昭和電工の1-3月期 経常益35%増の442億円

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2019年5月10日

 昭和電工は9日、2019年1-3月期の連結業績を発表した。売上高は前年同期比9%増の2347億円、営業利益32%増の454億円、経常利益35%増の442億円、純利益34%増の331億円。

 決算会見において竹内元治取締役CFOは、「第1四半期として過去最高を更新した」と総括した。

 1-3月期業績を部門別で見ると、石油化学セグメントは

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協和発酵キリン 1-3月期決算(8日)

2019年5月9日

[協和発酵キリン/1-3月期決算](8日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結(国際会計基準:IFRS)=売上収益75,835(14.1%)、コア営業利益17,334(20.4%)、税引前四半期利益12,257(▲57.1%)、親会社の所有者に帰属する四半期利益8,114(▲63.1%)。

AGCの1-3月期 製品価格下落など響き減収減益

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2019年5月9日

 AGCの12月期第1四半期連結決算(IFRS)は、売上高が前年同期比3%減の3616億円、営業利益は同32%減の209億円、税引前利益は同32%減の235億円、親会社四半期純利益は同37%減の156億円。

 液晶ガラス基板や東南アジアでの苛性ソーダの価格下落、自動車用ガラスの出荷減、ユーロ安により減収となった。利益については、液晶用ガラス基板の販売価格下落や新規設備立ち上げ、 自動車用ガラス・化学品の製造コスト増加で減益となっている。

 セグメント別では、ガラスセグメントは減収減益。建築用ガラス・自動車用ガラスともにユーロ安の影響などで減収。営業利益は、建築用ガラスは増益だったが、自動車用ガラスの製造原価上昇などで、全体として減益となった。

 電子セグメントは増収減益。ディスプレイ用特殊ガラスの出荷好調などにより増収。営業利益は液晶用ガラス基板の販売価格下落などで減益となった。

 化学品セグメントは減収減益。売上高については、フッ素関連製品の出荷が堅調で、バイオ医薬品原薬の受託件数が増加したが、東南アジアでの苛性ソーダ販売価格の下落が響き、全体として減収になった。営業利益に関しては、国内拠点の定期大規模修繕や電力コストの上昇により製造原価が増加し、減益となっている。

 通期の連結業績予想は当初予想から変更なく、売上高が前期比5%増の1兆6千億円、営業利益は同4%増の1250億円、税引前利益は同8%減の1180億円、親会社当期純利益は同13%減の780億円を見込んでいる。

日本触媒の2019年3月期 営業減益も持分法利益増で経常増益

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2019年5月9日

 日本触媒の3月期連結決算は、売上高が前期比8%増の3497億円、営業利益は同2%減の261億円、経常利益は同3%増の331億円、当期純利益は同3%増の250億円。

 原料価格や製品海外市況の上昇に伴い、販売価格を修正したことなどにより増収となった。 利益面については、主に機能性化学品事業で生産・販売数量が増加したことによる数量効果があったが、加工費が増加したことなどにより、営業利益は減益。営業外損益が持分法投資利益の増加などにより増益となった結果、経常利益は増益となった。これにより、当期純利益も増益となっている。

 セグメント別では、基礎化学品事業は増収減益。エチレングリコールとエタノールアミンは減収だったが、アクリル酸及びアクリル酸エステル、酸化エチレンなどが増収になったことで、全体として増収となった。営業利益は原料価格よりも販売価格の上がり幅が大きく、スプレッドが拡大したものの、加工費や販管費が増加したことなどにより減益となった。

 機能性化学品事業は増収増益。営業利益については、加工費が増加したが、生産・販売数量が増加したことや販管費が減少したことなどで増益となった。環境・触媒事業も増収増益。販売数量が増加したことや、販管費が減少したことなどにより営業増益となった。

 2020年3月期の通期連結業績予想(IFRS)は、売上収益が3450億円、営業利益は265億円、税引前利益は320億円、当期利益は240億円の見込み。なお、20年3月期はIFRSに基づき作成しているため、日本基準を適用した19年3月期の実績値に対する増減率は記載していない。

日本ユピカ 3月期決算(7日)

