【ポリアセタール特集4】旭化成

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2021年4月14日

足元はフル稼働継続、ロボット分野への展開検討

 ポリアセタール(POM)を「テナック」「テナック-C」の製品名で展開している旭化成は、ホモポリマーとコポリマーを世界で唯一生産・販売するメーカー。ホモポリマーを製造しているのは旭化成とデュポン(年産15.2万t)の2社のみであり、機械特性に優れていることから、自動車のギア関連市場では独壇場となっている。

 同社の生産能力は、国内の水島製造所が年4.4万t(ホモポリマー2万t、コポリマー2.4万t)、中国(張家港)が2万t(コポリマー)の合計6.4万t。大手メーカーに比べ規模は大きくないものの、技術力を生かして差別化と高付加価値化に注力しており、POM市場で存在感を高めているようだ。

 同社の事業環境を見ると、昨年前半はコロナ禍の影響で販売量が前年比60~70%程度に落ちこんだ。しかし自動車産業の回復と共に需要が急回復し、

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