三菱ケミカルグループ PVOH特殊銘柄、欧州でリサイクル可の認定

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2024年3月19日

 三菱ケミカルグループは18日、ポリビニルアルコール(PVOH)特殊銘柄「ニチゴーGポリマー」の代表グレード「BVE8049P」が、欧州のリサイクル認証機関「cyclos‐HTP」から、リサイクル可能な素材として認証を取得したと発表した。

「cyclos-HTP」の認証ラベル

 「ニチゴーGポリマー」は水溶性、

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帝人フロンティア ポリエステル繊維のCO2排出量算出で認証取得

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2023年10月18日

 帝人フロンティアはこのほど、ポリエステル繊維のCO2排出量を算出する独自システム「TLC3(テレックサン)」について、第3者認証機関である日本LCA推進機構から、ライフサイクルアセスメント(LCA)の国際標準規格であるISO‐14040 2006とISO‐14044 2006に準拠した算出方法であるとの認証を取得したと発表した。

 今回の認証取得により、

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ハイケム PLA素材が「エコテックス」認証取得

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2023年2月16日

 ハイケムはこのほど、同社で展開するポリ乳酸(PLA)を原料とした次世代のサステナブル素材「HIGHLACT(ハイラクト)」のスパン糸(短繊維)とフィラメント糸(長繊維)が、世界トップレベルの安全な繊維製品の証である「OEKO‐TEX STANDARD100(エコテックススタンダード100)」の製品クラスⅠとして認証を取得したと発表した。

エコテックスタンダード100(クラスⅠ)認証取得。左:『ハイラクト』PLA100%のフィラメント糸、白(認定番号:N-KEN 22037 Nikkensen)と、右:『ハイラクト』PLA100%のスパン糸および綿やテンセルの混紡のスパン糸(N-KEN 22038 Nikkensen)

 同認証は、

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日本触媒 再エネ使用の原料から生産したSAP、認証を取得

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2022年3月22日

SAP製造プラント

 日本触媒はこのほど、ベルギー子会社のNSEで生産する高吸水性樹脂(SAP)について、国際持続可能性カーボン認証機関(ISCC)から再生可能電力を使用したカセイソーダを原料とするサステナブルSAPの認証を取得した。

 主に紙おむつに使用されるSAPは、

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ハイケム PLAなど生分解性プラがJBPAの認証取得

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2022年1月24日

 ハイケムはこのほど、自社で取り扱う生分解性プラスチックが日本バイオプラスチック協会(JBPA)の認証を取得したと発表した。生分解性バイオマスプラ認証とバイオマスプラ認証を取得したのは、ポリ乳酸(PLA)樹脂「FY200、400、600、800シリーズ」、生分解性プラ認証取得はコンパウンド樹脂「PCO2」。

ハイケムが取り扱うポリ乳酸(PLA)などが認証を取得

 同社は中国最大のPLAメーカー豊原集団と事業戦略パートナーシップ契約を締結し、

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エレファンテック PI基材のFPCが米安全認証取得

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2021年11月1日

「P-Flex PI」が米国安全規格UL認証を取得。安全性の認知向上と製品訴求を図る

 プリンテッド・エレクトロニクス製造技術の開発やサービス提供を行うエレファンテックはこのほど、自社で製造するポリイミド樹脂(PI)を基材とするフレキシブルプリント基板(FPC)の「P-Flex PI」が、米国の国際的な第3者試験・認証機関のULから難燃性規格「V-0」に関する認証を取得したと発表した。今回の認証取得を機に、「P-Flex PI」の信頼性と安全性の高さの認知向上を図り、より多くのユーザーに向けて同製品を訴求していく考えだ。

 「P-Flex」シリーズは、樹脂基材表面にインクジェット印刷した銀などの金属ナノインク上のみに、無電解めっきにより銅などの金属を成長させる「ピュアアディティブ法」で生産。エネルギーや水の使用量、廃棄物量を劇的に削減できることから、環境負荷を低減する。PI基材を採用し耐熱性と難燃性を向上させたことで、使用用途を広げ実装性を大幅に高めた。

三菱ケミカル 生分解性樹脂CP、海洋生分解認証を取得

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2021年9月16日

 三菱ケミカルは15日、生分解性樹脂コンパウンド「FORZEAS(フォゼアス)」が、海洋生分解認証「OK biodegradable MARINE」の認証を取得したと発表した。

「フォゼアス」が海洋生分解性認証を取得

 欧州の生分解性製品の認証機関であるTÜV AUSTRIA社の海洋生分解認証は、土中に比べて微生物が少ないとされる海洋中での生分解性能を証明する国際認証。取得の条件として、海水中での生分解が可能であることだけでなく、そのコンポストが環境に安全であることが求められる。

 今回、「フォゼアス」の一部グレードで、海水中(30℃)の生分解度が6カ月以内に90%以上であることという条件を満たし、微生物の活性を測定する生態毒性の試験でも基準をクリアした。また当該グレードは、3Dプリンティング用のフィラメントに適した物性をもつため、3Dプリンティングによる自由自在な成形加工と海洋生分解性の組み合わせにより、これまでにない新たな用途展開が期待できる。

 「フォゼアス」は三菱ケミカルが開発した生分解性かつ植物原料ベースの「BioPBS」を使用し、他の生分解性樹脂や添加剤と組み合わせることで、性能や成形性をそれぞれの用途に適するように調整した樹脂コンパウンド。近年、プラスチックによる海洋汚染が世界的な問題となっているが、微生物の力で水とCO2に分解される環境負荷の少ない素材のため、プラスチック廃棄物の削減にも貢献できる。

 同社は、今回の海洋生分解認証取得を契機に、食品包装材や3Dプリンティングを利用した漁具など、「フォゼアス」の新たな用途展開を目指していく。