JXTGエネルギー 6月のベンゼンはACP415ドル/t

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2020年6月2日

 JXTGエネルギーは1日、6月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を415ドル/tで決着したと発表した。

 5月のアジア・ベンゼン市況は、原油価格に連動して前月比で上昇。こうした市場環境を反映し、6月ACPは前月比90ドル/t高で決着した。なお、国内価格換算想定値は、49.9円/kgになる。

アジア石化市況 エチレンは前週比80ドル高に

2020年6月2日

芳香族も回復基調が継続、SMは3週連続で上昇

 アジア地域の5月第2週の石化市況では、エチレンは、下値80ドル高、上値110ドル高の530~600ドル/tでの取引となった。4月第4週の底値から、わずか3週の間に210~220ドル/tも急騰している。中国の経済が再開される中、原油に連動しナフサが上昇してきたこと

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宇部興産 CPLの5月契約価格は前月比30ドル高

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2020年5月29日

中国で経済制限解除、稼働上昇で需給がタイトに

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、5月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比30ドル高の980ドル/tで決着した。新型コロナウイルスの感染が拡大する前に決着した2月の価格以来、3カ月ぶりの上昇となっている。

 スプレッドも、原料ベンゼン価格が

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スポット・ナフサ 21日に300ドル台を突破

2020年5月27日

中国経済再開で需要回復、協調減産で油価も上昇

 C&Fジャパン・スポットナフサ価格は、上昇基調を強め、今月21日には304.9ドルを記録。22日までの5月平均でも257ドルと4月平均(194.2ドル)から60ドル以上の上昇となっている。仮に今後もこの基調が続けば、3Q(7-9月期)の国産ナフサ価格は、2Q(4-6月期)から反転する可能性が高そうだ。

 ナフサ価格が上昇した要因として、経済活動の再開による景気の回復期待と原油価格の上昇が挙げられる。新型コロナウイルスの感染拡大は未だ収束の目途が立たないものの、欧州各国や米国などでは制限を緩和する動きが強まった。

 特に、いち早くロックダウンを解いた中国では、自動車生産をはじめ経済活動が急ピッチで回復。中国のPMI(製造業購買担当者景気指数)は、過去最低となった2月の35.7から3月は52.0と大幅に上昇し、節目となる50を大きく上回った。ただ、4月は、輸出受注指数が悪化したことで、前月から1.2ポイント低下している。海外ではコロナ禍の影響で混乱が続いており、中国経済が本格的に回復するには輸出環境の改善がカギとなりそうだ。

 一方、3月に暴落していた原油価格も、4月にOPECプラスが970万BDの協調減産を合意したことで潮目が変わった。WTIは、5月渡し分で投げ売りが行われたため、4月20日にマイナス37.63ドルという異常値となったが、その後は不安定な動きながらも上昇を継続。5月に協調減産が開始されたことで、足元では33ドル近辺にまで上昇している。今後、各国での行動規制の緩和により原油需要への期待感が強まり、油価は一段高になるとの見方もある。

 こうした中、スポット・ナフサ価格も5月に入り強含みの動きとなり、これに連動し国産ナフサ価格も水準が切り上がってきた。試算した国産ナフサ価格は、21日に2万6000円台を記録している。2Qの国産価格は、1Q(1-3月期)の4万4800円から2万円前後の大幅下落となる見通しだが、仮にコロナ禍の収束に目途が立って来れば、3Qは再び上昇してくる可能性が高そうだ。

 

アジア石化市況 エチレンは中国の回復と定修で市況上昇

2020年5月26日

 アジア地域の5月第1週の石化市況では、エチレンは、下値65ドル高、上値80ドル高の450~490ドル/tでの取引となった。下値、上値とも400ドル台となったのは4月第2週以来4週ぶり。誘導品需要が中国の経済活動再開により回復基調を強める中、アジア地域のクラッカー定修を見据え需要家の引き合いが強まった。

 スプレッドも、

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アジア石化市況 エチレンは約3カ月ぶりに反転

2020年5月19日

芳香族は弱含み、SMは川下製品回復で再び上昇

 アジア地域の4月第5週の石化市況では、エチレンは、下値65ドル高、上値30ドル高の385~410ドル/tでの取引となった。1月第5週以来、約3カ月ぶりに反転している。中国では新型コロナの影響を抑え、経済が回復傾向にある。そうした中、クラッカーが定修を控えていることもあり先高観から買いが入っているようだ。

 スプレッドも、ナフサ価格の上昇が鈍いこともあり、

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アジア石化市況 エチレンは需給悪化で一段安に

2020年5月12日

芳香族はベンゼンのみ下落、SMも4週ぶり反落

 アジア地域の4月第4週の石化市況では、エチレンは、下値30ドル安、上値50ドル安の320~380ドル/tと一段安での取引となった。新型コロナウイルス感染が拡大したことで、アジア地域の誘導品需要が弱まっている。

 こうした中、経済活動の再開の動きが出てきた中国向けに域外品の流入が続いており、需給バランスが大きく悪化している状況だ。スプレッドも、

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JXTGエネルギー 5月のベンゼンACPは325ドル

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2020年5月8日

 JXTGエネルギーは7日、5月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を325ドル/tで決着したと発表した。4月のアジア・ベンゼン市況は、原油価格に連動して前月比で下落。こうした市場環境を反映し、5月ACPは前月比10ドル/t安で決着した。

 なお、国内価格換算想定値は、39.9円/kgになる。

 

アジア石化市況 プロピレンは誘導品増加で反転

2020年4月28日

芳香族は原油高で上昇、SMはスプレッドが悪化

 アジア地域の4月第2週の石化市況は、OPECの減産期待が高まり、原油・ナフサ価格が持ち直したことから、芳香族を中心に上昇した。ナフサ市況は前週比6ドル高の193ドル/tと7週ぶりに反転している。エチレンは、下値ステイ、上値60ドル安の

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塩ビ樹脂 5月のインド向け輸出、オファー価格なし

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2020年4月27日

コロナ影響によりロックダウン、経済活動が停滞

 塩ビ樹脂(PVC)の5月分のアジア輸出価格は、インド向けがオファー価格なし、中国その他向けが前月比160~170ドル/t安のCFR630~640ドル/tで決着した。台湾大手メーカーも、インド向けオファー価格なし、中国向け

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