三井化学 センサエキスポジャパンに圧電センサ材料を出展

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2019年9月9日

 三井化学は、東京ビッグサイト(東京都江東区)南3ホールで11~13日に開催される「センサエキスポジャパン2019」に出展する。

ミューフレックス(左)とピエゾラ
ミューフレックス(左)とピエゾラ

 紹介するのは、同社が開発した非焦電性の有機圧電フィルム「ミューフレックス」と、フレキシブルな極細同軸線構造の張力センシング基材「ピエゾラ」の2製品。

 同材料を用いて顧客とコラボした実際の開発製品とともに訴求することで、機能的な特徴を来場者に体験・体感してもらうのが狙いだ。

 展示内容は、村田製作所の押圧検知や折り曲げ角度検知が可能なセンサと、新開発の薄型多機能タッチパネル、Z‐Worksの介護ベッド用に開発した見守りセンシングシステム、コスモリサーチのゼロ歳児の突然死症候群防止のための非侵襲心拍呼吸センシングシステム、メドリッジの次世代手術訓練用モデル。ブース番号はS‐49。

SEMI 「セミコンジャパン2019」の登録受付を開始

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2019年9月5日

 SEMIは、12月11~13日に東京ビッグサイトで開催する、世界を代表するエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会「SEMICON Japan 2019」(セミコンジャパン2019)の入場登録受付を、9月2日から開始した。

 セミコンジャパンは、半導体デバイス製造の全工程からアプリケーションに至るまで、エレクトロニクス製造サプライチェーン全体を包含する総合展示会。入場は原則として事前登録制となっており、公式ウェブサイト(www.semiconjapan.org/jp)で受け付けている。

 今年の展示会は、「次代のコアとなる。」(英語版テーマ:Enabling a Smarter World)をテーマとして、スマート社会の実現を下支えする半導体と関連エレクトロニクスの製品・技術・サービスが集結する場を目指す。出展企業が提供する最先端の製造技術が、IoT/5G時代の新たな価値創造をドライブするコアとなることが期待される。

 展示会場は、前工程ゾーン、後工程・総合ゾーン、部品・材料ゾーン、SMART Applicationsゾーンの4ゾーンで構成。なお昨年の来場者数は、3日間延べ約5万3000人(来場者実数約2万5000人)だった。

 

NEDO 「イノベーション・ジャパン2019」開催

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2019年8月27日

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、科学技術振興機構(JST)と今月29~30日に、東京都江東区の東京ビッグサイト青海展示棟Bホールで、「イノベーション・ジャパン2019~大学見本市&ビジネスマッチング~」を開催する。

 今年で16回目を迎える「イノベーション・ジャパン」は、大学や公的研究機関、ベンチャー・中小企業などから創出された研究成果の社会還元・技術移転の促進や、実用化に向けた産学連携のマッチング支援を目的に開催している。

 ベンチャー・中小企業、大学などから500を超える研究成果や開発技術を、展示・プレゼンテーション・セミナーなどで発信する。近年、重要性が高まるオープンイノベーションの取り組みとして、産学マッチングとビジネスマッチングを促進する国内最大規模の総合イベントとなっている。

 NEDOエリアでは、ベンチャーなどのビジネスマッチングを中心とし、NEDOが支援する注目の研究開発型ベンチャーや中小企業など約100者が最新技術を展示するとともに、マッチングエリアを設け、情報交換や商談の機会を提供する。

 出展分野はエネルギー・環境、IoT・電子・AI、ものづくり、材料・ナノテクノロジー、医療・ヘルスケア・バイオ。ベンチャー企業などの産学連携事例に焦点を当てたセミナーを30日に開催。オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会(JOIC)によるイベントも併催する。

 研究開発成果を発表するプレゼンテーションエリアと、研究開発テーマについての今後の事業展開を発表するピッチエリアの2つの特設会場を開設。NEDOブースでは、ベンチャー・中小企業などのシーズ段階から事業化まで一貫した支援体制をもつNEDOの支援制度について紹介するほか、事業の活用などを相談できるコーナーを設け、スタッフが対応する。NEDO公募事業メニューなども紹介する。なお、公式サイトで来場事前登録を行っている。

日本化学会 「巡回展 国際周期表年2019特別展」を8月に開催

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2019年7月29日

 日本化学会は、「巡回展:国際周期表年2019特別展」を8月から来年4月にかけて開催する(詳細はウェブサイト:https://iypt.jp/j-exhibition/top.html)。

 2019年はメンデレーエフが元素の周期律を発見して150周年に当たること、また2016年末に103番元素ニホニウムを含む108番までの4つの新元素名が確定して周期表第7周期までが完成したことから、これらを記念して、2017年末にユネスコが「国際周期表年2019(IYPT2019)」を制定。わが国でも日本化学会内に「国際周期表年実行委員会」を設置して、オールジャパン体制で様々な記念イベントを開催している。

