三菱ケミカル 東大とのGC共同研究、レポートを発表

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2022年9月14日

 三菱ケミカルグループは13日、三菱ケミカルと東京大学が昨年4月から取り組んできた、グローバル・コモンズ(GC:人類の持続的発展の共通基盤である地球環境システム)を守るための化学産業の役割に関する共同研究の成果として、「プラネット・ポジティブ・ケミカルズレポート」を公開したと発表した。

 共同研究の目的は、

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三菱ケミカル 耐傷つき性バイオエンプラ、ヘルメットに採用

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2022年7月27日

 三菱ケミカルはこのほど、バイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」が、スターライト工業(大阪府大阪市)のバイオマスプラヘルメット「pervio BP」の帽体全体に採用されたと発表した。同製品は、6月よりスターライト工業から販売されている。

「デュラビオ」が採用されたヘルメット「pervio BP」

 「デュラビオ」は、

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三菱ケミカル 溶融繊維事業から撤退、競合他社との競争激化

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2022年5月24日

 三菱ケミカルはこのほど、愛知事業所で製造している溶融繊維「パイレン」「キラビス」事業から撤退すると発表した。2022年12月末日に原糸の生産を終了し、2023年3月末日に販売を終了する予定。

 溶融繊維は、

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三菱ケミカル CFRTPのパイロット設備が稼働を開始

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2022年4月1日

 三菱ケミカルは31日、熱可塑性樹脂を用いた炭素繊維複合材料(CFRTP)について、新設したパイロット設備が稼働を開始したと発表した。4月からサンプル出荷を開始する。

CFRTP「カイロン ウルトラ」サンプル

 自動車や航空機などのモビリティ用途では、環境規制などを背景にボディの軽量化要求が高まっており、軽さと強度を兼ね備える炭素繊維複合材 料(CFRP)の利用が進むと見込まれている。一方で、

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三菱ケミカル フィルム製品を値上げ、採算是正を図る

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2022年3月30日

 三菱ケミカルは29日、フィルム製品である二軸延伸ポリスチレンシート(OPS)「サントクリア」「ソフトクリア」について、4月21日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「22円/kg以上」。

 原油およびナフサ市況の高騰に伴い、主原料樹脂に加え、電力費や副資材費、物流費などもさらに上昇し、事業の採算を圧迫している。同社は、継続的なコスト削減に鋭意努力してきたが、これらのコスト上昇分を自助努力のみで吸収することは困難であることから、今後の安定供給体制を維持するために、値上げせざるを得ないと判断した。

三菱ケミカル トリアセテート長繊維を来月から値上げ

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2022年3月30日

 三菱ケミカルは29日、トリアセテート長繊維「ソアロン」について4月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「現行価格に対し10%以上」。

 同社は、これまで安定供給や環境対策、品質・サービスの向上に取り組んできたが、世界的な原燃料・エネルギーコストの高騰により、当該製品のコストが上昇している。加えて、生地の複合相手となるポリエステル繊維の価格や染加工料金なども上昇の一途を辿っている。

 このような環境下、同社は継続的に合理化策を実施してきたが、自助努力だけではこうしたコスト上昇分を吸収することは極めて困難であることから、今後も安定した供給を継続するために、価格改定の実施を決定した。

三菱ケミカル エポキシ樹脂など値上げ、原料コストが上昇

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2022年3月24日

 三菱ケミカルは23日、エポキシ樹脂およびエポキシ硬化剤について、4月1日納入分から値上げすることを決定し、取引先との交渉を開始したと発表した。対象製品と改定幅は、ビスフェノールA型/F型エポキシ樹脂が「70円/kg」、上記以外特殊エポキシ樹脂が「43~600円/kg」、エポキシ樹脂硬化剤類が「20~42円/kg」。

 エポキシ樹脂およびエポキシ硬化剤の主原料であるエピクロルヒドリンの価格が高騰しており、同様に副原料やユーティリティコスト、物流費についても上昇が続いている。同社は、原燃料価格の上昇に伴うこれらのコスト上昇分を自助努力のみで吸収することは困難であり、今後の安定供給体制を維持するため、値上げせざるを得ないと判断した。

三菱ケミカル フィルム製品を値上げ、採算是正を図る

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2022年3月23日

 三菱ケミカルは22日、各種フィルム製品について4月1日受注分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、二軸延伸ガスバリアナイロンフィルム「スーパーニール」、二軸延伸ナイロンフィルム「サントニール」、透明蒸着フィルム「テックバリア」ONY系が「一連300円(15㎛換算)」、透明蒸着フィルム「テックバリア」PET系が「一連500円(12㎛換算)」となっている。

 物流費をはじめとした諸経費が上昇していることに加え、安定供給を目的とした生産設備維持費用や修繕費なども上昇しており、当該製品の事業採算を圧迫している。同社は、これまでも継続的なコスト削減に鋭意努力してきたものの、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断し、今回の値上げを決定した。

三菱ケミカル ビスフェノールAを値上げ、ベンゼン高に対応

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2022年3月22日

 三菱ケミカルは18日、ビスフェノールA(BPA)について4月1日出荷分から値上げを実施することとし、取引先と交渉を開始したと発表した。改定幅は「59円/kg以上」。

 国産ナフサ基準価格は、原油価格上昇の影響を受け騰勢を強めており、原料となるベンゼンの価格も同様に上昇している。さらに、製造にかかる用役費・副原料費などの諸経費も上昇を避けられない状況にある。 

 同社は、こうした原燃料価格などの上昇に伴う大幅なコストアップ分を、自助努力のみで対応することは困難と判断し、価格改定の実施を決定した。

三菱ケミカル フェノールを値上げ、コスト高に対応

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2022年3月22日

 三菱ケミカルは18日、フェノールについて4月1日出荷分から値上げを実施することとし、取引先と交渉を開始したと発表した。改定幅は「20円/kg以上」。

 国産ナフサ基準価格は、原油価格上昇の影響を受け騰勢を強めており、製造にかかる用役費・副原料費、物流費どの諸経費も上昇を避けられない状況にある。

 同社は、原燃料価格などの上昇に伴う大幅なコストアップ分を、自助努力のみで対応することは困難と判断し、価格改定の実施を決定した。