DIC 泡消火薬剤事業から撤退、将来的に事業継続が困難

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2024年6月17日

 DICは14日、ファンクショナルプロダクツセグメントの泡消火薬剤事業について、2025年9月末までに生産・検定を終了し、同年12月末をもって同事業から撤退すると発表した。

 同社は1982年以降、

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住友化学 シクロヘキサノン事業撤退、業績改善策の一環

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2023年12月6日

 住友化学はこのほど、ナイロンの中間原料であるシクロヘキサノン(アノン)について、愛媛工場(愛媛県新居浜市)にある製造設備(年産10万t)を2024年3月末を目途に停止し、同事業から撤退すると発表した。

 シクロヘキサノンは、国内外で

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ENEOS ミャンマー天然ガス事業撤退の承認が完了

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2023年4月14日

 ENEOSホールディングスは13日、ミャンマーのイエタグンガス田事業からの撤退について、今月12日付で同国政府の承認手続きが完了したと発表した。これにより同社は、同国での石油・天然ガス開発事業から撤退した。

 イエタグンガス田事業は、

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三菱ケミカル メディカゴ社の事業撤退、ワクチン商用化断念

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2023年2月6日

 三菱ケミカルグループは3日、グループ会社である田辺三菱製薬の100%連結子会社メディカゴ社(カナダ・ケベック市)について、新型コロナウイルス感染症の予防を適応として開発を進めていたVLPワクチン「COVIFENZ」など全事業から撤退すると発表した。

 メディカゴ社は、

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住友化学 カプロラクタム事業から撤退、事業環境が悪化

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2022年4月19日

 住友化学は15日、愛媛工場(愛媛県新居浜市)にあるナイロンの原料となるカプロラクタム(CPL)の製造設備を、今年10月をめどに停止し、同事業から撤退すると発表した。

 同社は、1965年に

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出光興産 アクリル酸製品事業から撤退、事業環境が悪化

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2022年4月11日

 出光興産は8日、アクリル酸およびアクリル酸ブチル事業(アクリル酸製品事業)から撤退することを決定したと発表した。

 アクリル酸はプロピレンから合成される有機化合物で、

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旭化成 スチレン系特殊透明樹脂、事業撤退を決定

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2021年8月30日

 旭化成は27日、ボトル容器用シュリンクフィルムや食品容器および雑貨などに使われる、スチレン系特殊透明樹脂「アサフレックス」事業からの撤退を決定したと発表した。2023年に製造を終了し、同年9月に販売を終了する予定。

 同社は、1982年に川崎工場(現・製造統括本部川崎製造所)を拠点に同事業の生産を開始し、これまで約39年間にわたり、国内外の顧客へ製品を供給してきた。しかし、近年は主要市場の不透明性の高まりといった外部環境による事業損益の悪化を受け、将来的に拡大戦略を描くことが難しいと判断した。

 同社は中期経営計画に基づき、事業ポートフォリオ転換を通じてサステナブルで高付加価値型事業の集合体となることを目指している。①高い収益性、②高い市場成長率、③注力分野、④持続可能な社会との親和、といった4つの判断軸に従って、経営資源の優先投入や再配分を進めることで事業ポートフォリオの転換を図っている。同事業についても、この4つの判断軸に照らして事業内容を精査した結果、撤退の決定に至った。

 同社は今後、同事業の経営資源を他の注力事業へ投入し、より一層サステナブルで高付加価値型事業の集合体となることを目指していく。

旭化成 アクリルラテックスと光触媒塗料の事業から撤退

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2021年5月14日

 旭化成はこのほど、アクリルラテックス「ポリデュレックス」「ポリトロン」事業と光触媒塗料「デュラ光」事業からの撤退および両事業の製造拠点である和歌山工場の閉鎖を決定したと発表した。2022年4月末に生産を終了し、同年10月末の販売終了を予定している。

 アクリルラテックス事業は、1970年に和歌山工場で生産を開始し、これまで約51年間にわたり国内外の顧客へ製品を提供。一方、光触媒塗料事業は、2009年に同工場で生産を開始し、約12年間にわたり製品を提供してきた。しかし、主に国内市場の需要減少などにより両事業ともに販売量が減少し、近年は収益性の低下も課題となっていた。

 市場環境の厳しさがさらに増す中で、同社は事業継続に向けたあらゆる努力を続けてきたものの、将来的に拡大戦略を描くことが難しいと判断し、今回、両事業からの撤退、製造拠点である和歌山工場の閉鎖を決定した。

 同社は中期経営計画において、「高い収益貢献」「高い市場成長率」「価値提供注力分野」「持続可能な社会との親和」の四つの判断軸に基づいて経営資源配分を行い事業ポートフォリオの転換を図っている。今後は同事業に投入していた経営資源を他の注力事業へ振り向けていく考えだ。

デンカ EVAエマルジョン事業などからの撤退を決定

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2019年11月18日

 デンカは15日、酢酸ビニル‐エチレン系共重合(EVA)エマルジョン事業と、酢酸ビニル樹脂事業からの撤退を決定したと発表した。経営計画「Denka Value‐Up」の成長戦略の下で進める「事業ポートフォリオの変革/コモディティー事業の位置付け再定義」の一環。

 両事業ともに1970年代から生産・販売し、コストダウンなどの諸施策を講じてきた。しかし、市場環境の変化が進む中、事業継続が可能な収益を安定的に確保すること困難と判断し、今回の決定に至った。

 EVAエマルジョンは千葉工場(千葉県市原市)で生産し、「デンカEVAテックス」の製品名で販売してきた。主な用途は建材・木工用接着剤や各種塗料など。再来年8月末で生産を終え、12月末で販売を終了する。

 一方、酢酸ビニル樹脂は青海工場(新潟県糸魚川市)で生産し、「サクノール」「デンカASR」「デンカメルト」の製品名で展開してきた。主な用途は建材用接着剤やFRP収縮防止剤など。来年9月末に生産を終え、再来年3月末で販売終了となる。

 同社は「Denka Value‐Up」で、2022年度の営業利益に占めるスペシャリティー化率90%を目標に掲げている。今回の事業撤退に伴い、製造人員の成長領域への最適配置を含め、高機能エラストマーや高機能樹脂のさらなるスペシャリティー化を目指す。