 主なイベントとして、「閉会式」(12月5日、東京プリンスホテル)、「巡回展:国際周期表年2019特別展」「私たちの元素―エッセイコンテスト」「私たちの元素―産学からのメッセージ」など。また、関連協賛イベントも各地で開催されている(詳細:https://iypt.jp)。

 

5G/IoT通信展 化学メーカーもノイズ抑制素材など紹介

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2019年7月19日

 5GやIoTなど次世代のモバイル通信に必要な技術を集めた「第2回5G/IoT通信展」が、19日まで東京都江東区の青海展示場で開催され、化学メーカーでは旭化成、ポリプラスチックス/ダイセルポリマー、三菱ガス化学、JSRが出展している。

旭化成

旭化成
旭化成

 旭化成は薄型・軽量でありながら、高周波数帯域のノイズを吸収するノイズ抑制シート「パルシャット」を紹介している。

 1GHz以下の低周波数帯域では、磁界を抑制すればトータルでノイズを抑制することができる。しかし、5Gで使われる数十GHzの高周波数帯域では、電界の方が支配的なため、従来の磁性体を使用した抑制素材でノイズを抑制するのは難しい。

 パルシャットはポリエステル不織布を使い、表面に

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クラレ 「人とくるまのテクノロジー展名古屋」に出展

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2019年7月12日

 クラレは17日からポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される、自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2019名古屋」に出展する。

 自動車業界は「100年に1度の変革期」を迎えており、CASE(つながる、自動運転、シェアリング、電動化)への対応が求められている。パワートレインの変化、次世代通信システム5Gや高度運転支援、自動運転の実現、カーシェア・ライドシェアの新サービスなど、幅広い領域でこれまでにない技術の実用化が図られている。

 「世のため人のため他人(ひと)のやらないことをやる」というスローガンを企業ステートメントに掲げる同社は、これらの次世代技術の実用化に向けて、顧客の課題を共に解決するパートナーとして、独自のソリューションを積極的に提案していく考えだ。

 今回出展する主な製品は、軽量化では耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」、高剛性遮音ガラス中間膜「SentryGlas Acoustic」、熱可塑性コンポジット。電動化については、リチウムイオン二次電池向けハードカーボン負極材「クラノード」、低エミッションに関しては、ガスバリア樹脂「エバール」、面ファスナー「マジックテープ」、活性炭「クラレコール」。安全では、PMMA/PC複層板「パラマイティー」、中間スクリーン用マイクロレンズアレイなど。

 なお、人とくるまのテクノロジー展は自動車技術会が主催する、自動車業界の第一線で活躍する技術者・研究者のための自動車技術の専門展。

コベストロ 「人とくるまのテクノロジー展名古屋」に出展

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2019年7月10日

 コベストロジャパンは17~19日に名古屋市港区のポートメッセなごやで開催される「人とくるまのテクノロジー展2019名古屋」に出展し、樹脂材料のソリューションを展示する。

 自動車の動力源だけでなく、所有のあり方や使い方、制御方法が変わっていこうとする中、自動車の材料もその変化に対応するものが求められるようになってきた。

 一方、サステナブルな世界の未来を見据え、持続可能な開発目標(SDGs)という世界共通の目標が掲げられている。コベストロはその2つの課題に対して、樹脂材料で解決できるソリューションを提案する。

 その1つが内装用の電子部品をタッチパネル化したコンソールのプロトタイプ。自動車のデザインや車室内のあり方が大きく変わるのに対応するため、多くのビジネスパートナーと連携して、ダイレクトコーティング・テクノロジーやフィルムインサートモールディング・テクノロジーを使用して作成した。低VOCを実現し、ロジスティックのプロセスが簡潔化された結果、製造効率が向上している。

 また、同社のポリカーボネートとフィルムを使用し、1.05mの長さの革新的なインフォテインメント用機能性ディスプレイを会場で展示する。

 さらに、今回の展示会では、ポリウレタンフォームの特長を生かした制遮音対策技術や断熱材、新規開発品の植物由来のポリウレタン原料を使用した即時自己修復型ポリウレタン塗料、放熱性に優れた高機能複合材料なども紹介する。

 

クラレクラフレックス 「フーマ・ジャパン」に出展

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2019年7月10日

 クラレグループのクラレクラフレックスは、10日まで東京ビッグサイトで開催中の「フーマ・ジャパン2019国際食品工業展」に、オザックスと共同で出展している。

 主な展示品は、業務用衛生布巾としてHACCP製品認証を取得している「クラフレックス」カウンタークロスをはじめ、食品製造やフードサービスの現場に適した日本製の各種不織布衛生布巾。

