DICの1-9月期 高付加価値製品が好調で増収増益

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2021年11月15日

 DICは12日、2021年12月期第3四半期(1-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比20%増の6158億円、営業利益30%増の333億円、経常利益48%増の339億円、純利益10%増の153億円となった。

 オンライン会見の中で、古田修司執行役員・最高財務責任者は「C&E顔料事業の統合に伴う一時的な費用を計上した影響があったが、高付加価値製品などの出荷が伸びたことで増益を確保した」と総括した。

 セグメント別に見ると、

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三菱ガス化学の4-9月期 販売数量の増加で増収増益に

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2021年11月11日

 三菱ガス化学はこのほど、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比26%増の3359億円、営業利益109%増の300億円、経常利益134%増の388億円、純利益98%増の282億円と増収増益となった。コロナ禍からの需要回復と半導体向け製品の数量増加が光学樹脂ポリマーの数量減少をカバーし、また為替要因と汎用製品の市況上昇が原燃料価格上昇を上回った。

 セグメント別では、基礎化学品は増収増益。メタノールは市況が大幅に上昇し、メタノール・アンモニア系化学品ではネオペンチルグリコールの市況も上昇した。ハイパフォーマンスプロダクツは、メタキシレンジアミンの需要回復と顧客在庫の積み増しにより、販売数量が大幅に増加した。

 機能化学品は増収増益。無機化学品は半導体向け薬液の数量が増加。エンジニアリングプラスチックスは自動車分野を中心に数量が回復し価格も上昇した。光学材料は、顧客の在庫調整局面の長期化などで光学樹脂ポリマーの数量が減少。電子材料は幅広い分野で使用される汎用材料の数量が増加し、メモリーや5Gスマホ向けも堅調に推移した。

 なお、通期連結業績予想については、売上高6900億円(前回予想比300億円増)、営業利益530億円(同30億円増)、経常利益680億円(同70億円増)に上方修正している。原燃料価格の上昇や光学樹脂ポリマーの販売数量の下振れといったマイナス要因に対し、基礎化学品事業を中心とした上振れに加え、メタノール市況の見直しや円安傾向などを織り込んだ。

クラレの1-9月期 全セグメントが好調で増収増益

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2021年11月11日

 クラレは10日、2021年12月期第3四半期(1-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比17%増の4592億円、営業利益67%増の543億円、経常利益71%増の510億円、純利益89%増の286億円と大幅な増益となった。

 セグメント別に見ると、ビニルアセテートは増収増益。ポバール樹脂は、世界的に需要回復が進み幅広い用途で販売量が増加したが、原燃料高の影響を受けた。光学用ポバールフィルムは、前年後半から続く旺盛な液晶パネル需要を背景に好調だった。

 PVBフィルムは

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昭和電工の1-9月期 市況改善や販売数量増で増収増益

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2021年11月11日

 昭和電工は10日、2021年12月期第3四半期(1-9月期)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比65%増の1兆517億円、営業利益719億円(同993億円増)、経常利益233億円(同1226億円増)、純損失103億円(同560億円改善)となった。

 オンライン会見の中で竹内元浩代表取締役常務執行役員最高財務責任者(CFO)は、「昭光通商が連結対象外となった『その他セグメント』を除き、すべてのセグメントで増収増益となった。コロナ禍で落ち込んだ前年同期に比べ販売数量が回復し、さらに

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コスモエネルギーホールディングス 3月期業績予想を修正(9日)

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2021年11月10日

[コスモエネルギーホールディングス/3月期業績予想を修正](9日)単位100万円、カッコ内は前回予想(2021年5月13日発表)。▽連結(通期)=売上高2,370,000(2,150,000)、営業利益155,000(93,000)、経常利益155,000(88,000)、純利益93,000(40,000)。

カネカの4-9月期 先端事業がけん引し増収増益

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2021年11月10日

 カネカが9日に発表した2022年3月期第2四半期(4-9月期)連結決算は、売上高が前年同期比24%増の3303億円、営業利益は3.3倍の230億円、経常利益は5.2倍の209億円、純利益は6.0倍の148億円だった。7-9月期は、売上高が過去最高を更新し、営業利益は100億円を超える高水準で推移、4-9月期の累計で全事業セグメントが増収増益となった。

 先端事業群は、

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東レの4-9月期 機能性化成品が好調で増収増益に

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2021年11月10日

 東レは9日、2022年3月期第2四半期(4―9月期)連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比24%増の1兆630億円、事業利益2.1倍の702億円、営業利益12.5倍の690億円、純利益13.6倍の609億円だった。

 セグメント別に見ると、繊維事業は増収増益。国内外ともに需要の回復が見られた。衣料用途ではスポーツ・アウトドア用途が好調に推移し、産業用途では自動車関連用途で数量を伸ばした。

 機能化成品事業は

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クレハの4-9月期 機能製品と樹脂製品が収益をけん引

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2021年11月10日

 クレハは9日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比20%増の791億円、営業利益84%増の114億円、純利益73%増の83億円だった。小林豊社長は「想定されたリスクに対し、迅速かつ的確に対応できた。高付加価値製品の売上が好調だったことが好業績に結びついた」と総括した。

 セグメント別にみると、

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出光興産の4-9月期 資源価格上昇で大幅な増益を達成

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2021年11月10日

 出光興産は9日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比42%増の2兆8670億円、営業利益1793億円(同1824億円増)、経常利益1971億円(同2229億円増)、純利益1427億円(同1748億円増)と、赤字だった前年同期から大幅な増益を達成した。

 決算会見において、木藤俊一社長は「原油価格を含む資源価格の上昇を受け、セグメント利益(営業利益+持分法利益)は約1900億円と高い水準となった。在庫影響を除いて約800億円となったが、この水準は統合前(2018年の合算ベース)の

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