2019年5月8日

[日本ユピカ/3月期決算](7日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高11,788(1.6%)、営業利益273(▲53.8%)、経常利益240(▲59.1%)、純利益412(▲3.1%)

リケンテクノスの2019年3月期 営業利益除き過去最高を更新

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2019年5月8日

 リケンテクノスの2019年3月期の連結決算は、売上高が前期比3%増の978億円、営業利益は同7%増の58億円、経常利益は同9%増の59億円、純利益は同21%増の31億円となった。売上高と経常利益、純利益は過去最高を更新した。

 セグメント別では、コンパウンド事業は増収増益。国内では塩ビコンパウンド、エラストマーコンパウンドともに増収。海外では、米国は低調だったが、中国・タイ・インドネシアでは売上を伸ばし、海外全体として増収。利益面は生産性改善と販売数量増で増益となった。

 フイルム事業は増収ながらも営業損失。国内では、建装材市場の住宅分野は増収だったが、非住宅分野は減収。新市場の光学分野は増収。輸出は、電線市場は増収だったが、建装材市場は減収となり、輸出全体では減収。利益面は、光学分野での損失が大幅に改善したが、全体として黒字化には至らなかった。

 食品包材事業は増収減益。国内では外食産業と家庭向けが増収だったが、業務用が減収となり、全体として売上は横バイ。 中国は増収だった。利益面については、原材料価格の改定に伴う製品価格調整の遅れの影響もあり、減益となった。

 2020年3月期の通期連結業績予想は、売上高が同7%増の1050億円、営業利益は同13%増の65億円、経常利益は同11%増の65億円、純利益は同21%増の37億円を見込んでいる。

東亞合成の1-3月期 一部製品の生産停止が響き減収に

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2019年5月7日

 東亞合成の2019年12月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比4%減の352億円、営業利益は同1%減の40億円、経常利益は同9%増の44億円、純利益は同1%減の30億円。昨年上半期にシンガポール子会社で実施した、一部アクリルモノマー製品の生産停止の影響などから減収となった。

 また、エレクトロニクス製品やモビリティ材料に使用される高付加価値製 品の減販や、電力料をはじめとした原燃料価格の上昇が収益を圧迫し、営業減益となっている。

 セグメント別では、基幹化学品事業は電解製品が増収となったが、アクリルモノマー製品と工業用ガスが減収となり全体として減収。営業利益はカセイソーダ・次亜塩素酸ソーダの価格是正などにより増益となった。

 ポリマー・オリゴマー事業では、アクリルポリマーは減収だったが、アクリルオリゴマーと高分子凝集剤が増収となり、全体として増収。 営業利益はアクリルポリマーの減販などで減益となった。接着材料事業は瞬間接着剤と機能性接着剤のいずれも減収となり減収。営業利益は機能性接着剤や海外での瞬間接着剤の減販の影響などから減益となった。

 高機能無機材料事業は、高純度無機化学品と無機機能材料のいずれも増収となったことで増収。営業利益は高純度無機化学品と無機機能材料の増販が寄与し増益となった。

 樹脂加工製品事業は、管工機材製品、建材・土木製品、ライフサポート製品は増収となったが、エラストマーコンパウンドは減収となり、全体としても減収。営業利益は管工機材製品の生産体制再構築に関する固定費の増加などによって減益となっている。

トクヤマの2018年度決算 原燃料などコスト増で減益

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2019年5月7日

 トクヤマは26日、2018年度(2019年3月期)の連結業績を発表した。売上高は前年度比5%増の3247億円、営業利益15%減の353億円、経常利益8%減の334億円、純利益74%増の343億円となった。

 決算会見において横田浩社長は、「カセイソーダの価格是正が進んだことなどにより増収となったが、石炭や国産ナフサの価格上昇による原燃料コストの増加などにより減益となった。純利益は

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日本ゼオンの2019年3月期 営業減益も売上高は過去最高に

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2019年5月7日

 日本ゼオンの3月期連結決算は、売上高が前期比1%増の3375億円、営業利益は同15%減の331億円、経常利益は同11%減の363億円、純利益は同41%増の185億円となり、売上高は過去最高を達成した。

 26日に行われた決算説明会で、今井廣史取締役常務執行役員は「17年度と18年度にシンガポールの固定資本の減損を行ったが、

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