 「クラフレックス」カウンタークロスは、汚れ落ちの良さと速乾性により、雑菌が繁殖しにくいことが特長のレーヨン製不織布衛生布巾である。食品業界における品質管理方法の1つとして、広く認知されているHACCPの製品認証を、日本国内で生産する不織布衛生布巾として初めて取得した。

 これ以外に「クラフレックス」カウンタークロス・ハンディタイプや、カウンタークロスに綿布巾のような手持ち感を付与した厚手タイプの「モノデュア」も紹介している。

ランクセス 独展示会にPA66代替品などを出展

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2019年7月4日

 ドイツの特殊化学品メーカーのランクセスはこのほど、ドイツ・ヴュルツブルクのマリエンベルク要塞で開催された「電気・電子用途のプラスチック会議」に出展した。

 今回展示したのは、ポリアミド66コンパウンドの経済的な代替品をはじめ、電気自動車のバッテリー・パワートレイン・充電インフラへの構造素材の適用、ハロゲンフリーで難燃性を備えたポリアミド、ポリブチレンテレフタレート(PBT)の製品群。さらに、コンポーネントの開発工程全体を通して顧客をサポートする、広範な電気・電子業界のニーズにカスタマイズしたサービスも紹介した。

 このうち、難燃性ポリアミド66コンパウンドの経済的な代替品は、ハロゲンフリーの難燃性ポリアミド6とPBT。原料不足は供給のボトルネックや大幅な値上げにつながることから、自動車業界や電子分野の多くのメーカーは、ポリアミド66コンパウンドの代替品を求めている。

 同社は多数のポリアミド6とPBTコンパウンドを揃えており、多くの場合、技術的に同等でコスト効率の優れた代替品として使用することができる。例えば、非強化のハロゲンフリー難燃性PBT「ポカンBFN2502」は、優れた耐トラッキング性と高い破断ひずみにより、コネクターに最適だ。

 また、電気自動車のバッテリー・パワートレイン・充電インフラに関しては、これらのコンポーネント向けに、ポリアミドとPBTコンパウンドをカスタマイズ。コスト削減や軽量化デザイン、機能性統合、難燃性能、熱伝導などで多大なメリットを提供する。

 可能な用途としては、モジュールカバー・カバープレート、高電圧コネクター、コントロールユニット向けの筐体部品、セルホルダー、メディアパイプが挙げられる。

 これらの素材の一例が、45%のガラス繊維で強化された高弾性のポリアミド6「デュレタンBKV45FN04」。同製品は、ハロゲンフリー・難燃性パッケージのため、UL94難燃性テストで最高となるV‐0(0.4mm片)の評価を受けている。

 

クラレ 「カフェ・喫茶ショー」にバイオ由来バリア材などを出展

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2019年6月28日

 クラレは7月3~5日にパシフィコ横浜で開催される「第7回カフェ・喫茶ショー」に出展する。クラレとクラレトレーディング、クラレクラフレックスが「カフェ・喫茶」に関わる製品を紹介する。

 出展製品は、バイオマス由来のバリア材「プランティック」とガスバリア性樹脂「エバール」、スライド式スティックジッパー「エニーロック」、「クラフレックス」カウンタークロス。

 「プランティック」は、バイオマス由来の生分解性ガスバリア素材。優れたガスバリア性による食品の品質保持や賞味期限の延長、カーボンニュートラルにより CO2削減に貢献する。他のバイオマスや生分解性素材との組み合わせによる環境性能の高い包装の設計も可能だ。 食品の香りや匂いを保持できることから、コーヒー豆を保存する環境対応コーヒーパウチとして採用が進んでいる。

 「エバール」はプラスチックの中で最高レベルのガスバリア性(気体遮断性)を持つ EVOH(エチレンビニルアルコール)樹脂。 コーヒーカプセルや穀物保存袋などに使われている。ガスバリア性を活かした穀物保存袋は、酸素の侵入を抑えることで、微生物や害虫などが生存できない環境を作り、穀物や種の品質保持に貢献する。

 「エニーロック」は開封した袋に差し込むだけで、美味しさも臭いも逃さずに簡単に密封できるスライド式スティックジッパー。プラスチックの中で最高の気体遮断性をもつ「エバール」を使用した袋と併用すれば、高い密封状態を作り出すことができる。

 「クラフレックス」カウンタークロスは、汚れ落ちの良さと速乾性により、雑菌が繁殖しにくいことが特長のレーヨン製不織布衛生布巾。食品業界における品質管理方法の1つとして広く認知されている HACCP(ハサップ)の製品認証を、日本国内で生産する不織布衛生布巾として初めて取得した。