三菱ケミカル 自動車関連技術・製品デジタル展示会を開催

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2021年5月27日

 三菱ケミカルは26日、自動車関連事業の技術・製品のデジタル展示会を開催すると発表した。期間は今月26~7月2日まで。同社は「未来のクルマをお客様と創りたい」という想いから、次世代自動車に求められる技術とソリューションを提案するため、デジタルマーケティングに注力。今回、自動車関連技術・製品を紹介するウェブページを新設し、あわせてデジタル展示会を実施する。

デジタル展示会
デジタル展示会

 デジタル展示会は、カヤック社が開発した「オンラインイベントプラットフォーム Remobiz(リモビズ)」を活用。オンライン上で顧客とのビデオ通話などを実施し、顧客に対するサポート力の強化を図る。アクセスは、リモビズ(https://mcc-ams.re-mo.biz/)、自動車関連技術・製品ホームページ(https://mcc-ams.com/)まで。

人とくるまのテクノロジー展 今年はオンラインで開催

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2021年5月26日

 自動車技術会が主催する「人とくるまのテクノロジー展2021」は、コロナ禍の影響で横浜展示会の開催が中止となり、オンラインで開催(今月26日~7月30日)される。同イベントは、自動車産業の第一線で活躍するエンジニアのための自動車技術専門展として1992年にスタート。今回は初のオンライン開催となるが、477社が出展する。

 帝人グループは、「部品の軽量化」をテーマに、自動車メーカーの部品供給パートナーとして、次世代の車づくりに貢献する技術や製品を紹介。主な内容として、マルチマテリアルによるコンポジット製バッテリーボックス、次世代樹脂グレージング、植物由来PTT(ポリトリメチレンテレフタレート)繊維などを出展する。また、複合成形材料事業エンジニアリング統括の北野一朗氏が、自動車向け複合成形材料の採用事例と今後の役割について、7月2日に特別講演を予定している。

 DICは、現在、そして未来の自動車の省エネルギー化や高機能化に貢献する最先端の自動車の材料を紹介。速硬化炭素繊維強化プリプレグ、特殊形状アルミナフィラー、PPSコンパウンド、環境対応型反応性ホットメルト接着剤などを出展する予定だ。

 なお、来場者登録については、公式ホームページ(https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/online/)で受け付けている。

 

ダウ日本グループ 化粧品産業技術展に今年も出展

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2021年5月20日

 ダウ日本グループは、パシフィコ横浜で開催される「化粧品産業技術展CITE Japan 2021」(5月19~21日)に出展している。2年に1度開催される同展示会は、化粧品産業において有用かつ最新の素材・技術・サービスに関連する展示と技術発表を通じて有意義な情報交換の場を提供する。

 同社グループは、ダウ・ケミカル日本、ダウ・東レが1つのチームとしてシリコーンから有機化学品までのパーソナルケア関連材料を提供している。ダウは、マーケットニーズ、サステナビリティトレンドに即した多くのイノベーションに積極的に取り組んでおり、過去3年間で約20の革新的な製品を創出している。

 今回の展示会では、その中で特に差別化された最新の製品を紹介し、ブース(B6‐13)では処方キットも用意するなど、顧客に新たな機会を提供する。また、出展に合わせ、顧客の新たなデジタル・コミュニケーションプラットフォーム(https://www.dow.com/ja-jp/virtual/personal-care)も新設した。

 コロナ禍で来場できない顧客も、バーチャルブースを通じて会場の臨場感を味わうことができる。会期終了後でも同プラットフォームを通じて、最新のパーソナルケア製品情報やイベント情報の確認、問い合わせやサンプル・カタログ郵送依頼など、ダウとのコミュニケーションをいつでも簡単に取ることが可能だ。

三菱ケミカル モスアイ型反射防止フィルムの展示会を開催

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2021年4月23日

 三菱ケミカルは22日、モスアイ型反射防止フィルム「モスマイト」を題材とした展示会「15 EXPANSIONS」が、5月11日~6月10日に「Material ConneXion Tokyo」(東京都港区六本木)で開催されると発表した。

