東亞合成、中計3ヵ年の取り組み、成長戦略が進展

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2022年8月29日

次世代担う技術芽吹き、DDSなど新領域を拓く

 今期を最終年度とする中期経営計画「Stage up for the Future」(2020~2022年)を進める東亞合成は、基本方針に掲げる「高付加価値事業の拡大」「将来を支える第四の柱事業の創出」「基盤事業の強靭化」に取り組んでいる。

髙村美己志社長=8月4日、決算説明会

 前中計までに、アクリルポリマーなどアクリル川下製品の拡大やリチウムイオン電池(LIB)負極用バインダーの生産体制構築、高機能接着剤の開発と拡充、半導体市場の成長を捉えた高純度液化塩化水素の増強・拡販に加え、海外工場の新設や海外での販路拡大など企業成長に向けた戦略を進展させ、基盤固めを行ってきた。現中計ではこうした継続課題を引き継ぐとともに、「第四の柱」を担う新たなビジネスの創出に注力している。

 2020年11月、同社の

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東レ 3Dプリンタ向け真球PA6粒子の販売を開始

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2022年8月29日

 東レはこのほど、高強度で高耐熱性、高い表面平滑性を有する、パウダーベッド方式3Dプリンタに対応した真球ポリアミド(PA)粒子「トレパールPA6」の量産体制を確立し、販売を開始したと発表した。現有設備は2025年度にフル稼働が見込まれており、さらなる能力増強を含め事業拡大を図っていく。

トレパールPA6

パウダーベッド方式3Dプリンタは、原料に金属粒子や樹脂粒子を使用し、高い寸法精度で効率良く造形できることが特長。金属は特に高強度が求められる用途に用いられる一方、樹脂は軽量性やコスト面で優れることから産業用途に広く使用されている。しかし、現在主流のPA12を含む樹脂粒子は

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積水化成品工業とハイケム 生分解性プラの市場展開で提携

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2022年8月29日

 積水化成品工業とハイケムは26日、生分解性材料の開発や拡販を相互に協力して推進する戦略的基本提携契約を締結したと発表した。積水化成品の樹脂改質技術

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塩ビ樹脂 7月の国内出荷は9%減、輸出は前年並み

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2022年8月26日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、7月の塩ビ樹脂(PVC)の国内出荷は前年同月比9.0%減の8万1700tと3ヵ月連続のマイナスだった。

 硬質用は

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日本プラ板協会 6月はほぼ出荷増するも前年比は低調

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2022年8月26日

 日本プラスチック板協会はこのほど、ポリカーボネート(PC)と硬質塩化ビニル(PVC)の平板・波板の6月の需給実績を発表した。

 それによると、6月の生産・出荷は、

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ユニチカ ナイロンフィルム新設備、インドネシアで稼働

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2022年8月26日

 ユニチカはこのほど、インドネシアの子会社エンブレムアジアにおいて、ナイロンフィルムの生産設備が新たに稼働したと発表した。増設後の生産能力は1万t拡大し、年産2万6500tとなる(グループ全体では年産5万1500t)。

エンブレムアジア(インドネシア)

 同社は、

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ENEOSホールディングスなど さいたま市内にマルチモビリティ拠点

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2022年8月26日

 ENEOSホールディングスやさいたま市など4者はこのほど、「さいたま市スマートシティ推進事業」の取り組みの一環として、同市内にあるJR埼京線の武蔵浦和駅と中浦和駅周辺に、新たな移動環境を提供するマルチモビリティステーションを計6ヵ所設置したと発表した。

中浦和駅前に設置したマルチモビリティステーション

 マルチモビリティステーションは、

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トクヤマ 歯科充填用材を能力増強、鹿島工場に新棟建設

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2022年8月26日

 トクヤマと100%出資子会社トクヤマデンタルは25日、鹿島工場内に新棟を建設し、歯科充填用コンポジットレジン(CR)・CAD/CAMハイブリッドレジンブロックなどの製造能力を強化すると発表した。

鹿島工場で歯科充填用材料を増強

 鹿島工場の

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NEDO 地熱発電所のトラブル予兆診断システムを完成

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2022年8月25日

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)はこのほど、東芝エネルギーシステムズが完成させた、地熱発電所のトラブルを20%以上抑制できる予兆診断システムについて、インドネシアの国営地熱発電会社であるGDEが運転管理するパトハ地熱発電所とIoTサービスの契約を締結し、今年7月から有償サービスを開始したと発表した。再エネが国内外で望まれる中、地熱発電は天候や昼夜を問わず安定的に発電できるベースロード電源として注目を集めている。

パトハ地熱発電所

 特に日本は世界第3位の地熱資源ポテンシャルを有しており、

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エア・ウォーター 陸上養殖プラットフォーム事業へ参入

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2022年8月25日

 エア・ウォーターとエア・ウォーター北海道はこのほど、陸上養殖事業への参入を決定し、モデルプラントを北海道東神楽町に建設し、サーモンの養殖技術・高効率飼育の確立を目指す「杜(もり)のサーモンプロジェクト」を開始すると発表した。

 北海道は全国の漁業生産量の約2割を占めるが、

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