ENEOS 島根のガス2事業者にCN‐LNG供給開始

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2021年12月13日

松江市ガス局のカーボンニュートラルLNG供給証明書の受け渡しの様子。(写真左から)松江市の溝武副市長、同市ガス局の山内局長、ENEOSの冨士元ガス事業部長、同社の野地天然ガス販売グループマネージャー、同社キャラクターのエネゴリくん

 ENEOSはこのほど、インドネシアなどで行う海外の森林保全プロジェクト由来のCO2クレジットを活用し、CO2を実質的に排出しないカーボンニュートラルLNG(CN‐LNG)を同社として初めて販売開始するとともに、松江市ガス局(島根県松江市)、出雲ガス(同県出雲市)と売買契約を締結し、供給を開始した。CN‐LNGは、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生するCO2を相殺し実質ゼロとするもの。

出雲ガスのカーボンニュートラルLNG供給証明書の受け渡しの様子。(写真左から)出雲ガスの森山会長、同社の森山社長、ENEOSの冨士元ガス事業部長、同社キャラクターのエネゴリくん

 ENEOSは、松江市ガス局と出雲ガスの、都市ガス製造設備や事務所のガス空調などで使用される都市ガスに向け、ENEOSのLNG基地からCN‐LNGを供給し、利用者のCO2排出量削減に貢献していく考えだ。

 今回の契約に基づき、松江市ガス局と出雲ガスはいずれも各者が使用する1年分相当のCN‐LNG受け入れを予定しており、松江市ガス局は約86t、出雲ガスは約90tのCO2排出量削減効果を想定している。

 ENEOSは今後も、国内で出資・運営するLNG基地(釧路、八戸、水島)を中心に、脱炭素の推進に取り組む顧客ニーズに合わせてCN‐LNGを供給することで、顧客とともに地球規模での温室効果ガス排出量削減への貢献を目指す。

太陽石油 SS向けにカーケアサポートプログラムを開催

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2021年12月10日

 太陽石油はこのほど、系列サービスステーション(SS)向けのカーケアサポートプログラムである「SOLATOメンテナンスプログラム」の一環として、オンラインセミナーを開催した。2日にわたって実施され、合計230人が参加している。

 今年度は、車両整備関連の法改正に関する「特定整備認証対策」「車両法改正の背景を知る」の2つのテーマを取り上げ、最新の情報や今後の展望などについて専任講師がオンラインにて解説した。

 同社は今後も、同プログラムにおいて、系列SSにおけるカーケアに関する知識・技術情報のサポートをしていく。

出光興産 ふるさとプロジェクトを富山の小学校で開催

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2021年12月10日

 出光興産はこのほど、高山市立東小学校(岐阜県)で和楽器の演奏・体験学習と桜の植樹式を行う、第15回「ふるさとプロジェクト」を開催した。

ふるさとプロジェクト 和楽器の演奏鑑賞

 「ふるさとプロジェクト」は、次世代を担う若者の挑戦・成長・能力発揮の支援を目的として、和楽器奏者による演奏・体験学習と植樹式を行うプロジェクトで、2018年から全国各地の小学校で開催している。

 コロナ禍のため約2年ぶりの開催となった今回は、同社が超小型EVを活用したカーシェアリングの実証実験を行っている岐阜県高山市の東小学校で開催。382人の児童が和楽器演奏を鑑賞し、6年生59人が桜の植樹式に参加した。

 和楽器の演奏鑑賞では、曲に合わせて手拍子をしたり、体でリズムを取ったりと全身で和楽器の音を楽しむ姿や、植樹式後には「当番を決めて水やりをしようね」と話しながら桜の木を眺める児童の姿が見られた。

 同社は、今後も同プロジェクトの活動を通じて小学生に日本の伝統文化を体験する機会を提供し、次世代育成と文化振興、地域貢献に取り組んでいく。

三菱ケミカル・クリンスイ LINE公式アカウント開設

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2021年12月10日

LINE公式アカウント

 三菱ケミカルのグループ会社である三菱ケミカル・クリンスイはこのほど、「Cleansui」LINE公式アカウントを開設した。ユーザーとの直接的なコミュニケーションの機会を創出することで、様々なサービスの向上を計っている。

