東亞合成が28日に発表した2022年12月期第1四半期(1-3月期)の連結決算は、売上高が前年同期比5%増の378億円、営業利益は12%減の41億円、経常利益は10%減の47億円、純利益は10%増の40億円となった。
電子材料向けの出荷が好調な半面で、
2022年5月9日
2022年4月20日
2022年3月31日
2022年3月18日
2022年2月24日
2022年2月14日
2022年2月1日
2022年1月28日
東亞合成は27日、「液体カセイカリ」「フレークカセイカリ」「スーパーカリ」の3製品について、2月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、液体カセイカリとスーパーカリが「45円/kg以上」(固形換算)、フレークカセイカリが「45円/kg以上」(有姿)。
同製品主原料の塩化カリ価格は引続き高騰しており、電力やユーティリティ、物流コストも大幅に上昇し利益を圧迫している。同社では、生産効率化や物流合理化によるコスト削減を継続して実施しているが、これらのコストアップは、自助努力のみで吸収できる範囲を大幅に超えていることから、適正品質の製品を安定供給していくためには、価格是正が必要であると判断した。
2022年1月17日
TCFDへの対応も強化、シナリオ分析など開示
東亞合成は、「2050年カーボンニュートラル(実質ゼロ)」を目標に掲げるとともに、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に沿ったステークホルダーへの情報を同社ウェブサイト(https://www.toagosei.co.jp/csr/reduction.html)に開示した。
同社は、これまで自社排出分(スコープ1、2)の温室効果ガス(GHG)削減目標を「2030年に26%削減(2013年比)」とし、排出量削減に注力してきた。その結果、2020年のGHG排出量は、基準年である2013年(41万1000t)比で19%削減の33万4000tとなり、目標達成が見込める状況となった。一方では、
2021年12月15日
東亞合成はこのほど、次亜塩素酸ソーダ、「アロンクリン」「ツルクロン」を16日出荷分から値上げすることを決め需要家との交渉に入ると発表した。改定幅は、タンクローリーが「5円/kg以上」、ポリ缶とバッグインボックスが「10円/kg以上」。
対象製品の国内需要は安定的に推移し、今後も堅調に推移することが想定される一方で、電力料金や輸送費などの上昇に加え、設備老朽化による大型補修や設備更新費用が同社の利益を圧迫している。生産効率化や物流合理化によるコスト削減に注力しているものの、自社のみでの吸収は困難な状況にあることから、適正品質の製品を安定供給していくためには、製品価格の是正が必要であると判断した。