旭化成は14日、結晶セルロース「セオラス」「セルフィア」について、3月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「125~250円/kg」。
結晶セルロースの主原料である精製パルプは、この10年にわたり価格上昇が続いている。また結晶セルロース製剤の副原料も高騰している。同社は、2011年のパルプおよび副原料を要因とする価格改定以来、コストアップを吸収してきたが、自助努力で吸収できる範囲を超えているため、今回、値上げせざるを得ないと判断した。
2022年1月17日
2022年1月12日
2022年1月12日
東ソーは11日、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)製品を今月24日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、エーテル系製品が「150円/kg以上」、エステル系製品が「60円/kg以上」となっている。
TPU製品については、経済活動の再開による需要回復が進む中、主要原材料価格は、ひっ迫した需給バランスの継続により高騰の一途をたどっている。同社は、これまで事業採算改善へ向けてあらゆるコスト削減に努めてきたが、昨今の原燃料・ユーティリティコスト・物流費の上昇などにより、事業採算は大幅に悪化している。
こうしたコスト上昇を自助努力のみで吸収することは困難なことから、今後の事業継続と安定供給を維持するために、今回の値上げの実施を決定した。
2022年1月6日
クボタケミックスはこのほど、塩化ビニル管およびポリオレフィン管類について2月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、塩ビパイプ類が「30%以上」、ポリオレフィンパイプ類、継手類全般、その他関連製品が「15%以上」となっている。
同社は2021年に、2度にわたって塩ビ樹脂をはじめとする原材料、物流費などの高騰を背景に製品価格を改定してきた。しかし、その後も、国際的な需給バランスが改善されず原油・ナフサの騰勢が続いていること、加えて国内外の樹脂価格差が拡大していることを理由に国内樹脂メーカー各社は、昨年11月に3度目の樹脂値上げを発表。
これに対し、同社は、国内経済の回復状況が鈍いことに加え、2度の価格改定から間がない厳しい環境であることから、樹脂原料の値上げ回避に向け交渉を続けてきた。しかし、樹脂の調達に支障が生じ始めたことから、製品の安定供給を優先するため三次値上げを受諾。同社は、その他の素材価格、エネルギーコスト、物流費なども引き続き上昇しており、自助努力でカバーできる範囲を超えていることから、再度の値上げを決定した。
2021年12月27日
2021年12月27日
2021年12月24日
2021年12月23日
大陽日酸は21日、各種シリンダーガスについて、2022年2月出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、一般シリンダーガスが「現行価格に対し平均20%」、特殊ガスが「同10~35%以上」、溶解アセチレンガスが「300円/kg以上」となっている。
各種シリンダーガスについては、昨今の鋼材価格の高騰により容器や容器再検査に関わる付属品の価格が著しく上昇。また、エネルギーコストや電力価格の高騰に加え、溶解アセチレンガスについてはカーバイドメーカーによる原料の大幅な値上げもあり、原材料費などの製造コストも上昇している。さらには、働き方改革関連法対応や燃料費高騰に起因する輸送費上昇、製造設備のメンテナンスコスト上昇も深刻な状況にある。
こうした中、同社は、充填所の統廃合や配送効率化などあらゆる策を講じてきたものの、これらのコスト上昇が企業努力で吸収できる範囲を超えていることから、今回の値上げを決定した。
2021年12月23日
DICは22日、電子部品の絶縁材や接着剤、塗料などに使用されるエポキシ樹脂およびエポキシ樹脂硬化剤製品について、2022年1月17日納入分から値上げすると発表した。
対象製品と改定幅は、エポキシ樹脂ではビスフェノールA型およびビスフェノールF型が「50円/kg以上」、ノボラック型固形・溶液が「40~90円/kg以上」、難燃型が「200円/kg以上」、難燃剤が「200円/kg以上」、ノボラック系硬化剤が「20円/kg以上」、アミン系硬化剤が「40円/kg以上」、その他対象製品が「40円/kg以上」となっている。
同社は今年3月に同製品の価格改定を実施したが、その後も原料ごとの需給バランスをベースに市況が高騰し、原材料の価格が上昇している。加えて、物流コストなどの高騰が引き続き継続している。同社は、原料価格の上昇を自助努力で吸収することが極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給を図るために値上げが避けられないと判断した。
2021年12月23日