【国際化特集】三井化学代表取締役社長 橋本 修氏

,

2022年3月29日

製品・技術の幅を広げ、地域性に合ったビジネス展開を重視

 ━4月から新事業ポートフォリオに移行されますが、なかでもライフ&ヘルスケア・ソリューション(L&H)への期待値の高さが伺えます。

  同事業領域では、大型投資を行った歯科材料の戦力化に時間を要したため、新規の成長に向けた投資が十分にできずにいたが、ようやく回収のめどが立ち軌道に乗ってきた。今後は、「ライフケア」「ウェルネス」「メディカル」の3領域で本格的に投資を加速させ、第一の収益の柱にしていく。

 メガネレンズモノマーなどビジョンケア材料や不織布などを扱うライフケアは、一番の成長や安定性が見込める。世界トップシェアのレンズ材料を武器に

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について