クラレは16日、メタクリル樹脂成形材料「パラペット」について、4月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、国内価格が「20%以上」、輸出価格が「30%以上」。
現在、メタクリル樹脂成形材料の需給バランスはタイトな状況が継続し、対象製品に関する各種コストが上昇している。同社は、自助努力によるコスト吸収の範囲を超えていることから、採算改善を行い、安定供給を維持するために、値上げの実施を決定した。
2022年3月17日
2022年3月17日
2022年3月16日
2022年2月14日
2022年2月10日
2022年2月10日
2022年2月7日
2022年1月25日
クラレが取り組む飢餓と貧困に苦しむ子どもたちの学校給食支援への寄付活動に対し、特定非営利活動法人・国際連合世界食糧計画WFP協会(国連WFP)から感謝状が贈られた。
クラレは、株主優待制度の一環として、対象となる株主に年に1回、優待商品1点を選べるオリジナルカタログギフトを届けており、その中に同社が株主に代わり、支援活動を行う団体に寄付する「社会貢献ギフト」コースを設けている。2019年からは国連WFPへの寄付を開始し、多くの株主に賛同を得ている。
クラレグループは社会貢献活動方針に沿って「文化」「学術」「環境」「福祉」を重点領域として活動に取り組んでいる。初代社長の大原孫三郎氏が設立した大原美術館(岡山県倉敷市)の継続的支援をはじめ、使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもたちに届ける「ランドセルは海を越えて」、実験を通して化学の楽しさを知ってもらう「少年少女化学教室」など、活動内容は多岐にわたる。
一方、国連WFPは、飢餓のない世界を目指して活動する国連の食料支援機関。紛争や自然災害などの緊急時に食料支援を届けるとともに、途上国の地域社会と協力して栄養状態の改善と強い社会づくりに取り組んでいる。飢餓との闘いへの功績や、紛争の影響を受けた地域の平和に向けての改善に貢献し、飢餓が戦争や紛争の武器として利用されることを阻止する原動力となったことが評価され、2020年にノーベル平和賞を受賞。同年は84カ国で1億1550万人を支援した。
2022年1月12日
本年度は、2026年に迎える当社創立100周年に向けての新しい中期経営計画のスタートの年になる。新しい年度の初めにあたり、改めて、私が考えるクラレグループのありたい姿を述べる。
まず「安全で、安心して働ける会社」であるということだ。世界中の生産拠点、研究開発拠点、事業所のすべてにおいて「安全はすべての礎」になる。全ての社員、役員の皆さんが、安全に対する感性を研ぎ澄まし、よく考え、安全で事故が起こらない会社を目指して仕事に取り組んでいただきたい。そして、様々な個性や多様性をもった人々が、ハラスメントなどのない職場で、安心して誇りをもって働ける会社でありたいと考えている。
2つ目は、クラレグループが活力のある元気な企業体でありたい、ということだ。大きな環境の変化をも機会として捉え、我々自身が変化をしながら進化をする〝向上力、突破力、たくましさ〟が必要だ。足元の状況に過度に一喜一憂せず、本質について深く考え判断すること、迅速に行動すること、それらを可能にするための前向きな姿勢が大切になる。失敗を恐れずに挑戦する前向きな姿勢と意識をもち、いろいろな場面でイノベーションや変革に繋がるアイデアを生み出して実行し、大きな成功に繋げていきたい。皆さんにはクラレグループが活力と創造力のみなぎる企業体であり続けるためにも、是非、このことを心掛けてほしい。
3つ目は、クラレグループの一人ひとりが社会人・企業人としての高い倫理観と、コンプライアンスの徹底に対する強い責任意識をもち行動することで、自分自身も成長し、会社も成長するような好循環を生む企業でありたい、ということだ。あらゆる企業活動の基本はヒトの力。どれだけ情報技術や機械が発達しても、ヒトがそれらを活用し、動かす原動力であるということに変わりはない。ヒトとその集合体である企業が、良き企業市民としての存在感を示し、価値を生むことで、世界の人々からクラレが「かけがえのない会社」として認められるようになりたいと考えている。
2022年1月12日
[クラレ・人事③](1日)【機能材料カンパニー】▽生産技術統括本部研究開発・品質統括部長須藤正光▽環境ソリューション事業部長補佐今井公泰▽同事業部商品統括部長(鶴海駐在)中原徹▽同事業部原料購買部長早川浩司▽同事業部同部主管田村憲生▽同事業部テクニカルサポートグループリーダー(東京駐在)清水和哉▽アクア事業推進本部長兼クラレアクア社長足立篤美▽同本部アクア営業部長石原裕久【繊維カンパニー】▽生産技術統括本部長吉岡謙一▽同本部生産技術統括部長滝口智也▽クラリーノ事業部ライフスタイルマテリアル部長長山孝史▽同事業部フットウェアマテリアル部長兼同事業部フットウェアマテリアル部販売課長若月一泰▽同事業部グローバルオペレーション部長安藤秀一【倉敷事業所】▽ポバール研究開発部長仲前昌人▽エバール研究開発部長田井伸二【西条事業所】▽フィルム生産・技術開発部次長兼同部技術課長清水隆行▽設備技術部長兼クラレ西条社長付佐伯隆志【岡山事業所】▽ポバール・エバール生産・技術開発部長多胡俊二【新潟事業所】▽ポバール生産・技術開発部長兼同部技術開発グループリーダー染宮利孝▽スペシャリティケミカル生産・技術・開発部長田中裕▽総務部長兼クラレトラベル・サービス社長松原敏【鹿島事業所】▽イソプレン生産技術部長高井正人▽ケミカル研究開発部長荒谷一弘【鶴海事業所】▽環境ソリューション研究開発部長鎌田英樹▽活性炭生産部長奥野壮敏▽同部次長岩佐賢吾▽エコロジー材料生産部長吉川貴行▽同部次長山端昭典。