三井化学の新事業戦略② ライフ&ヘルスケア事業

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2022年2月28日

社内外連携で新事業、農薬・医療中核に第1の柱

 新事業ポートフォリオで第一の収益の柱への成長を目指す「ライフ&ヘルスケア・ソリューション」事業は、従来のヘルスケア領域とフード&パッケージング領域で扱ってきた農薬事業を1つに括る。「当社が得意とする精密有機合成の技術を基盤にシナジーを徹底追求していく」と、橋本修社長がかつて本紙の取材に語ったように期待値は非常に高い。2030年度のコア営業利益目標は900億円。4つの新事業領域の中では最小規模となる21年度の見込み250億円から、260%増の成長を狙う。 

新戦略を説明する,田中本部長=2月16日、オンライン

 同事業の田中久義本部長(4月1日付)は利益計画について、「25年近傍で650億円、30年には900億円と、チャレンジングな目標を設定している。それに併せてROIC(投下資本利益率)も現在の8%から13%まで高めていく」と強調する。「ライフケア」「ウェルネス」「メディカル」の3つ事業領域を軸に、数千億円規模の積極投資を図っていく考えだ。

 「ライフケア」では、

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ハネウェル 米工場のHFO製造能力を2倍に拡張

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2022年2月25日

 ハネウェルはこのほど、バートン・ルージュ工場(米国ルイジアナ州)を拡張し、「ソルスティス ze」の製造能力を2倍に強化すると発表した。

 同製品は、

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ゴールドウイン ポリ乳酸繊維アパレル製品の開発を推進

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2022年2月25日

 ゴールドウインはこのほど、生分解性バイオマスプラスチック「ポリ乳酸(PLA)」を使用した製品開発を推進するため、Bioworks(京都府相楽郡)と資本業務提携を締結した。

 PLAは、サトウキビやトウモロコシを

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エア・リキード 米国に世界最大のバイオメタン生産拠点

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2022年2月25日

 エア・リキードはこのほど、米国に世界最大のバイオメタン生産拠点を建設すると発表した。

 イリノイ州ロックフォードに生産ユニットを新設し、

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大陽日酸 脱炭素化を目指した球状シリカ製造、共同開発

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2022年2月25日

 大陽日酸とアドマテックスはこのほど、酸素燃焼を用いた粉体溶融・球状化システム「セラメルト」とアンモニア燃焼技術を組み合わせ、将来のカーボンニュートラル化を目指した球状シリカ製造技術を共同開発したと発表した。

 「セラメルト」は

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帝人 リサイクル炭素繊維商業化で富士加飾と業務提携

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2022年2月25日

 帝人は24日、リサイクル炭素繊維の商業化に向けて、富士加飾(兵庫県小野市)と業務提携することで合意したと発表した。

 航空機用途や産業用途、スポーツ用途などで幅広く採用されている炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、

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東亞合成 中計最終年度、積極投資と開発に重点

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2022年2月24日

高付加価値製品、第四のビジネスの柱創出を加速

 東亞合成の今期は、中期経営計画「Stage up for the Future」(2020~22年)の最終年度になる。基本方針に将来を支える「第4の柱」事業の創出や研究開発機能の一層強化などを掲げ、高付加価値製品事業の拡大を図っている。 

髙村社長=2月17日、決算説明会にて

 今月17日に開催した決算説明会で、髙村美己志社長は

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ENEOSとブリヂストン 廃タイヤのCRで共同実証

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2022年2月24日

 ENEOSとブリヂストンはこのほど、「使用済みタイヤ(廃ゴム)からの化学品製造技術の開発」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業」に採択されたと発表した。ブリヂストンが

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ハイケム 生分解性プラを資材展開、日本コパックと提携

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2022年2月24日

 ハイケムは22日、日本コパックとの間で、生分解性樹脂を用いた、ハンガーなどの店舗備品、什器、物流機器の用途開発において戦略的提携基本契約を締結したと発表した。

PLA製のハンガー

 今年4月から施行される「プラスチック資源循環促進法」に先んじて、生分解性プラスチック製のハンガーや衣料用カバー、ショッピングバッグなどのアパレル副資材、EC向け資材の市場開拓をスタートさせ、ワンストップでアパレル各社のサステナブルファッションへのニーズに対応できる体制を構築する。

 プラごみ削減とリサイクル促進を目的とした新法では、使い捨てプラの削減として対象製品に

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