産総研 深海底堆積物のメタン生成微生物の特徴を解明

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2022年3月14日

 産業技術総合研究所(産総研)はこのほど、石油天然ガス・金属鉱物資源機構、量子科学技術研究開発機構と共同でメタンハイドレート(MH、メタンと水の結晶)を埋蔵する東部南海トラフの海底堆積物から多様なメタン生成菌を培養し性質を明らかにした。同時に、堆積物表層から

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ブリヂストン 廃タイヤからのイソプレン製造を産学共創

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2022年3月11日

 ブリヂストンはこのほど、産業技術総合研究所(産総研)、東北大学および委託パートナーのENEOS、日揮ホールディングス(HD)とともに、使用済タイヤから合成ゴムの素原料であるイソプレンを高収率で製造するケミカルリサイクル(CR)技術の共創を開始した。2030年までに、社会実装に向けた実証実験を行う。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発」の実証事業「使用済タイヤからの化学品製造技術の開発」における研究開発項目の1つ「使用済タイヤの低温分解解重合による高収率リサイクル法開発」で、

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NEDOなど 構造・熱物性検索が容易な統一DBを公開

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2022年3月8日

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はこのほど、未利用熱エネルギー革新的活用技術研究組合(TherMAT)、産業技術総合研究所(産総研)とともに熱関連材料の熱物性情報と関連データを収集・体系化したデータベース(DB)システム「PropertiesDB Web」を開発し、TherMATのHPで公開した。様々な熱物性物質の探索が容易になり、

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産総研 生分解材料からなる両親媒性高分子を開発

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2022年2月18日

 産業技術総合研究所(産総研)はこのほど、生分解性骨格からなる両親媒性高分子を開発した。生分解性のポリエステル(ポリ〈ブチレンサクシネート〉:PBS)とポリアミド(ナイロン4:PA4)のジブロック共重合体は、ミセル化や乳化などの両親媒性由来の性質を示した。ドラッグデリバリーシステムや界面活性剤、

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産総研と大阪大、140㎓帯メタサーフェス反射板を開発

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2022年1月27日

 産業技術総合研究所(産総研)と大阪大学はこのほど、ポスト5G/6Gで利用が想定される140㎓帯の電磁波を特定方向に高効率で反射するメタサーフェス反射板を世界で初めて開発した。

 移動通信の高速・大容量化のために

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日本ゼオン CNTシート作製、リチウムデンドライトを抑制

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2022年1月26日

 日本ゼオンは25日、産業技術総合研究所(産総研)と共同で、スーパーグロース法により製造される単層カーボンナノチューブ(SGCNT)を使って作製したシートにより、リチウム金属の充放電時に発生するデンドライト(樹枝状結晶)を抑制する技術を開発したと発表した。リチウム金属電極(負極)の

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産総研 植物油上に水を載せるだけで超低摩擦表面を実現

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2022年1月25日

産業技術総合研究所(産総研)はこのほど、表面にぬれ広がったオレイン酸の上に水を載せた疎水親油性部材・複数潤滑流体表面を開発し、摩擦係数0.01以下の超低摩擦を実現した。

界面の摩擦は、自動車や産業機器などの損傷や劣化、エネルギー損失の原因となるため、低摩擦技術の確立は重要な課題だ。摩擦係数0.01以下の超低摩擦状態を得るために大量の潤滑油やグラフェンなどの “産総研 植物油上に水を載せるだけで超低摩擦表面を実現” の続きを読む

産総研 可視光水分解・水素生成の効率改良指針を明確化

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2022年1月24日

 産業技術総合研究所(産総研)はこのほど、人工光合成化学プロセス技術研究組合、徳島大学、京都大学、信州大学と共同で、可視光で水を水素と酸素に分解する酸硫化物光触媒のエネルギー変換効率の改良指針を明確化した。

 光触媒による水分解反応は太陽エネルギーで水素を生成できるため、世界中で研究開発が進められている。粉末光触媒の

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産総研 材料設計技術利用推進コンソーシアムの会員募集

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2022年1月19日

 産業技術総合研究所(産総研)はこのほど、今年4月に設立する「データ駆動型材料設計技術利用推進コンソーシアム」の会員募集を開始した。産総研のデータ駆動型材料開発技術を集約した「材料設計プラットフォーム」が利用できるとともに、関連する最新情報が提供される。

 従来の「経験と勘」に基づく仮説・検証という長時間・多大作業から脱却し、データに基づく革新的で高速な材料開発を可能とする基盤技術の構築を目指し、産総研と先端素材高速開発技術研究組合(ADMAT)は、NEDO「超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト(超超プロジェクト)」(2016~2021年度)を推進。

 材料の構造と特性との相関関係や法則をデータから帰納的に抽出し、新たな材料設計の指針とする材料開発手法で、ここで培われた技術・設備・データ・知財を集約して「材料設計プラットフォーム」を構築。同コンソーシアムはこれを利用するための窓口となる。超超プロジェクトで得られたデータに加え、データ駆動型材料設計に関する最新の情報も提供される。

 また会員間の秘匿化されたデータを共用する「AIST Materials Gate データプラットフォーム」も利用できる。これは目的に応じて「光機能性微粒子」「配線/半導体材料」「電子部品材料」「機能性高分子」「触媒」の5つの材料群で構成されている。

 今月26日には、「nano tech 2022 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」(26~28日:東京ビッグサイト)の中で、「データ駆動型材料研究の将来展望」をテーマにパネルディスカッションを開催し、同コンソーシアムの設立と活用について紹介する。法人、団体、大学、公的機関を対象に広く会員を募集し、データ駆動型材料開発技術の普及を目指す。

産総研 酸化物系電解質材料で全固体LIBが室温作動

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2021年12月28日

産業技術総合研究所(産総研)はこのほど、次世代リチウムイオン電池(LIB)である酸化物系全固体電池用の高容量正極と負極を開発した。高エネルギーで “産総研 酸化物系電解質材料で全固体LIBが室温作動” の続きを読む