モスマイト拡大写真
モスマイト拡大写真

 同社が開発したモスマイトは、蛾の眼(モスアイ)がもつ微細な突起構造を模倣した反射防止フィルム。表面に高さ200㎚の突起が100㎚の間隔で並んでおり、突起の幅が可視光線の波長よりも狭いため光の屈折率の変化が緩やかになり、反射を抑制する。一般的なガラスやプラスチックの表面は光の反射率が4~5%程度あるが、モスマイトを貼付することにより0.1~0.3%にまで抑えることが可能になる。その優れた光透過性から、これまでに車載ディスプレイや医療用モニター、サイネージ、額装など幅広い分野での採用実績がある。

左・モスマイトなし 右・モスマイトあり
左・モスマイトなし 右・モスマイトあり

 電通の社内横断型組織「DENTSU DESIGN FIRM」では、コミュニケーション領域からプロダクト領域へ越境を目指し、特徴的な素材を題材にした「Product Design School(PDS)」を開催。展示会「15 EXPANSIONS」では、PDSに参加した15人のクリエーターがモスマイトの秘められた可能性を引き出し、これまでにない新たな用途やシーンを開拓する作品を展示する。 

 三菱ケミカルは今後も、モスマイトの新たな用途開発・市場開拓に向けて、様々な業界と連携して事業を展開し、さらなる拡販に努めていく。

 

新日本理化 化粧品産業技術展に新規界面活性剤など出展

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2021年4月21日

 新日本理化は、来月にパシフィコ横浜で開催される化粧品業界の総合展示会「第10回化粧品産業技術展(CITE JAPAN 2021)」に出展し、新しく開発した化粧品原料や同社グループで展開するOEM事業を紹介する。 

化粧品業界の総合展示会、「CITE JAPAN 2021」がパシフィコ横浜で開催される
化粧品業界の総合展示会、「CITE JAPAN 2021」がパシフィコ横浜で開催される

 主な出展製品は、新製品となる毛髪に優しい新規アミノ酸系タウリン塩型界面活性剤や、「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」の認証を得た環境配慮製品など。併せて、同社グループのイワタニ理化が行うOEM事業(RSPO対応製品の製造受託を含む)を紹介する。ブース番号はN2-11。会期:5月19~21日、開場時間:午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)。入場無料(要事前来場登録)。

 

日本触媒 有機ELフィルムの西陣織を展示会に提供

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2021年4月20日

 日本触媒は19日、開発中の「iOLED」フィルム光源を、ZOZOテクノロジーズと東京大学大学院情報学環・筧康明研究室ならびに細尾が共催する展示会に向けて提供すると発表した。同展示会は伝統工芸と先端テクノロジーを組み合わせたテキスタイルに関する共同研究の成果発表を目的としており、日本触媒の「iOLED」フィルム光源を織り込んだ西陣織が展示される。

紐状のiOLED フィルム光源
紐状のiOLED フィルム光源

 「iOLED」フィルム光源は、有機ELの長年の課題であった大気中の酸素や水分による素子の劣化を、日本触媒とNHKとの共同開発による材料・素子技術(iOLED技術)により克服。厚さ0.1㎜以下と紙より薄く、高い柔軟性を実現している。今回、ZOZOテクノロジーズと、織物に織り込める構造ならびに形状を共同で開発検討し、新たに細い紐状の「iOLED」フィルム光源を開発しており、西陣織をはじめとする様々な織物への活用が期待される。

iOLED フィルム光源を織り込んだ西陣織 (15 ㎝×150 ㎝)
iOLED フィルム光源を織り込んだ西陣織 (15 ㎝×150 ㎝)

 日本触媒は、この「iOLED」フィルム光源の新しい光により、明るい未来を創造していくとともに、今後も独創的で優れた技術を開発・企業化し、企業理念「テクノアメニティ」の実現にまい進していく。なお展示会「Ambient Weaving‐環境と織物」は、京都市中央区のHOSOO GALLERYを会場に、7月18日(祝日除く)まで、入場無料で開催されている。

DIC 中国子会社が「チャイナプラス」にPPSを出展

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2021年4月15日

 DICは、100%子会社である広州迪愛生貿易(中国・広州市)が、深圳市で開催されている「チャイナプラス2021 第34回中国国際プラスチック・ゴム工業見本市」に出展している。同展は、来場者数16万人超・出展企業数約3600社(2019年実績)を誇り、30年以上続く、アジア最大のプラスチック・ゴム見本市。