 LINEは、国内に8900万人のユーザー(9月末時点)、10~60代まで幅広い世代をカバーし、すでに生活インフラとして定着。個人情報不要で登録が可能、ユーザーが企業アカウントから情報を受け取ることも一般化している。これまで、クリンスイの浄水器製品を使用しているユーザーからは、「カートリッジの交換時期を教えてくれる機能」へのニーズの声が多数寄せられていた。

 同社は、浄水器本体に「お知らせ機能」を搭載した商品を充実させるほか、ハガキ、HPのフォームからの登録者へ、交換時期を知らせるなど各種サービスを行なってきたが、今回、日常に寄り添うLINEのサービスを活用しながら、ユーザーにとってストレスの少ないコミュニケーションを通してさらなるサービスの構築を図る。

 具体的には、カートリッジの交換時期を個別にお知らせ(浄水器分野全商品対象)、新商品やキャンペーン・イベント情報の配信、オフィシャルウェブサイトやSNSなどと連動した水にまつわるインタビューやコラムの掲載、など多岐に渡る情報の発信などを行っていく。

東海カーボン 精錬ライニング事業、説明会を開催

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2021年12月10日

買収2社を統合、中国以外で最大サプライヤーに

 東海カーボンはこのほど、アルミ精錬ライニング事業について、事業説明会を行った。説明会には独Tokai COBEX(TCX)のFrank Goede社長が、現地からオンラインで参加している。

 東海カーボンは2018年に独COBEXを買収し同事業に参入。昨年には仏カーボン・サボワ社を買収し、TCXに統合した。同事業は、アルミ精錬用カソードが全体の約70%、高炉用ブロック15%、炭素電極12%、押出材3%で構成。ポーランド(2工場)とフランス(2工場)で製品を製造し、インドや中近東、中国をはじめ世界に供給している。

 Frank社長は「2020年にはこれまで競合だった仏サボワ社を買収したことで、

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昭和電工 組織改正(2022年1月4日)

2021年12月10日

[昭和電工/組織改正](2022年1月4日)▽スタッフ部門組織について、社長直下の準備組織であるグループCXO設置準備室を廃止する。CXO体制を明確にするため、全社組織機構図にCXOの配置を記載する【CFO配下】「経営管理部」と「事業開発部」を新設し、旧戦略企画部内のKPI設定・管理などのFP&A機能を「経営管理部」に、M&A機能を「事業開発部」に移管する【CSO配下】①戦略企画部を廃止する②経営企画部を新設し、旧戦略企画部内の全社戦略・ポートフォリオ戦略の立案を主とする経営企画機能と子会社管理機能を移管する③「ブランド・コミュニケーション部」と「サステナビリティ部」を新設し、旧CSR・総務部内の社内外広報業務を「ブランド・コミュニケーション部」に、CSR関連業務を「サステナビリティ部」に移管する【CRO配下】①CSR・総務部を「総務部」に改称する。CSR関連業務はCSO配下の「ブランド・コミュニケーション部」と「サステナビリティ部」に移管する②「リスクマネジメント部設置準備室」を新設し、両社のリスクマネジメント機能を統合する組織設立の準備を進める③「統合準備室」を新設し、旧戦略企画部内の会社統合推進機能を移管する【CHRO配下】人事部を所管する【CTO配下】研究開発部、知的財産部、融合製品開発研究所を所管する【CMEO/CQO配下】生産技術部、エネルギー・電力部、SPS改革推進部、レスポンシブルケア部、購買・SCM部を所管する【CDO配下】①情報システム部を廃止する②「IT/デジタル戦略部」「サイバーリスク管理部」「ITアプリケーション部」「ITインフラ部」「DX推進部」を新設する【CMO配下】「コーポレートマーケティング部」を新設し、旧戦略企画部内のコーポレートマーケティング室を移管する。それに伴い、旧戦略企画部内の「コーポレートマーケティング室」を廃止する▽産業ガス事業部および基礎化学品事業部関係 社長直下に「産業ガス・基礎化学品事業統合準備室」を新設する▽デバイスソリューション事業部 社長直下の電子機能材プロジェクト、秩父事業所はデバイスソリューション事業部の配下に設置する。

