

  ━第1四半期(1―3月期)の業績について。

 売上高は、事業譲渡の影響により単純な前年同期との比較では減収となったが、旺盛な半導体・電子材料の需要を背景に、2021年の売却事業を除いた継続事業ベースでは増収となった。営業利益は、事業譲渡の影響や大分コンビナートの定期修理、原材料価格の高騰などにより減益となったが、注力している半導体・電子材料に関しては、前工程・後工程とも販売数量が増加して大幅な増益を確保した。原材料価格の高騰が収益に影響しており、今後も継続的に値上げを行い、コスト増加分の価格への転嫁を図っていく。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

昭和電工の1-6月期モビリティ赤字などで減益

, ,

2022年8月5日

半導体材料は好調、価格是正とコスト削減に注力

 昭和電工は4日、2022年12月期第2四半期(1-6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比5%減の6560億円、営業利益22%減の371億円、経常利益7%減の468億円、純利益317億円(同451億円増)となった。

 オンライン会見において染宮秀樹常務執行役員CFOは

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

昭和電工 上期業績予想を上方修正、半導体事業が好調

, ,

2022年8月4日

 昭和電工は3日、上期および通期の業績予想について修正を発表した。上期業績予想では、売上高6550億円(前回予想比150億円増)、営業利益367億円(同77億円増)、経常利益463億円(同193億円増)、純利益310億円(同250億円増)を見込む。半導体・電子材料セグメントが好調に推移する中、円安や値上げなどで売上増となり、営業利益や経常利益を押し上げた。純利益は、一部の構造改革費用の計上が上期から下期に持ち越されたことが大きい。

 一方、通期業績予想では、売上高1兆5000億円(同1500億円増)、営業利益840億円(据え置き)、経常利益850億円(同60億円増)、純利益320億円(同50億円増)を見込む。円安や値上げなどで売上増を見込むが、営業利益は、原材料価格やエネルギーコスト、輸送費などの上昇の影響を受けることから、前回予想を据え置いた。

昭和電工 硫酸を値上げ、原料高騰などコスト高に対応

,

2022年8月2日

 昭和電工は1日、硫酸について今月22日納入分から値上げすると発表した。対象製品は、「発煙硫酸」「濃硫酸」「希硫酸」で、改定幅はいずれも「5円/kg以上」。

 硫酸を取り巻く事業環境は、世界的なインフレを背景とした原料である硫黄価格の高騰に加え、設備の維持・補修費および物流費などの上昇により厳しい状況が続いている。同社はこれまでも、製造原価の低減や物流の効率化などによるコストダウンに努めてきたが、今後も製品の安定供給を維持するためには、価格改定せざるを得ないと判断した。

 

昭和電工 半導体用高純度ガス事業、韓国SKと北米で協業

, , ,

2022年6月30日

 昭和電工と韓国SKは29日、半導体の製造工程で使われる高純度ガス事業について、北米協業検討覚書(MOU)を締結したと発表した。共同で北米での半導体用高純度ガス現地生産の検討を開始する。

 世界各国の半導体市場が

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

昭和電工 カセイソーダと次亜塩素酸ソーダを値上げ

, ,

2022年6月30日

 昭和電工は29日、カセイソーダおよび次亜塩素酸ソーダについて、8月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、カセイソーダが「30円/kg以上」(固形換算値)、次亜塩素酸ソーダが「5円/kg以上」。

 当該製品の事業収益は、急激な電力コストの高騰により大幅に悪化しており、輸送費などの上昇も受け大変厳しい状況が続いている。同社はこれまでも、製造原価の低減や物流の効率化などによるコストダウンに努めてきたが、今後も製品の安定供給を維持するためには、価格改定せざるを得ないと判断した。

昭和電工 マイクロ波によるCR技術、共同開発を開始

, , ,

2022年6月29日

 昭和電工とマイクロ波化学は28日、マイクロ波を用いて使用済みプラスチックから基礎化学原料を直接製造するケミカルリサイクル(CR)技術の共同開発を開始したと発表した。2050年のカーボンニュートラル(CN)達成に向けて様々な取り組みを実施しており、CR技術の早期社会実装および事業化を目指す。

マイクロ波と従来法の比較

 両社は、使用済みプラに

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

昭和電工 人事(2022年7月1日)

2022年6月21日

[昭和電工・人事](7月1日)▽退任(理事社長付)、総務部嘱託柳下政道【昭和電工HDトレース】▽退任(総経理)、昭和電工HD山形工藤正典▽総経理青木隆明。

 

昭和電工 グリシンを値上げ、原材料などコスト高に対応

,

2022年6月20日

 昭和電工は17日、主に食品添加物として使われるグリシンについて、7月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「150円/kg以上」。

 グリシン事業は、原材料の価格上昇と供給不足などの需給環境の変化の中、エネルギー価格の急激な高騰による原材料や包装材などの諸資材、および物流諸費用の上昇により、厳しい環境にある。同社は、これまで製造原価の低減や物流の効率化などによるコストダウンに努めてきたが、今後も同製品の安定供給を維持するためには、価格改定せざるを得ないと判断した。

昭和電工 人事(2022年7月1日)

2022年6月2日

[昭和電工・人事](7月1日)▽退任(業務執行役産業ガス事業部長兼昭和電工ガスプロダクツ社長)、同社社長平倉一夫▽解兼理事基礎化学品事業部長兼産業ガス・基礎化学品事業統合準備室長、理事同事業部長原聡。