ENEOS 水島のCO2フリー水素利活用で共同検討

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2023年10月31日

 ENEOSは30日、JFEスチールとの間で、水島コンビナート(岡山県倉敷市)でのCO2フリー水素利活用について共同検討を開始したと発表した。

水島コンビナートの航空写真=写真提供:倉敷市

 両社が事業拠点を構える同コンビナートは、

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JFEスチール デジタルツインで省エネ・CO2排出削減を実現

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2023年7月24日

 JFEスチールはこのほど、デジタルツイン技術を活用して設計した省エネルギー・CO2削減効果のある新設備を、西日本製鉄所(広島県福山市)のコークス炉で工程運用を開始した。

コークス炉のデジタルツイン

 製鉄業は製銑工程での

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伊藤忠商事 UAEで低炭素還元鉄SC、ADPGと覚書締結

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2023年7月20日

 伊藤忠商事はこのほど、JFEスチール、UAE鉄鋼最大手のエミレーツ・スチール、アブダビ・ポーツ・グループ(ADPG)と共に、低炭素還元鉄のサプライチェーン(SC)構築に向けた協業体制の構築に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。

アブダビで岸田首相立ち合いの下行われた覚書交換式

 世界的にカーボンニュートラルの動きが加速する中で、

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JFE 日本起点のCCSバリューチェーン検討に参画

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2023年7月7日

 JFEスチールはこのほど、石油資源開発(JAPEX)、日揮ホールディングス(HD)、川崎汽船の3社がマレーシア国営エネルギー会社ペトロナスと進めている「マレーシアにおけるCCS(CO2の回収・貯留)に係る共同スタディ」と連携した「日本を起点とするCCSバリューチェーン構築を目指す共同検討」の実施について合意し、4社による覚書を締結した。

マレーシアとのCCS共同スタディ

 3社はペトロナスと共同で、

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JFE 高圧水素輸送用ラインパイプ鋼管の評価に着手

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2023年7月6日

 JFEスチールはこのほど、石油メジャーなどが参画する「海洋石油・天然ガスに係る日本財団とDeep Starの連携技術開発助成プログラム」の水素関連技術開発に、同社の電縫鋼管「マイティーシーム」を用いた「高圧水素輸送用ラインパイプ材の特性評価に関する研究開発」が採択されたと発表した。

高圧水素輸送用鋼管

 Deep Star(海洋技術開発のコンソーシアム)メンバーの

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デンカなど CNコンビナート実現に向け共同検討を開始

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2022年12月9日

 デンカなどは8日、市原市五井地区および千葉市蘇我地区のコンビナートにおけるカーボンニュートラル(CN)の実現に向けた共同検討を実施すると発表した。

2050年CN五井・蘇我コンビナートのイメージ

 東京都に隣接する同地区は

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JFEなど アルカリ活性材料コンクリートで意匠性製品

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2022年10月18日

 JFEスチールはこのほど、東北大学、日本大学、西松建設、共和コンクリート工業と共同で、製造時のCO2排出量を通常のコンクリートに対し約75%削減可能なアルカリ活性材料コンクリートを使った意匠性・複雑形状のプレキャストコンクリート製品の試験製造に成功した。

アルカリ活性材料コンクリートによるプレキャスト製品

  一般的なコンクリートは、

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大陽日酸 JFEサンソセンターでレアガス装置を設置

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2022年7月13日

 大陽日酸はこのほど、JFEスチールと合弁で運営しているJFEサンソセンター福山工場において、レアガスであるクリプトン・キセノンの製造装置を新たに設置することを決定したと発表した。生産能力はクリプトンが年産260万ℓ、キセノンが同21万ℓで、2024年4月の稼働開始を予定している。 

 レアガス(クリプトン・キセノン)は、

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鉄鋼各社 製鉄プロセス、水素活用PJを本格始動

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2022年6月23日

GI基金に採択、コンソーシアムで取り組み加速

 鉄鋼業界は日本の総CO2排出量の15%(1億5000万t)を占めている。長期的な温暖化対策には鉄鋼における脱炭素化が避けられず、還元プロセスの転換に注目が集まっている。同業界では、2008年から「革新的製鉄プロセス技術開発(COURSE50)」の取り組みを開始。水素系ガス吹込みにより還元工程におけるCO2排出量10%以上減が達成可能であることを世界で初めて検証した。

コンソーシアムのメンバー(左から3人目が野村氏)

 2018年から実用化開発に取り組む中、

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JFEスチール 石炭由来CO2から有価物を製造

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2021年12月8日

 JFEスチールはこのほど、石炭利用産業から排出されるCO2と製鉄プロセスで生成する高炉ガスと製鋼スラグを有効利用して有価物を製造する新プロセスの研究開発2件が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発」に採択されたと発表した。事業期間はいずれも今年度からの5年間。 

 1件目は「CO2を用いたメタノール合成における最適システム開発」で、地球環境産業技術研究機構(RITE)との共同開発。高炉ガスはCO2濃度が比較的高くCOや水素を含むため、これらを最大限利用して、メタノール合成の低コスト化・高効率化を図る。圧力スイング吸着法(PSA、ゼオライトや活性炭による吸脱着)による低コスト型CO2分離とメタノール合成システムの最適化を同社が、メタノール合成時に生成する水を効率よく除去する水選択透過性ゼオライト膜の開発をRITEが、高効率メタノール合成反応器の開発を両者で行う。

 2件目が「製鋼スラグの高速多量炭酸化による革新的CO2固定技術の研究開発」で、愛媛大学との共同開発。高温状態の製鋼スラグに石炭利用産業から排出されるCO2を吹き込み、製鋼スラグ中の酸化カルシウム成分に、短時間で多量のCO2を固定して炭酸塩化する。同時に、CO2固定化後のガスの熱を回収し、エネルギー効率を高めてプロセス全体のCO2固定量・削減量を最大化する。炭酸塩化した製鋼スラグは、需要が大きな道路用鉄鋼スラグとしての利用を図る。製鋼スラグの高速多量炭酸化技術と熱回収技術、溶融製鋼スラグの凝固・熱間破砕技術の開発と、熱間破砕・炭酸化スラグの道路用鉄鋼スラグとしての評価を同社が、スラグ炭酸化メカニズムの解明を両者で行う。

 JFEスチールは、気候変動対応を経営の最重要課題と位置づけており、様々な超革新的技術の開発を複線的に推進し、持続可能な社会の実現に貢献していく考えだ。