出光興産 「シェル美術賞」のグランプリに福原優太氏を選出

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2021年12月9日

 出光興産はこのほど、「シェル美術賞2021」のグランプリに福原優太氏「無題」を選出し、グランプリを含む受賞作品7点と入選作品46点を決定した。受賞・入選作品は、今月20日まで国立新美術館で開催中の「シェル美術賞展2021」で展示されている。

グランプリ受賞作品 福原優太「無題」

 次代の美術界を担う若手作家を対象とする同美術賞は1956年に創設され、今年で50回目を迎えた。今回は508人の作家から732点の作品応募があり、木村絵理子氏(横浜美術館主任学芸員)、角奈緒子氏(広島市現代美術館学芸員)、桝田倫広氏(東京国立近代美術館主任研究員)、ユアサエボシ氏(画家)の四人が審査員を務めた。

 同社は、今後も同美術賞を通じて若手作家の活躍を支援するとともに、作品発表の機会を積極的に提供していく。

積水化学工業 ESG投資の世界的な株式指標DJSIに選定

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2021年12月9日

 積水化学工業はこのほど、ESG投資の世界的な株式指標であるDJSI(Dow Jones Sustainability Indices)の「World Index」に10年連続で選定された。

DJSIに選定

 DJSIは、金融インデックス開発大手のS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が構成銘柄を選定する指標で、企業の事業活動の持続可能性を評価し、業種ごとに上位の企業を選定する。今回、世界の調査対象企業3400社以上の中から、322社(うち日本企業は35社)が「World Index」に選定された。

 同社は現中期経営計画「Drive 2022」で、持続可能な社会の実現と同社グループの成長の両立を目的とするESG経営を実践し、持続的に社会的価値を創造することを基本戦略に据えている。今後も、さらなる社会課題解決に貢献し、ステークホルダーに信頼され続ける企業であるための取り組みを進めていく。

東ソー 北海道大学が創設した「鈴木章賞」に単独協賛

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2021年12月9日

 東ソーは8日、北海道大学が鈴木章名誉教授の功績を称えるとともに、化学分野の学術進歩を支援する目的で、「鈴木章賞」を創設したことを受け、単独協賛企業として同賞の支援を決定したと発表した。

 2010年にノーベル化学賞を受賞した同大学の鈴木章名誉教授は、2008~2019年にかけて、同社グループの技術アドバイザーを務めた。その間、2017年には「東ソー研究・技術報告」第61巻の巻頭言を執筆するなど、研究開発指導に加えて、同社の情報発信活動(リクルート資料、CSRレポート、共著専門書作成など)に大いに貢献している。

 「鈴木章賞」には2つの賞が設けられ、実験化学分野「Akira Suzuki Award」、および計算(理論)化学・情報科学分野「ICReDD Award」において、化学反応開発に顕著な功績を収めた研究者に授与される。今回、初代「鈴木章賞」の受賞者が決定し、授賞式および受賞講演会が2022年3月12~13日に開催される予定。

 東ソーは、今後も化学分野の技術発展への貢献を続けていく。

東レ マイクロLEDディスプレイ向け材料を開発

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2021年12月9日

装置を含めたソリューション提案、量産化に貢献

 東レは、マイクロLEDディスプレイの実現と性能向上に重要な役割を果たす、LEDチップを高速に配列するための「レーザー転写用材料」、LEDと配線の接合プロセスを簡素化する「接合材料」、およびディスプレイの大型化に寄与する「基板端部配線材料」を、東レエンジニアリングと連携して開発した。マイクロLEDディスプレイに求められる幅広い材料と製造・検査装置を、東レグループとして

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