チャイナプラス 出展ブースのイメージ
チャイナプラス 出展ブースのイメージ

 同社グループは、世界トップシェアを誇るPPSコンパウンド「DIC.PPS」を出品。同製品は、スーパーエンジニアリングプラスチックの一種で、耐熱性に優れ、自動車部品や電気・電子部品、住設機器などに多用されている。近年は、環境を意識し普及しているエコカーなどの車体の軽量化と燃費向上を図る目的などで、金属部品の代替として採用が拡大している。

クラレ チャイナプラスに出展、高機能エラストマーなど

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2021年4月15日

 クラレグループの可楽麗国際貿易(上海)と可楽麗貿易(上海)は、中国の深圳・国際会議展覧センターで開催されているアジア最大のプラスチック・ゴム工業展示会「チャイナプラス2021」(4月13~16日)に共同出展している。ガスバリア性樹脂「エバール」、高機能性エラストマー、耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」、アクリル樹脂・加工品など、様々な製品を紹介する。

日本包装機械工業会 JAPAN PACKを来年2月に開催

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2021年4月9日

 日本包装機械工業会はこのほど、「JAPAN PACK 2022(日本包装産業展)」を来年2月15~18日に東京ビッグサイトで開催するとし、説明会を行った。包装業界と関連業界の国内外の最新鋭機器・技術・サービスとそのユーザー・バイヤーが一堂に会する2年に1度の商談展示会で、加工から計量・充填・包装・印刷・印字・検査・梱包など製造工程全体のトレンドやトピックスを一貫して展示するもの。7月末まで、出展の申し込みを受け付けている。

 今回のテーマは「ともにつくる未来の包程式」で、「商品力の向上」「販売力促進」「SDGs×包装」の価値の創出を目指す。そして「生産性の向上」「地球環境への課題」「食料に関する問題」「安全安心の実現」「市場の拡大」をテーマに、包装に新たな付加価値を創出する製品・技術・サービスを展示する。なお前回の出展は国内外464社・団体で、包装・荷造機械、包装資材、包装用ロボット・関連機器・検査機などが上位を占めた。また来場者は3万3000人を超え、包装資材・印刷・委託包装、食品、流通・商社、機械・機械部品、医薬・化粧品分野の順に多かった。

 併せて包装・荷造機械の実績と見通しが報告された。昨年度の国内生産高は4718億円(前年度比2%増)。需要先は食品が2587億円(同7%増)、化学758億円(同8%増)、繊維・雑貨129億円(同68%増)、機械・電気110億円(同54%減)、その他583億円(同10%減)で、輸出は552億円(同1%減)であった。今年度はインバウンド、旅行・外食、コンビニの減少に対し、衛生製品、食品個包装、スーパー、通販の増加で、全体としては若干のマイナスを見込んでいる。来年度は各種経済指標が上方修正されるなど、守りから攻めに転じる契機になると期待感を示した。サプライチェーンでの種々の課題解決や持続可能な社会の実現など、包装の役割が世の中に欠かせないものであると宣言し発信していく考えだ。

SEMI、セミコン・ジャパン 今年はリアル展示会開催

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2021年4月7日

 SEMIはこのほど、世界を代表するエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会「セミコン・ジャパン」のリアル展示会を、12月15~17日、東京ビッグサイト東展示棟で開催すると発表した。今年はバーチャル展示会も併設し、「セミコン・ジャパン2021 ハイブリッド」として新たな開催となる。リアル展示会には750社と5万5000人の来場を見込んでおり、出展申し込みをウェブサイト(https://www.semiconjapan.org/jp/exhibits/become-exhibitor)で開始。なお、バーチャル展示会の申し込みや詳細は、6月末の案内を予定している。

 昨年の「セミコン・ジャパン2020」は、新型コロナの影響により初のバーチャル展示会となった。今年は、年初からの世界的な新規感染者数の減少傾向、ワクチン接種の開始、さらには各種国内イベントで実証された感染対策への参加者の高い意識を考慮し、SEMIはリアル展示会を東京で安全に開催できると判断した。

 DXが急激に進展し半導体需要が高まる中で、人と人の出会いや生のコミュニケーションを提供できるリアル展示会を再開することで、参加者のビジネス機会を創出する。また、昨年の「セミコン・ジャパン」では、バーチャル展示会となったことで、移動せずに参加、24時間いつでも参加、といったメリットを初めて提供し、参加者や出展者から高い評価を得た。

 今年はリアルとバーチャルを併設することで、リアル展示、バーチャル展示、あるいは両方といった出展の選択肢が増える。出展者は、それぞれの展示の特長を生かした効果的な活動が可能だ。