サン・トックス(レンゴー66%、トクヤマ34%)は15日、OPPフィルムおよびCPPフィルムの全製品について、10月21日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「500㎡あたり200円以上(厚み20㎛相当品)」。
これまで価格改定を行ってきたが、引き続きエネルギーコストが大幅に上昇を続けている。併せて副資材価格、物流費も上昇している。同社は、こうしたコストの上昇が自助努力の範囲をはるかに超えていることから、顧客へ安定して製品を供給するため、追加の値上げを決定した。
2022年9月16日
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2022年9月13日
2022年9月9日
2022年9月8日
2022年9月6日
三菱ケミカルグループは5日、フィルム製品について、今月21日受注分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、二軸延伸ガスバリアナイロンフィルム「スーパーニール」、二軸延伸ナイロンフィルム「サントニール」、透明蒸着フィルム「テックバリア」ONY系で、改定幅はいずれも「一連500円」(15?換算)。
同社は、4月に値上げを表明しており、今回はそれに追加するかたちでの改定となる。原油・ナフサなどの市況高騰や円安の加速により、粗原料の価格が上昇していることに加え、ユーティリティー費用、物流費、副資材費などの諸費用の上昇により、事業環境が悪化している。同社は、継続的な合理化に鋭意努力してきたが、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断した。