クラレ 組織改正(2022年1月1日)

2021年11月30日

[クラレ/組織改正](2022年1月1日)▽コーポレートガバナンスをグローバルに強化するため、業務監査室の機能を拡充し経営監査本部に改組する▽事業活動と密接に連携したサステナビリティ推進を強化するため、CSR本部を改組しサステナビリティ推進本部とする▽グローバルかつ全社的なイノベーション創出を推進するため、イノベーションネットワーキングセンターを創設する▽デジタル・トランスフォーメーションを経営レベルで推進するため、グローバルデジタルトランスフォーメーション推進室を創設する▽グローバルなサプライチェーン・マネジメントの強化を図るため、ビニルアセテート樹脂カンパニーおよびビニルアセテートフィルムカンパニーの国際事業部を購買・物流本部に統合する▽事業部の知的財産戦略をサポートするとともに、事業戦略に沿った全社的な知的財産戦略の立案・推進を図るため、IPマネジメントセンターを創設する。

クラレ、「ランドセルは海を越えて」 アフガンで配付開始

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2021年11月19日

 クラレはこのほど、毎年実施している国際社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」を通じて全国から寄せられた使用済みランドセルの配付を、アフガニスタンで開始した。今年は全国から約7800個のランドセルが集まり、7月初旬に横浜港を出港。同国ジャララバード(ナンガハール州の州都)にクリニックと事務所を置くアフガン医療連合の協力の下、先月5日から配付がはじまった。

ランドセルをプレゼントされたアフガンの子ともたち。全国から寄せられたランドセルの配付が始まった

 まずは同州バティコット郡の女の子や男の子たちのもとに、色とりどりのランドセルが届けられた。ランドセル用素材として7割以上のシェアを誇る人工皮革「クラリーノ」を生産するクラレは、2004年に同活動を開始。使い終わったランドセルをノートや鉛筆などの学用品と一緒に、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントしている。18年目を迎え、これまでに14万個以上のランドセルが海を越えて、アフガニスタンの子どもたちに希望とともに届けられた。

クラレ 耐熱性ポリアミド樹脂を値上げ、コスト増に対応

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2021年11月19日

 クラレは18日、耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」の国内外向け価格を12月1日出荷分から値上げすると発表した。対象銘柄と改定幅は、フィラー強化銘柄は、国内「40円/kg」、海外「0.40米ドル/kg」。ガラス繊維強化ハロゲン難燃銘柄は、国内「60円/kg」、海外「0.60米ドル/kg」。ガラス繊維強化ノンハロゲン難燃銘柄は、国内「150円/kg」、海外「1.50米ドル/kg」。

 対象製品の主要原材料や物流費用などを含めたコストの上昇は、同社の自助努力によるコスト吸収の範囲を超えていることから、安定供給を維持するために価格改定の実施を決めた。

クラレ 中間膜PVBフィルム値上げ、コスト高に対応

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2021年11月15日

 クラレは11日、建築・自動車向け合わせガラス用中間膜について、12月1日出荷分からグローバルで値上げすると発表した。対象製品はポリビニルブチラール(PVB)フィルム「トロシフォル」などで、改定幅は「15%以上」。

 対象製品に関する主要原材料や燃料、物流費用などを含めたコストの上昇は、自助努力によるコスト吸収の範囲を超えてきている。このような状況下、同社は、安定供給を維持するために、価格改定の実施を決定した。

クラレの1-9月期 全セグメントが好調で増収増益

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2021年11月11日

 クラレは10日、2021年12月期第3四半期(1-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比17%増の4592億円、営業利益67%増の543億円、経常利益71%増の510億円、純利益89%増の286億円と大幅な増益となった。

 セグメント別に見ると、ビニルアセテートは増収増益。ポバール樹脂は、世界的に需要回復が進み幅広い用途で販売量が増加したが、原燃料高の影響を受けた。光学用ポバールフィルムは、前年後半から続く旺盛な液晶パネル需要を背景に好調だった。

 PVBフィルムは

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クラレ PVB樹脂を値上げ、原燃料費など上昇で

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2021年11月10日

 クラレは9日、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂「モビタール」を12月1日出荷分からグローバルで値上げすると発表した。改定幅は、国内向けが「60円/kg以上」、アジアパシフィック、北中南米、中東・アフリカ向けが「600米ドル/t以上」、欧州向けが「500ユーロ/t以上」。

 同製品については、5月と7月に値上げを実施したものの、その後も主要原材料や燃料、物流費用などを含めたコストの上昇は継続しており、同社の自助努力によるコスト吸収の範囲を超えてきている。このような状況下、安定供給を維持するために、価格改定の実施を決めた。

クラレ 人事(11月1日)

2021年11月1日

[クラレ・人事](11月1日)▽経営企画室主管松本和也▽Kuraray Asia Pacific Pte.Ltd.社長植垣文雄▽倉敷事業所機能製品開発部次長杉岡尚【クラレプラスチックス】▽ゴム・化成品事業部ゴム・化成品生産部長兼同事業部ゴム・化成品商品開発部長岡本知大。

クラレ 液状ゴムとイソブチレン系水溶性樹脂を値上げ

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2021年10月28日

 クラレは27日、液状ゴムおよびイソブチレン系水溶性樹脂「イソバン」について、11月1日出荷分から国内・海外向けの価格を値上げすると発表した。改定幅は、両製品とも国内向け「40円/kg」、海外向け「0.4USドル/kg」となっている。

 昨今の主要原材料価格の高騰や包装資材、ユーティリティを含む各種コストの上昇は、自助努力によるコスト吸収の範囲を超えるものとなっている。こうした状況下、同社は、安定供給の維持と採算改善のため、値上げの実施を決定した。

クラレ シリーズCM「広がるクラレハート」篇を放映

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2021年10月26日

 クラレは、企業広告キャンペーン「クラレの真ん中(ハート)を知る時が来た」シリーズの第6弾として、社員の〝思い〟をテーマにした新テレビCM「広がるクラレハート」篇の放映を開始した。

新CM「広がるクラレハート」篇1

 今作でも引き続き、米国人女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんが社員役を演じる。また、スキージャンパーで社員でもある髙梨沙羅選手も出演している。

新CM「広がるクラレハート」篇2

 同シリーズでは、クラレという会社の真ん中、つまり社員一人ひとりの心(ハート)の中にある「自分たちが生み出した素材のチカラで地球、人間、社会に貢献したい」という熱い思いを、シャーロットさんが社内の仲間と触れ合う過程で見つけていく内容となっている。

クラレ PVA樹脂など4製品値上げ、コスト高に対応

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2021年10月15日

 クラレは14日、ポリビニルアルコール(PVA)樹脂「クラレポバール」「エルバノール」、PVA系樹脂「エクセバール」「モビフレックス」の4製品について、今月15日出荷分から値上げすると発表した。8月に続く今年5度目の値上げ。

 改定幅は、いずれも国内が「30円/kg」、アジアパシフィック、北米・南米、中東・アフリカが「0.30USドル/kg」、欧州が「0.50ユーロ/kg」。

 PVA樹脂の需給バランスの急速なタイト化が進む中、対象製品の各種コストの上昇は自助努力によるコスト吸収の範囲を超えていることから、同社は再度の価格改定に踏み切った。