石化協 MMAモノマーの4月の国内出荷は4%増

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2019年5月24日

 石油化学工業協会が23日に発表した4月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比4%増の1万341t。

 ポリマーの国内出荷は、押出板・注型板向けが

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汎用四樹脂 4月の国内出荷は全品目が前年実績上回る

2019年5月24日

 業界筋によると、4月の汎用四樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)の4樹脂ともプラスとなった。前年が定修に備えた在庫積み増しが続いていたこともあり、出荷自体がある程度抑え気味の傾向にあった。

 これに対し、今年は定修規模が前年ほどでないこともあり、LDPEでは特に加工紙分野、HDPEでは中空成形分野などの出荷が増加しプラスとなった。PPでは射出成形分野を中心とした主要分野の出荷が大きく増加しプラス。PSは前年に出荷の落ち込みが見られたが、今年は全ての分野で出荷が増加した。

 4月の出荷合計(輸出含む)を品目別で見ると、

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塩ビ樹脂 4月は国内・輸出ともに堅調、総出荷13%増

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2019年5月23日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)が22日発表した需給実績によると、4月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比13%増の13万1200tとなった。

 国内出荷は1%増の8万2000tと前年並みに推移したが、輸出は42%増の4万9300tと大幅に伸長し、4月のPVCの総出荷は

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VEC 横田会長「優れた環境特性を訴求し、需要増へ」

2019年5月23日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)は21日、都内で懇親会を開催し、関係者約110名が参加した。

横田会長
横田会長

  横田浩会長(トクヤマ社長)は冒頭のあいさつで、「昨年度の生産と出荷総計は、いずれも3年連続で160万t台を維持した。こうした堅調な塩ビ(PVC)需要が今後も持続することを期待している」と、塩ビの需給実績を振り返り、今年度への期待感を示した。

 2018年度の生産は165万t(前年度比1.6%減)、国内出荷は104万t(同0.7%減)、輸出は59万t(同0.5%減)、出荷総計は164万t(同0.7%減)だった。

 環境対策については、

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旭化成 未来型車室空間コンセプト、モックで訴求・展示

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2019年5月21日

 旭化成は20日、未来の車の快適空間を提案し、ユーザーとともにこれからの素材・部品・材料を開発していくことを目的に、車室空間のコンセプト・モックアップ(実物大模型)を制作したと発表した。

ブースのイメージ
ブースのイメージ

 「AKXY POD(アクシーポッド)」と呼ばれるモックは、軽自動車大の大きさがあり、室内は2人がゆったりとくつろげる空間があるという。今月22~24日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2019」で初公開される(ブース番:253)。

 「AKXY POD」は、同社が考える搭乗者にとって快適・安全・安心な未来の車室空間を、さまざまな繊維製品や樹脂製品、センサーなどを用いて具現化したもの。

AKXY POD
AKXY POD

 展示会場では実際に、靴を脱いで乗車し、数分間の体験搭乗ができる。頭上に配したディスプレイから足裏の素材の感触まで、触感・視覚・聴覚・嗅覚など五感で未来の車室空間を体感・イメージしてもらい、体験者の未来の車への新たな発想を促していく。

 モックのデザインは、同社ビジョン「環境との共生」の思いを込め、自動車と素材、搭乗者と自然とのつながりを表現した。

 同社は昨年、米国の自動車内装材メーカーであるセージ社を買収した。旭化成は今後も、セージ社がもつマーケティング・デザイン力と、旭化成の各製品・技術を組み合わせ、顧客に対する車室空間の総合的なデザインやソリューションを目指していく考えだ。

APIC総合会議 循環経済に向け石化産業の連携必要

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2019年5月20日

 台湾・台北で16~17日に開催されたアジア石油化学工業会議(APIC2019)では、世界各国からの参加者が会場の内外で活発な議論を繰り広げた。

森川会長
石油化学工業協会森川会長

 17日の総合会議では、冒頭で台湾石油化学工業協会(PIAT)のFu‐Shen Lin会長がウェルカムアドレスを行い、「APICは、石油化学工業の技術および産業発展の成果を共有することを可能にするだけでなく、絶えず変化する経済学に関する情報やアイデアを交換する絶好の機会だ」と語った。

 今回のテーマ「スマート石油化学プロセス‐より良い世界を可能にする持続可能な解決策」については、「石化製品は、食品や飲料、衣料品、住宅、輸送などさまざまな業界にとって不可欠だ。水の浄化膜技術、自動運転、スポーツ用品の特殊材料など、私たちの日常生活にはすでに多くの新しい石化技術が応用されている」とし、「今日の情報・分析技術は、

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